2005年6月2日木曜日

逆説のアジア史紀行 / 逆説の日本史 12近世暁光編

小学館刊 井沢 元彦 著
小説家が書いた本だからか、歴史のコーナーではなく、歴史小説のコーナーに、両刊とも置かれていました。なんかなぁ。
「逆説のアジア史紀行」は、要は中国政府と韓国政府が日本について嘘ばかりついているかを証明した本です。
中国の人達は、政府のことなど全く信用していなくて、官発行の人民日報の書いてあることなど誰も信用しないそうなのですが、こと日本に対することとなると政府のいうことを信用するようです(苦笑)大体、中国政府が大々的な記念館まで作って騒ぎ立てるということは、そもそもそれが嘘だからですよ。本当のことだったら、あんなに巨費を投じて記念館を作って大々的に宣伝する必要など何もありません。
まあそういうのは、中国政府だけではなく日本政府もやってるんですけどね。長良川の問題など、政府が豪勢な建物を建てて、いかに必要であるかということを説明している。矢作俊彦氏が、これについて「政府の役人がここまで丁重に自分達の正当性を説明するのは、それが嘘だという何よりの証拠だ」と看破していたことがありますが、役人というのは世界中どこでも同じなんでしょうね。


2005年5月29日日曜日

AGFA FOTO破産

ここ数年、室内撮影ではAGFAのCT Precisa 100をメインに使っており、またRSX-II 50/100も使っています。
2週間ほど前にヨドバシカメラにフィルムを買いに行ったときに、RSX-IIが製造中止で在庫限りというので、RSX-IIIが近々出るのかなと思いながら、135と120を少し買ってきていたのですが、なんとAGFA FOTOは破産したとのニュースが飛び込んできました。


欧米では破産=事業廃止ではないので、会社更生法の元に立ち直る可能性はあるのですが、いずれにしても銀塩フィルム製造に関しては希望は持てそうにありません。
どうも私が気に入ったものは(フィルムに限らず)、世の中では人気がなく売れずに消えていくものが多いです。
CT Precisaもなくなると、また室内用のフィルムに何を使うか困ってしまうなぁ。取り敢えずはE100VSでいくしかないけど、これは室内で撮るには赤が強すぎるし、E100Gだとコントラストが柔らかくなりすぎるし、富士のフィルムはハイライトシャドーが突然切れるので使い物にならないし...。
コダクロームならコントラストも色もいいのだけど、乳剤と現像のバラ付きでコンディションが変わりやすく(とはいえ5年ほど前に現像プロセスが変わってからは安定しているみたいだけど)気難しいので、使うのにも気合いが必要だし。そもそもコダクロームも後何年製造が続くことやら。
そうそう、世界で唯一のリバーサル・モノクロフィルムSCALAもなくなってしまうんでしょうねぇ。本当に困った。

【BMW雑記帳】今月の雑誌

ル・ボランが、M6の登場に合わせて、Mシリーズの特集をしています。
他の雑誌でもM6を中心とした特集や記事が目立ちますが、逆にいえば今月のBMWネタはそれくらいしかないです。
AUTO CARのスクープ記事で、E90 3シリーズにTurboモデルの335iというのが追加されるというのがあります。これは次期M3がV8 4Lの400馬力になることから、330iとの間が空きすぎるので、それを埋めるためだとか。
また逆に1シリーズのM版は、130iが登場することでお流れになった可能性が大です。けどできれば2〜2.4Lくらいの4気筒で、1万rpmくらい回るのを乗せた1シリーズを出してくれればなぁ。
いや、出たら出たで「このエンジンを家の318tiに乗せられないかなぁ」などと考えてしまいそうですが。