末期癌で余命がないと診断を受けながら、まだ(2024/8/17)ご存命です。
とはいえ、普通なら身の危険を感じて書くことができない日本のタブーに敢えて挑戦されています。
出版を引き受けてくれるところも中々見つからなかったようです。
日本政府官僚の出鱈目さは、本当にどうにもこうにもなりません。
2024年8月17日土曜日
書いてはいけない――日本経済墜落の真相 / 森永 卓郎
古事記の暗号: 太陽の聖軸と隠された古代地図 / 池田 潤
古代の人々が、恐ろしく正確な測量技術を持っていたことは間違いないのですが、どうやって測量をしたのが全く伝わっていないので、謎なのですよね。
文献で、測量の仕方とか、どこそこを測量させてその位置に神宮を建てた、みたいな記録が残っていればいいのですが、そういう記録があったという話は全く出てきません。
記録がないので、日本の歴史学会では、古代日本に正確な測量技術があったはずがない、ということになっており、ここで語られていることも「単なる偶然」で終わりなんですよね。
奈落で踊れ / 月村 了衛
バブル末期にあった霞ヶ関のスキャンダルを元にした小説ですが、どこまでが史実で、どこからか虚実なのか…。
何年か前に社会問題になった、官庁の文書改竄問題。
それを利用した内部不正の断罪。
日本の官庁には、自浄能力がないので、不正は闇から闇に葬られてしまうのです。
それを防ごうとするとなると…(以下ネタバレになるので略
白日 / 月村 了衛
自社で進めるプロジェクトを推進するべき役員が、実はそのウロジェクトの核心に差別的な気持ちを抱いていた。
世の中に広めようとするものを、自分の家族が使おうとすると大反対する。
そういう例は、日本でも世界でも結構あるんじゃないかと思います。
建前と本音は別。仕事と家族は別。
英龍伝 / 佐々木 譲
伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍が居たから、幕末の日本は英米諸国の植民地にならずに済んだ、と言っていい英雄です。
そんな英雄が「知られざる」という形容詞で語られるのは、日本の歴史教育が如何にお粗末なものであるかを示していると言っていいでしょう。
その有能さを幕閣から認められるも、数々の無理難題を一身に背負い込まされ、幕府の人材不足のツケを払わされた形に終始する。
今の日本の政治もそうですが、本当に人がいないですよねぇ。
古代中国王朝史の誕生 ――歴史はどう記述されてきたか / 佐藤 信弥
古代中国王朝史の誕生 ――歴史はどう記述されてきたか (ちくま新書 1771)
王朝史というものが、どのように作られてきたかを研究したものです。
各王朝史の解説ではありません。
そもそも漢字しかない世界で、漢文を習い覚え使いこなすというのは大変なことなのですが、そのせいか古い詩史のコピペで誤魔化している部分も多いみたいですね。
何故か日本の歴史学界では、中国の王朝史は絶対的なもので、100%完全に信用できるという妄想に取り憑かれている人が殆どですが…たまには専門外の研究報告も読みましょうよ。
植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略 / 田中 修, 丹治 邦和
植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略 (幻冬舎新書)
天敵から身を守るために毒はあるのですが、毒と薬は紙一重で量の多寡で薬にも毒にもなります。
実際我々が普段食べている植物は、大体毒を多かれ少なかれ持っているわけで、それを無害化するために水にさらしたり熱をかけたり他の植物と組み合わせて中和したり発酵で無毒化したりして、食べられるようにしているわけ。
2024年8月16日金曜日
知能侵蝕 (1 /2) / 林 譲治
3がもう発刊されているな。早く買いに行かねば。
ファーストコンタクトを題材にしたSFシリーズ開始です。
林氏の作品は全部読んでいるわけではないですが、読んだ範囲では、非常に緻密に未知のことに対して考察を行なっており、頭の中で条件を色々と変えてのシミュレーションを徹底的に行なっているのではないだろうか?という気がします。
