2010年11月4日木曜日
進化したRAIDファイルサーバー DROBO
従来のRAID5サーバーは、3台または4台のHDDにパリティを分散して書き込み、それによってHDDのどれか1台が故障してもデータは復元できるという仕組みになっています。そのため、3/4台のHDDは全て同じ容量で同じスペックを持っている必要がありました。そのため、進化の激しいHDDにおいては、壊れた時には復旧用のHDDが入手できないという可能性もあったのです。
それに対して、今回購入したDroboは、最大4台のHDDが搭載できますが、2台からRAID5同等のデータ復旧性能を持っていること、各HDDは容量やスペックが異なっていても全く問題ないこと、などが特徴で、容量が足りなくなったら、その時にどれか1台を容量の大きいHDDに入れ替えることで保存容量を増大させることができるという、ファイルサーバー管理をしている人達に取っては、魔法のような機能を持っているのです。
今までにRAID5だと、容量を増やすためには、別途大容量のRAID5 ファイルサーバーを用意して、そっちに丸ごとコピーする以外に手立てはありませんでしから。
というような情報を、ネットニュースと雑誌で読んで、更にTetraStaionに使っていて1TB/2TB HDDと入れ替えた500GB HDDが8台余っているため、これは買って試してみるべきだよなぁ、と思いつつも一番安いので送料込みで4万円を超えてしまうことで、暫く悩んでいたのですが、結局買ってしまいました。
TimeMachine用に500GBのUSB外付けHDDを使用しているのですが、容量が足りなくなって来ているので、それと入れ替えることにしたのです。TimeMachine用のBackupHDDが吹っ飛んで、Backupデータがなくなるのも厭でしたし、ちょうどいいかなと。
USB外付けHDDを、大文字小文字区別付けるジャーナルでフォーマットしていたために、Drobo標準のHFS+フォーマットではコピーできず、ディスクユーティリティでフォーマットをやり直しました。Drobo管理ツールによるフォーマットにしろ、ディスクユーティリティでのフォーマットいしろ、普通実容量1.3GBとなると途轍もなく時間がかかるのですが、ものの数分程度で完了。この辺りはDroboの強みですね。
Macだと高速なFireWire800で接続できるので、USB2の倍くらいの高速転送が可能です。
とはいえ、450GBくらいあったTimeMachineのBackupデータをコピーするのに、半日以上掛かりましたけどね。無事に移行完了で、3ヶ月前のデータが閲覧可能です。
次は残りの500GB HDD 4台を使って、画像とか動画の編集作業用として構築してみようかな。
今のMac miniは、内蔵HDDが320GBなので、ちょっとデータを置くと、すぐに容量が足りなくなるので、小まめにネットワークサーバーへの待避と削除をしなきゃならず、それにかなり時間を取られてしまっているので。
2010/11/05 22:07追記
一番安いのには電源スイッチが付いていません。
FireWireやUSBでホストと連動するようになっています。
FireWire800で接続しているMac miniの電源を落とすと、Droboも自動的にシャットダウンされました。
とはいえ、シャットダウン後も暫くは冷却ファンが回っていて、HDDがある程度冷えてから止まるようです。
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