メンテナンス日記に書きましたが、エンジンオイル、ATF、デフオイルを一気に交換してきました。エンジンオイルに気を使う人は多いですが、ATFやデフオイルまで気を使う人は少ないですね。実際に交換してみれば判りますが、ATFなどは7,000kmでも真っ黒です。デフオイルはあまり黒くはなりませんが、5,000kmくらいで交換しても金属粉がたっぷりと浮いているのが見えます。
エンジンオイルも色々な銘柄やグレードがあるので、どれを選べばいいか迷います。私はあまり安いのは入れないようにしてます。とはいえあまり高いのも懐に響くので入れられませんが(苦笑)。BMW認定のもので、SJグレードの100%化学合成油のものを選んでいます。粘度は低めのものを選んでいます。硬いオイルを入れると、途端にエンジンが回らなくなるので。
いいオイルとよくないオイルの区別は、
1. 交換直後のフィーリングが長持ちするか
2. しばらくエンジンを掛けなかったときのフィーリングがどうなるか
3. 交換前と比べてエンジンの振動が減るか
4. 交換前と比べて高回転域の回り方がスムーズか
等で決めています。
1.は、オイルの性能がどのくらい継続するかに関係します。
2.は、オイルの油膜保持の善し悪しを決めます。これがよくないと数日エンジンを掛けないだけで、油膜が金属壁から剥がれ落ち、金属壁の保護性能がよくないことを意味します。
3.と4.は、油膜の強さに関係します。
他にも色々とオイルの性能に関係する要素はあるのですが、認定オイルを使用している範囲内では、気にしなくともよいと思います。まあ認定オイルのSJグレードで、これらの条件が満足できないオイルはほとんどないと思いますが、これらのチェックポイントで一番高い点を上げられるのが、現在使用しているERGですね。世の中のオイル全部試したわけではないのですけど。