政府は、新たな行動計画とやらを立てる時には、間抜けな霞ヶ関に頼るのではなく、林氏のような人を集めてやるべきですよ。
消えゆくメディアの「歴史と犯罪」 / 門田 隆将, 井沢 元彦
最近やっと朝日新聞を筆頭に新聞各社の報道が、如何に出鱈目なものであるか、若い世代を中心に認識されるようになって来ましたが、まだまだ新聞紙の信頼性を疑わない世代が多いです。
テレビ報道もそうですが、新聞報道という名のフェイクニュースで、日本という国がどれだけ国益を損ねているかを知って欲しいです。
そして、そういう出鱈目な報道を行った新聞社幹部は、全員責任を取って、世界中に間違った報道の訂正と詫びを入れに回るべきです。
とはいえ、共産主義に洗脳された工作員は、絶対にこういうことは認めないでしょうけど。
地球46億年 物質大循環 地球は巨大な熱機関である / 月村 勝宏
地球46億年 物質大循環 地球は巨大な熱機関である (ブルーバックス B 2251)
地球は生きていると言われますが、そのダイナミックな活動を知ると、生き物のように思えてきます。
太陽系の星々の中で、なぜ地球だけがこんなに活発な活動を続けているのか不思議ですが、この活動のお陰で我々は生かされているのですよね。
多元宇宙(マルチバース)論集中講義 / 野村 泰紀
ビッグバンの時に生まれたのは、我々の宇宙だけではなく、ちょっとずつ物理定数の違う様々な宇宙が生まれたとする理論です。
概念としてはあっても、確かめることができないんですよね。
超ひも理論への反論に「実験して確かめられないものは理論ではない」というのがあるのですが、それから行くと本説も理論にはなってないということになるのですが。
宇宙観測の結果からの推測だから、仮説以前の仮説というところでしょうか。
宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在 / 戸谷 友則
宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在 (ブルーバックス)
地球でどのようなプロセスを経て生命が誕生したのか、未だによく解ってないのですよね。
なので、こういう問答は、科学的な解説から始まっても、最後は哲学っぽいこんにゃく問答に終わってしまうのでした。
あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション / ブルーバックス探検隊, 産業技術総合研究所
あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション (ブルーバックス)
産業技術総合研究所で研究中の技術を紹介しています。
日本にはこんな凄い技術があるんだぞ!ということですが、それが実用化され日本の国力を高めるところまで持っていけないというのが、今の日本の現状なんですよね。
欧米なら、研究所の研究員が特許取って、起業して、応用製品を生み出して、一躍大金持ちにという流れになるのですが。
今の日本では、某大陸の泥棒国家にノウハウ盗まれて、って流ればかりなんですよねぇ。
もう一つの「幕末史」 / 半藤 一利
歴史というものは、勝った側の都合いいように書き換えられるのが、常識です。
幕末の歴史は、薩長の都合に合わせて作られた歴史でもあります。
その裏側を暴こうという試み。
氏の説が正しいとも限りませんが、我々が教えられてきた歴史が正しいわけでもありません。
2024年8月15日木曜日
化石に眠るDNA-絶滅動物は復活するか / 更科 功
化石に眠るDNA-絶滅動物は復活するか (中公新書 2793)
化石からDNAを取り出して、解析をする研究をされている方による解説書です。
まあ要するに、ジェラシックパークは実現可能か?ってことを解説されているわけですね。
今のところ見込みは薄いようですが、科学の進歩は果てしないですからね。
アマテラスの暗号(上/下)/ 伊勢谷 武
どこかで読んだ気がするなと思ったら、単行本をKindle Unlimitedで読んでました。
加筆修正されているので、単行本そのまんまではないですが。
この結論は、氏独自の見解と書かれてますが、関祐二氏が同じような説をかなり前から唱えていると思うのですが、どこか違うところがあるのかな?
