2012年7月11日水曜日

【NEX-5N】防水ケース



最近は水深1mくらいなら平気なデジタルカメラやデジタルビデオカメラがあって、夏の海撮影にあると便利なんですよね。
かれこれ7〜8年前にLeicaレンズ搭載Panasonicのコンパクトデジカメを買ったときに、防水ケースも買って、撮影機会は少なかったですが重宝しました。
防水デジカメ買おうか、今持っている防水Xactiの新型を買おうかなどと考えつつ、ふとNEX-5Nの防水ケースで安いのが出ていないかとググったら、あっさりとこいつが出て来ました。この春発売開始になったばかりらしいです。

Amazonで2万円だから、この手のものとしてはかなりリーズナブルなのですが、ひょっとしてeBayならもっと安く出てるかもと思って検索したら、中国の業者が送料込みで今のレートで1万円ちょうどくらいで売ってました。
元々中国製だったのね。安いはずだ。
ちょっと危ないかなと思いつつも、評価が高い業者だったので大丈夫だろうと注文したところ、ちゃんと届きました。
中国は上海から送られて来たのに1週間と掛からずに到着。



造りはまあまあ。ちょっと蓋を開けるのが堅いのと、防水グリスがボディ全体に薄く付着していて、ちょいとネタネタするのが気になるけど、まあ仕方がないですね。
まずはカメラを入れる前に水道水をボタン周りにかけて、水が漏れないかをチェック。特に問題なし。
カメラをケースに入れて動作チェックも一応OK。

ボディの入れ方が甘いと、ボタンを操作するところが、微妙に当たりっぱなしになるのが難かな。
撮影中にボタンを操作しようとしても、なかなかうまくいかないけど、撮影自体には影響なし。
どの道、ズームを操作する機構がないので、ボディを入れる前に各種設定とズーム位置を決めておく必要があります。
後は電源ONしてシャッターを切るだけ。
いつものモデルさんのお風呂撮影を、これを使って半ば水中撮影で試してみましたが、ちゃんと撮れました。
1万円だからこんなもんと割り切れば使えます。

ズームできないと厭だという方は、10万円程する日本製防水ケースをどうぞ。

2012年7月8日日曜日

【くるまのおと】DEDICATE TO CARROLL SHELBY



アメリカン・チューナーといえば、キャロル・シェルビーというくらい有名な方ですが、残念ながら5月にお亡くなりになりました。享年89歳。合掌。
その追悼特集をアメリカ車専門誌A-Carがやっていたので、思わず買ってしまいました。この雑誌を買うのは2回目かな?前に買ったときはマスタングベースのシェルビー・コブラ復活記事見て買ったんだと思いますが。

イギリスACカーズの軽量ボディにアメリカンV8を搭載したコブラは、当時としては化け物クルマで、そのボディデザインの格好良さと共に、憬れのマシンでしたね。本号の記事を読むと、元の直6とV8は大きさも重さもほとんど変わらなかったら、換装は差程苦労しなかったそうで。

その後、マスタング・ベースのコブラIIが登場しますが、こちらはバッチチューンでエンジンとかはノーマルのままという記事が当時の雑誌に出ていた覚えがあるのですが、そんなのはシェルビーにとっては黒歴史なのか本号の記事にはこいつは登場していません。でも当時の人気TV番組チャーリーズ・エンジェルでシェリル・ラッド演ずるクリスの愛車がこいつで、そのせいで憧れでしたね。オーナー共々(笑)

最近では、リメイク版のナイトライダーがマスタング・ベースのシェルビーGT500KRが使われています。
この最新のマスタングをベースにしたシェルビーは、色々なバリエーションが用意されており、日本にも正規・並行で輸入されていて、乗り回すことが可能です。
本誌の広告に並行物の価格が出ているのですが、ハイパワー・チューンドがこんなに安くていいのか?と不思議になる値段で出てますよ。一瞬中古かと思ったけど、そういうわけでもなさげ。
でもノーマルのマスタングと値段が変わらないというのは、フォードからシェルビーに提供されるベースカーの値段が格安だからなのかも。

2012年7月7日土曜日

歴史を変えた水軍の謎 / 高野澄



前にも似たようなのを読んだときに書きましたが、私の祖先は瀬戸内海の海賊で、そのため瀬戸内を支配した村上水軍を中心とする海賊の歴史に非常に興味があるのです。
あまり語られることがない歴史なので、こういう本は貴重なのですが、私の知りたかった情報については皆無でした。
この本自体は、結構面白かったのですけどね。
まあ、てことは、私の祖先は歴史に残るような活躍を全然してないってことなんでしょうけど。

2012年6月30日土曜日

【くるまのおと】巨匠たちが語るカーデザイン



カーグラなんて買うの何年ぶりだろう。
御大ジョルジェット・ジウジアーロ氏のロングインタビューが掲載されていたので、思わず買ってしまいました。
御大のデザインされた車には、私がデザインを気に入っている車が多いのです。
というかデザインが好きな車で、御大が線を引いたのでないのは、Dino 206/246くらいじゃないかな。
イタルデザインはVWグループ傘下に入ってしまったので、今後御大デザインの車に乗りたかったらVWグループの車に乗るしかないのが、ちょっと残念です。発売されるのは5年以上先になるのでしょうけどね。

