Irongear's Reviews and Logs
音楽(Live/DC)、映画(劇場/DVD)、書籍(主に小説)、日頃使用している写真撮影機器やコンピュータ関連機器のレビュー。
2024年8月17日土曜日
書いてはいけない――日本経済墜落の真相 / 森永 卓郎
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書いてはいけない――日本経済墜落の真相 末期癌で余命がないと診断を受けながら、まだ(2024/8/17)ご存命です。 とはいえ、普通なら身の危険を感じて書くことができない日本のタブーに敢えて挑戦されています。 出版を引き受けてくれるところも中々見つからなかったようです。 日本...
古事記の暗号: 太陽の聖軸と隠された古代地図 / 池田 潤
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古事記の暗号: 太陽の聖軸と隠された古代地図 古代の人々が、恐ろしく正確な測量技術を持っていたことは間違いないのですが、どうやって測量をしたのが全く伝わっていないので、謎なのですよね。 文献で、測量の仕方とか、どこそこを測量させてその位置に神宮を建てた、みたいな記録が残ってい...
紅の墓標-オッドアイ / 渡辺 裕之
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紅の墓標-オッドアイ (中公文庫 わ 24-9) オッドアイシリーズも第9弾。もうそんなになるのか。 傭兵代理店シリーズと被るキャラとストーリーですがw 今回も大陸の覇権国家の悪事を挫く物語。
奈落で踊れ / 月村 了衛
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奈落で踊れ (朝日文庫) バブル末期にあった霞ヶ関のスキャンダルを元にした小説ですが、どこまでが史実で、どこからか虚実なのか…。 何年か前に社会問題になった、官庁の文書改竄問題。 それを利用した内部不正の断罪。 日本の官庁には、自浄能力がないので、不正は闇から闇に葬られてしま...
白日 / 月村 了衛
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白日 (角川文庫) 自社で進めるプロジェクトを推進するべき役員が、実はそのウロジェクトの核心に差別的な気持ちを抱いていた。 世の中に広めようとするものを、自分の家族が使おうとすると大反対する。 そういう例は、日本でも世界でも結構あるんじゃないかと思います。 建前と本音は別。仕...
英龍伝 / 佐々木 譲
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英龍伝 (毎日文庫) 伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍が居たから、幕末の日本は英米諸国の植民地にならずに済んだ、と言っていい英雄です。 そんな英雄が「知られざる」という形容詞で語られるのは、日本の歴史教育が如何にお粗末なものであるかを示していると言っていいでしょう。 その有能...
古代中国王朝史の誕生 ――歴史はどう記述されてきたか / 佐藤 信弥
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古代中国王朝史の誕生 ――歴史はどう記述されてきたか (ちくま新書 1771) 王朝史というものが、どのように作られてきたかを研究したものです。 各王朝史の解説ではありません。 そもそも漢字しかない世界で、漢文を習い覚え使いこなすというのは大変なことなのですが、そのせいか古い...
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