2015年8月25日火曜日

砂星からの訪問者 / 小川一水



これ、かなり面白いです。
他の星系の生命体が地球人と同じ進化形態や社会構造、思考形態をしているはずはないわけで、そういう不可思議な生命体の行動を想像して書き上げるのは、かなり大変な作業なんですよね。
これまでに読んだSF作品で、特にユニークな生命体が登場します。
そんなユニークな生命体とコミュニケーションを取るのが、カメラマン。
こんな時代でも動画ではなく静止画を撮るカメラマンが職業として成立するというのも面白いですが。
ちなみに愛用のカメラはD3X(笑 (もちろん数年前に販売されていたNikonのではなく、未来のカメラですが、Nikonのへのオマージュでしょうね)
これの前編があるっぽいようなストーリーなんだけど、カバーには出てないんだよな。ないのかな?

2015年8月24日月曜日

【くるまのおと】Demioの気になる点 その3 ステアリング

ステアリングは試乗の時から気になっていたのですが、パーキング・スピードでパワステの補正が効き過ぎて軽る過ぎて、つい切り過ぎてしまいます。
これが最近の流行だから仕方がないんでしょうね。
手応えが全くなくて、駐車しようとするときに中立(つまりタイヤがクルマに対して真っ直ぐな)状態が、ステアリングの感触だけでは判らなく、一々目視でステアリング位置を確認する必要があります。
ある程度速度が出て来れば、それなりに重さが増してきて、路面の感触もそれなりに掴めるようになって来るんですけどね。
特に高速ではしっかりとした感触になってくれます。
しかし、FRとFFの違いがあるとはいえ、Roadstarのステアリングの感触と差があるのがちょっと残念です。
EPSなんだし、ATにはSPORTモードがあるんだから、ステアリングにもSPORTモードを付けてくれればいいのにね。

2015年8月23日日曜日

【くるまのおと】Demioの気になる点 その2 エンジンとミッション

私の購入した13SはNAのガソリンエンジンのためディーゼルターボに比べると圧倒的にトルクが小さいので、ミッションの1/2速の減速比が大きく取ることで補っています。
そのため平地では発進したら即2速にシフトアップされます。で、即ロックアップされるようです。
そのシフトアップやロックアップのショックは小さいのですが、エンジンが非常に静かなので、シフトアップするときにわずかにコツンコツンというショックは感じられます。
シフトアップの時はまだいいのですが、停止するときにシフトダウンの時にエンジンブレーキの効き方の変化が、318tiに比べると若干大きいようで、ブレーキを一定の力で踏んでいると、少しだけガクンガクンした感じになるのです。
まあ普通に乗っていて、気が付くかというと、たぶんほとんどの人は気が付かないレベルですけどね。

マニュアルモードで操作すると、シフト操作してから実際にシフトされるまでのタイムラグがちょっとあって、本当のMTを操作するのとは操作感が結構違うので、戸惑います。
またシフトダウンの時に、シフトダウン操作をギリギリまで行わないと、自動的にシフトダウンされてしまい、操作と同時に自動ダウンも入って、一気に2段ダウンしてしまうことがあり、それが起こるとエンジンブレーキが急に掛かってガクンとなってしまうということがあります。
なのでアップはマニュアルで操作しても、ダウンは(少なくとも停止寸前は)自動変速に任せる方がよさそうです。

エンジン自体は非常にスムーズで振動も少なく、踏み込めば一気にレッドまでスムーズに回ってくれます。
アクセルペダルが機械的にスロットルを動かすのではなく、電子操作になっていると思うのですが、そのせいかアクセルの操作に対して1テンポ、エンジンの反応が遅れるように感じます。
キャブレターから電子制御になった時も、間にコンピュータの計算が介在する分(エンジンの回転数回転分)遅れるのですが、それくらいの遅れはまず人の検知能力では感じないので、気になりませんでした。
Drive by wiredと謂われるコンピュータが介在する技術は、元々ジェット戦闘機の操作向けに開発されたものですから、人が検知できるような遅れがあってはいけないのですが、民間用に転用されるとコストダウンもあって、反応時間の短縮はあまり考慮されていないのかも知れません。
どれくらいの人がこの遅れを感じるかというのもあるし、私が感じている反応遅れは、エンジン自体の遅れではなくATの流体コンバータの滑りによる遅れかも知れませんしね。
いずれにしても318tiに比べて、コーナリングの立ち上がりで、アクセルの踏み込みに対してトルクの立ち上がりが遅いので、その分早く踏み込むように癖を直さないといけないのですが、20年近くで付いた癖はなかなか直せませんわ。
#プロのドライバーはこういうクルマごとの反応時間差を、すぐに感じ取って補正できるんですよね。