音楽(Live/DC)、映画(劇場/DVD)、書籍(主に小説)、日頃使用している写真撮影機器やコンピュータ関連機器のレビュー。
実在した人物を題材にはしていますが、まああくまで小説なので、実際にはこういうことはなかったでしょう。家康公に影武者がいたという噂は昔からあって、それを題材にした小説や劇画は色々とありますが、側室の一人が影武者をしていたというのは、ちょっと大胆すぎる気がします。
それはさておき、小説としては非常によくできており、楽しんで読めました。近衛氏の小説は、まだあまり読んでいないのですが、時代小説として歴史考証をしっかりと行った上で、読者を騙すのが上手くて、いつも楽しめます。
欧米の白人は、自分達こそ世界の中心、という顔をしていますが、そう言えるような状況になったのは、比較的最近のことで、長らく世界の中心は現在のトルコ辺りの西アジアでした。日本では平和な時代が非常に長く続いて、民族の虐殺など起こらずに、同じ文化を持つ民族だけで歴史を育んで来たので、常に止まらず後退せずに進化を続けてきました。が、世界的に見て、そういう国は他にないんですよね。GHQによって刷り込まれた自虐史観から、いつになったら日本人は抜け出せるのか。