2009年9月21日月曜日
バイオニック・ウーマン
'70年代の米国TV番組「バイオニック・ジェミー」(日本では「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」というタイトルで放映されて、「地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル」と共に大人気でした)のリメイクです。
リンゼイ・ワグナー演じるジェミー・ソマーズと、本作でミシェル・ライアン演じるジェイミー・ソマーズとはかなり雰囲気も違うし、設定も違ってます。
(ちなみに役名はどちらもJaime Sommersで同じなのですが、日本語での表記が変更されています)
オリジナル・シリーズはどちらかというとコミカルで明るい雰囲気の中で、シリアスな問題を扱った感じがしますが、本作は端から端までシリアスで、主人公は朝から晩まで悩みを抱えたまま過ごし続けるという苦悩の人生を送る設定になっています。
そのせいか、なんか観ていて楽しめないんですよね。女性の人が主人公に共感したりすると、自分もこういう風に回りから理解されずに不幸だと落ち込んでしまいそうな。
信じていた人に裏切り続けられ、家族には嘘を付いて自分の正体を隠さなければならない。
そういう人生にあなたは耐えられますか?そういう状況でも人は何とか楽しみや希望を見いだして、毎日を生きる努力をしなければならない。そういう教訓のTV番組なんですかねぇ。
ちなみに脚本家のストライキが原因で本作は制作が途中で中断され、そのまま放映中止になったそうなので、話も中途半端なまま終わり。続きのBOXセットもない模様。
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