音楽(Live/DC)、映画(劇場/DVD)、書籍(主に小説)、日頃使用している写真撮影機器やコンピュータ関連機器のレビュー。
こちらも哲学的なタイトルが付いてますが、まあやっぱり…わからんってことですよね。中身は我々の宇宙がどういう成り立ちでいるのかを分かりやすく説明してくれている現代宇宙論の入門書になっています。哲学的な意味でのなぜ?になると、どうしても人間中心論に行き着くみたいです。多分、物理常数の異なる様々な宇宙が生まれたんでしょうけど、物質が生まれて生物が生まれて知的生命体にまで進化できる宇宙常数の組み合わせがこの宇宙だけだった、ではないかと。
まあ、結局のところ、よくわからんってことになるんでしょうね。多細胞生物の道を選んで、生殖による増殖の道を選んだ結果、多様性を維持して生存確率を高めるのため、年寄りは死なないといけなくなったと。
本書でちょっと面白いと思ったのが、メスの月経が終わった後でも生き続けるのはヒトの他はあまりいない(哺乳類では1種類だけ)らしいです。ヒトの場合は生殖機能がなくなっても、子育ての手伝いとかをするので、生き続けるようになったらしい。ほとんどの哺乳類は、死ぬまで生殖機能が残り続けるみたいですね。まあヒトでも、オスの場合は70代でも子供ができる場合があるから、死ぬまで生殖可能なのかも知れませんが。