日本の神話や神社の形式・儀式に、古代ユダヤ教の影響が見られるのは間違いのないことです。
ただ、私個人的には、ユダヤ教を取り入れたわけではなく、仏教を取り入れたのと同じく、怨霊鎮魂の手法として古代ユダヤの儀式を取り入れたのではないか?というふうに考えています。
日本の寺や墓を見て、古代日本にはインド人が大勢来ていたに違いない!という人はいないですよね。
アマテラス解体新書 / 岡本佳之
古事記に記されている内容が、ユダヤ神話や東南アジア各地の神話に酷似しているというのは、かなり前から言われてましたし、天皇の行う儀式の元が古代エジプトやシュメールの儀式が伝わったものという説もあります。
それを考えると、本書に書かれているようなことは、非常に納得行くことです。
共産主義者の歴史学者さん達はダンマリを決め込んでいますが、古代日本は世界から多くの物、書物、人が流れ込んできており、古事記/日本書紀が成立する以前に、西洋の古代文明も流れ込んできています。
(正倉院に納められた貴重な宝物を見れば明らか)
縄文時代を解き明かす──考古学の新たな挑戦 / 阿部 芳郎 編著
縄文時代を解き明かす──考古学の新たな挑戦105 (岩波ジュニア新書 982)
縄文時代を研究している複数の研究者による、最新の研究成果の解説書です。
まだまだ分からないことが多いですが、縄文時代の謎が少しずつ解き明かされていっているようです。
縄文時代は大規模な戦いのない、広範囲な交易を平和に行なっていたらしいので、その仕組みが解明され、世界に平和な縄文文化が広まるといいのですが。
嶋左近の関ヶ原 / 近衛 龍春
「三成に過ぎたるもの、佐和山の城に、嶋の左近」と謳われた「鬼の左近」の物語。
未だに、この闘将が傍に控えながら、武闘派連中を引き込めなかったのかが理解できないんですよ。
言われるほど有能な武将ではなかったのか、或いは三成が人使いに関してはまるっきりの無能だったのか。雰囲気的には、三成が自分のやり方を諫言して貰うために、嶋左近を雇ったけど、いざ言われてみたら全然聴く気にならなくて、全然役に立たなかったのかなという感じ。
まあ聞くだけは聞くけど、聞くだけで終わるどこかの首相みたいな?
非弁護人 / 月村 了衛
月村氏は、経歴を見る限りでは警察とか検察に関わる職業だったようには書かれていないのですが、作品からすると、やたらと警察/検察の裏側に詳しいように感ずるので、やはり元そちら関係の方なのでしょうかね?
日本の検察が行う取り調べは、欧米諸国からは正当な法治国家のやり方とは認めて貰えてませんが、組織の腐敗があっても暴くことができないようになっているので、それも宜なるかな。
逆玉に明日はない / 楡 周平
楡氏がこういうギャグっぽい作品を出すとは、なんか意外な気がします。
常にシリアスに世の中の矛盾を追求している気がしていたのですが。
まあ、日本の遺産相続制度の抜け穴を皮肉った作品ではありますけどね。
2024年8月14日水曜日
変見自在 安倍晋三を葬ったのは誰か / 髙山 正之
週刊新潮の連載コラムをまとめたものです。
週刊新潮はKindle Unlimitedで読めるのだから、そっちで読めばいいのに、コラムをまとめた本だと気が付かずにタイトルだけで買ってしまいました(苦笑
言い方がトランプさんほどではないけど、どうかなぁって感じですが、言われていることそのものは、間違ってないと思います。
未だに共産主義を信奉している人たちの頭の中身って、一体どうなってるんでしょうね?
ソニー デジカメ戦記 もがいてつかんだ「弱者の戦略」 / 山中 浩之
ソニー デジカメ戦記 もがいてつかんだ「弱者の戦略」 単行本(ソフトカバー)
SONYは今やプロやハイアマチュアにも人気なミラーレス一眼のトップメーカーになりましたが、業務用ビデオの雄でありながら「家電屋の作るカメラ」とバカにされていた時期が長くありました。
そういう時代を語った書です。
それにつけても、フルサイズのα7を、もう少し早く出して欲しかったなぁ。
秀長さん / 鞍馬 良
豊臣秀長の名参謀ぶりに、着目したのは堺屋太一氏が初めてだったかと思いますが、今では秀長なしに秀吉の出世はあり得ないことは、世間にも周知されているかと思います。