それはさておき、Renault MEGANE R.Sのマイナーチェンジ版が7月に日本発売だそうで。
今回は右ハンドルが輸入されるそうです。
LuteciaとTwingoのRS版が輸入された時は右ハンドルで、RSの人が「RSがフランス以外で一番売れているのはイギリスだから、左ハンドル以上に右ハンドルの開発に力を入れている」と語っていたので、Meganeも右ハンドルでと思ったら左でがっかりしたものです。
そして待望の右ハンドルがきたわけですが........残念ながら微妙に内の車庫に入らない。全幅が広いですからねぇ。
LuteciaのRSをもう一度輸入してくれないかなぁ。ボンネットの下部とエンジンヘッドの隙間が数mm足りなくて、日本の新規制に対応できないってのが輸入できなくなった理由ですが。霞ヶ関の連中は役に立たない余計な規制しか作らんよね。

(2012/07/01 00:15追記)
などと書いていたら、Luteciaの新型が9月のパリモーターショーで発表されるとの予告がルノーから合ったという記事が出ていました。
来年の今頃は新型Lutecia RSの発表が出てるのかなぁ。

2012年6月29日金曜日

眠りにつく太陽 ー地球は寒冷化する / 桜井邦朋



二酸化炭素による温暖化が叫ばれて久しいですが、実は21世紀に入ってからは、地球の平均気温の上昇は止まっていて、平衡状態になっているそうです。
ここ4〜5年は大阪では最低気温が30℃を超える熱帯夜になる日がほとんどなく、それ以前の十数年間は30日以上の熱帯夜が続いていたことを思うと、温暖化はどこへ行った?大阪ローカルだけか?と不思議だったのですが、地球全体で温暖化が停止状態であると。

先進国各国の努力が実って二酸化炭素の増加が止まったかというとそんなことはなく、相変わらずのペースで増加を続けているそうな。
二酸化炭素が大気に占める割合って0.3%程度なので、多少増えたからといってそんなに影響があるのか?と不思議でしたが、本書では影響が大きいのは水蒸気と指摘されており、そちらは確かにと納得できます。
実際、二酸化炭素が槍玉に挙げられたのは、科学的な理由と云うよりは、経済的な理由と政治的な理由みたいですしね。

で、本書は太陽の黒点活動と地球の気温の変化について、過去数百年間のデータを基に、推定されています。
今後の太陽の活動がどうなるかは予想する方法がないので、観測データの推移から推測するしかできないのですが、今のデータが示すところでは、むしろ寒冷化に向かっていると。
60年代半ばから70年代後半にかけては、氷河期の到来が近い(21世紀には氷河期に突入して、地球全体が氷で閉ざされる)と予想されており、それを題材にした漫画やTVドラマが数多登場していたものでした。
それが80年代に入ると、一変して、地球の温暖化が叫ばれるようになりました。
理由は単純に、80年前後までは地球の平均気温が下がり続けていて、そこからは逆に上昇してきているからですね。
その上がり下がりの理由なんて、結局誰も判ってないのですけどね。
下がり続けている時期も、二酸化炭素はずっと同じペースで増え続けていて、地球寒冷化の原因は二酸化炭素の増加と云われていたこともあったくらいで。

ここ10年程地球の平均気温が平衡状態なのに、それを誰も言わずに温暖化を叫び続けているかというと、たぶん、企業がそれをネタにして消費者に買い換えを促進する方策が見つからないからでしょうな。

2012年6月28日木曜日

【Android】Android 4.1 SDK Release

というわけで、Google I/OにてJelly BeanことAndroid 4.1が発表され、SDKもReleaseされました。
まあGoogleのやることなので、早速バグってますが。

まずは、EclipseのupdateでADTを最新にします。
ADTのインストール完了後、Eclipseを再起動する必要がありますが、-cleanでの再起動が必要です。
-cleanして再起動しないと、LogCatの画面起動がエラーになって表示されません。
それからSDKのupdateを行います。

EmulatorのAVDを、Jelly Bean用に新規作成します。
起動すると画面が真っ黒(但し、上のステータスバーは表示されている)状態になります。
ステータスバーを下にフリックして、設定画面を表示させ、日本語表示にしたり適当に設定をやってHOMEキー押下すると、普通に表示されるようになります。
この状態まで来れば、次からは正常に表示されます。

ところで、私は"Jelly Beans"と複数形で書いていましたが、固有名詞として使うので"Jelly Bean"と単数形で呼ぶのが正しいみたいです。
でもこのJelly Bean Doroidの画像を見たら、複数形で呼びたくなるけどなぁ。
もっとも日本人にはJelley Beanというよりも、コンタックにしか見えないみたいですが。

2012年6月27日水曜日

ふたり道三 / 宮本昌孝



斎藤道三は一代でのし上がったのではなく、二代掛かって美濃を征服したという説があり、本書はその二代に亘っての生涯を描いたものです。
とはいえ、親の道三と子の道三は親子であることを知らずに...というストーリーなのですが。

道三の号の意は「父は地獄道、母は人道、子は天道の三つの道に住む」ということだそうで。

分厚い文庫本三冊に渡る大作ですが、読み応えあります。
宮本氏らしい作風で、途中からちょっとドタバタしすぎか?と思うところもあったのですが、話が進んでいくとちゃんと伏線になっている手際のよさは相変わらずの巧さです。