その秀長さんの生涯を描いた書です。
秀吉が人垂らしと言われてのは有名ですが、その横に秀長がいたから、みんなから信頼されたんじゃないかという気がします。
こういう名参謀がいないと、組織はうまく回らないのだけど、それを理解している人が、果たしてどれだけいるのかなぁ。
琉球警察 / 伊東 潤
戦後、沖縄が米国統治下にあった頃の物語。
伊東氏がこの時代を描くのが、ちょっと意外な気がしましたが…もう歴史になりつつある時代のことなので、そうでもないのか。
戦勝国だからといって、やっていいことと悪いことがあるはずですが、人種差別全盛の頃だから、黄色人種の日本人は人類扱いされていなかったってことなんでしょうね。
時空争奪: 小林泰三SF傑作選 / 小林 泰三
最近やたらと氏の作品が再発刊されているなぁと思いきや、2020年にお亡くなりになっておられて、どうもそのせいで再発刊が進められているらしいです。
独特の発想と世界観は、私には全く想像できないものを提供してくれて、これまで読んだ作品も背筋に冷たいものを感じながらも楽しく読ませて頂いておりました。
本書も短編集ながら、小林ワールド全開です。
謹んでご冥福をお祈り致します。
宇宙の超難問 三体問題 / マウリ・ヴァルトネン, ジョアンナ・アノソヴァ, コンスタンティン・ホルシェヴニコフ
天体の運動を正確に解くには、複数天体の重力が相互に影響し合っているのを解かなければならないのですが、天体3つの場合ですら、現代の数学では解けません。
大人気となった中国産SFのタイトルが「三体」だったので、この問題について世間一般にも認知されるようになりましたね。(もっともそのSFのストーリーには三体問題は殆ど関係ありませんでしたが)
本書はその三体問題の歴史的経緯について解説されています。
結論としては、解くことはまだできない、ってことですけどね。
2024年8月13日火曜日
カリスマフード: 肉・乳・米と日本人 / 畑中 三応子
「何々が健康にいい」「何々が健康に悪い」というのが、昔から流行っては廃りを繰り返していて、私が子供の頃言われていたことと、半世紀過ぎた今では真逆のことが言われています。
そんな話を理性的にまとめて敬意を解説した書です。
最近、「日本人は乳糖耐性遺伝子を持っていないんだから、乳製品は日本人は一切食べちゃ駄目」みたいなことをおっしゃる研究家を自称する方がおられるのですが、日本人の25%は乳糖耐性遺伝子を持ってること知らないで、言われているのでしょうね。
それとも乳糖耐性遺伝子を持っている人は、日本人とは認めないのかな?
ちなみに最近見たネットニュースでは、西欧州白人の1/3くらいの人が乳糖耐性遺伝子を持っておらず、牛乳を飲んでお腹の調子がおかしくなる人達がいることを報道してました。
結局、実は人種に関係ないんじゃね?
まあ、要するに、専門家を称する連中は、殆どが勘違い野郎か、詐欺師ってことですわ。
縄文文明の謎を解く 日本が世界の中心であるこれだけの理由 / 小名木善行
縄文文明の謎を解く 日本が世界の中心であるこれだけの理由 単行本
この本のようなことを主張すると、今の日本でも共産主義の大陸や半島に洗脳された連中から、暗殺されかねないですが、発掘された遺跡から論理的に考えれば、1万年以上前の古代縄文文化の担い手が、世界の中心であった可能性は高いのですけど、理論も論理も通じない連中相手では、どうにもならんですよね。
信長の遺影 安土山図屏風を追え! / 近衛 龍春
信長の遺影 安土山図屏風を追え! (光文社文庫 こ 33-10)
ストーリーの焦点がどこなんだろう?と読みながら思ってしまいました。
屏風を追うことの狙いが、途中でボケてしまった感がして。
沖縄密約 ふたつの嘘 / 諸永 裕司
外交に密約が伴うのは仕方がないことだとは思います。
しかし、相手国の情報公開でバレてしまっているものを、頑なに認めないというのは、どうなんでしょうね?
それ以前に、今の日本のお役所では外交記録文書を永久保存せずに、自分達に都合の悪いものは、さっさと破棄するのでしょうか?
宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学 / 浅田 秀樹
宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学 (ブルーバックス B 2263)
ブラックホールの衝突による重力波検出が話題になりましたが、著者は別の方法での重力波検出を研究されている方です。
宇宙が始まった頃に生じた重力波の検出を目指されており、それにより宇宙の始まりを解明しようとする試みだそうで。
私の知識ベースでは、検出の原理が、残念ながらさっぱり理解できませんでした。
QED 神鹿の棺 / 高田 崇史
茨城県に鹿島神宮、香取神宮という二大神宮が並ぶように鎮座されているのは、歴史に興味を持ち始めた頃から不思議だったんですよね。
近くに短期的に住んでいたことがあるのですが、その頃は日本の歴史には全然興味がなかったこともあって、訪れた事ないのです。
今思えば残念な事で。
その二大神宮に、鹿が飼われているというのは、全然知りませんでした。
そもそも古い神社には、鹿が飼われている或いは嘗ては飼われていたそうで。
鹿というと奈良と諏訪くらいしか思い浮かばなかったのですが。
2024年8月12日月曜日
Invincible Shield / Judas Priest
コロナ禍で閉じ籠り生活になったことは、逆に楽曲を煮詰めて完成度を高めるのに役立ったそうです。
超ベテランバンドの新作が出る度に、もうこれが最後か?という覚悟をもって聴いていますが、Rob様が「奇数は好きではない」と19作目で終わらせない意気込みを、インタビューで答えられていますので、まだまだ聖者の行進は終わらないようです。
Insanium / Whom Gods Destroy
Delek Sherinianの新グループということで買ってみました。
所謂プログレメタルになりますが、テクニカルフレーズゴリゴリの反面、ヴォーカルメロディは割とポップでキャッチーな感じなので、聴きやすいです。
前身となったバンドSons Of Appolo のアルバムも購入しました。
こちらはベースにBilly Sheehan氏が参加。
Psychotic Symphony
MINDPOWERS / 山本 恭司
昨年(2023)10月に発売されていたのですが、メジャーからのリリースではなくインディーズ(というか自主制作か?)でのリリースだったの気がつくのが遅れて、年明けてから慌てて購入。(でもって半年以上経っての今レビュー書いてる)
精力的にライブツアーを行われていますが、恭司さんでもメジャーからCDをリリースできないというのは、今の日本の音楽界はもうどうしようもないんですね。
これだけの素晴らしい楽曲を、例え用のない表現力で演奏するギタリストは、世界的にそういないのに。
真・日本の歴史 / 井沢 元彦
今年はかなりのハイペースで、井沢氏は歴史本を連続的に発刊されてますね。
日本の歴史学会は、敗戦時にGHQが共産主義者を大学教授として大勢取り立てて、一時期は小中学生を教育する教員団体である日教組も共産主義者の巣窟となり、日本の教育はその共産主義者による出鱈目な歴史教育で嘘だらけの歴史を国民に刷り込んで来ました。
井沢氏を始めとする、市井の歴史研究家達が真実を後世に伝えることに力を入れていますが、歴史学会は先輩の教えを一切変えようとはしません。
日本の歴史を知らない人には、是非是非、本書を買って読んで戴きたいと思います。
井沢氏のいうことが100%正しいとは言いませんし、思ってはいませんが、肝心要の部分は間違いないと思います。
日本人は無宗教というけど、なら何故国民の殆どが正月に初詣に行くのか?を考えてみて欲しいです。
自分たちに取って当たり前のことだから、気が付かない、ということは非常に多いのですよ。
十一人の賊軍 / 冲方 丁
映画の脚本を元に書き起こされた小説だそうです。
最近では珍しいかな?人気テレビ番組や映画の小説化というのは、例はありますが、逆の方が多いから、珍しいといえば珍しいですね。
まあ面白かったですが、これを読んで映画を見に行く気になるほどではなかったです。私は。
知れば知るほど闇深い 藤原氏の謎: 鎌足、不比等、そして道長……一族の「シナリオ」とは? / 園田 豪
知れば知るほど闇深い 藤原氏の謎: 鎌足、不比等、そして道長……一族の「シナリオ」とは? (王様文庫 A 108-1)
藤原氏が百済王家の末裔説は、以前にも読んだことがあるのですが、百済国崩壊後に百済王(くだらのこしきに)の氏姓を賜った王家の生き残りが、その後どういう運命を辿ったかを知っていれば、この説があり得ないことは直ぐに分かるはずなのですが…何故か百済の生き残りが中世日本を支配したと言いたい人が後を絶たないようですね。
新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する / 宮沢 孝幸
新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する (PHP新書)
武漢ウィルスが出現した時から、人工的に改変されたウィルスではないか?という噂が絶えなかったのですが、これまで出現した変異体のRNAを解析した結果、やはり人工的に製造されているとしか考えられない証拠が出てきました。
RNAを少しずつ変更して世の中にばら撒き、その効果を試しているとしか考えられない不自然な変異の仕方をしていると。
一体どこの誰が何のために、そのようなことを行なっているのか…。
新しい生物兵器を生み出すための下調べなのか…。