2014年9月13日土曜日

TOKYO QUO / Status Quo



1977年に東京でのライブ音源が日本限定で発売されていたのですが、これが昨年末にCD化され、速攻で売り切れてなくなっていたのです。
今回のCD化に際しては、日本国内だけではなく海外でも発売されていて、中古CD屋さんで輸入盤の方を見つけて買って来たのです。

日本で最も人気があった頃、かつメンバーも脂が乗りきった年代の頃なので、演奏状態は最高です。
驚いたのが、観客の歓声に女性の甲高い声が多かったこと。
Quoみたいな泥臭くて汗臭いバンドは、女性には人気がないと思ってましたが、結構女性ファンいたんですね。
#高校生の時に、Quoのライブへ行った友達から野郎ばかりだったと聞いてたし。

録音状態もよく、Status Quoファンなら買っておくべき1枚です。

烈火のハード・ブギー/ライブ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)

2014年9月12日金曜日

BOTTOM LINE / Sinner



ふらりと立ち寄った中古CD屋さんで見つけてきました。
1995年10月リリースなので、Mat SinnerがPrimal Fearを始める直前くらいのアルバムですね。19年前か...。
AlexがSinnerに加入したのも、本作からのようで、Tom NaumannとMatが曲作りをしているので、VocalがMatなPrimal Fearみたいな雰囲気があります。
私はSinnerよりも先にPrimal Fearを知って、Primal Fearのリーダーがやってる別バンドとしてSinnerを知って、エンド・オブ・サンクチュアリーからアルバムを買うようになったのです。
なので、Primal Fear以前のSinnerを聴くのは初めてなのですが、今まで聴いたどのアルバムよりも本作は「いい!」です。
この後、TommとMatはPrimal Fearを始めて、そちらの方が圧倒的に売れて、活動の中心がPrimal Fearに移っていき、本業だったはずのSinnerの活動が低下してしまった、という様子を想像してしまいます。
ソングライティングにおいて、TomとMatのコンビネーションが強烈だったのが、今ではSinnerからもPrimal FearからもTomが抜けてしまってますからね。

国内盤は廃盤になってますが、輸入盤はまだ入手可能です。
Bottom Line

2014年9月11日木曜日

介護退職 / 楡周平



楡氏の作品を読むのは久しぶりです。
ここしばらく、氏の最新作が文庫化されるのがなかったのですよね。
主人公と同じく年老いた母親がいる私にとって、本書の内容は人ごとではありません。
主人公と違って、母親と遠く離れているわけではなく、同居しているだけマシですが。
故に読んでいくにつれ、一体これをどういう結末に持っていくんだろうか?楡氏のことだから画期的な解決方法を提案してくれるだろうな、と期待しながら読んでいったのですが、結局は極一般的な結論になりました。
親族家族一同が協力し合うです。
この解決方法が自分に適用できるかというと、残念ながらそうでもないので、正直がっかりなんですよね。
父親は暈ける前に癌であっさりと逝ってしまったの、介護の大変さを感じるほどの時間もなかったのですが、この次はどうなることか。

2014年9月10日水曜日

韓国人による沈韓論 / シンシア・リー



韓国人による恥韓論の続編です。
先頃のセウォル号沈没事件のあらましと韓国の現状を重ね合わせて、沈みゆく韓国を論じています。
まあ、色々と呆れかえるようなことばかりの内容になっています。

実は韓国は世界一の捕鯨国なんだそうですが、表向きには韓国は捕鯨をしていないことになってるんですよね。
たまたま間違って網に掛かった鯨が、二千年代になってから4700頭以上いるそうで。

また先頃、韓国の統一選挙がありましたが、『地方選挙の当選者3952人のうち、1418人が1回以上の前科がある』という新聞報道が紹介されています。
兵役を済ませていない人も411人だそうで。
そもそも韓国では法律はあっても、司法がないらしく、まともな判決がない上に、犯罪を犯した側も罪の意識を持たないそうで。

朝鮮戦争時に、韓国政府は共産主義だった(厳密には違うらしいですが)人達を、虐殺しているそうです。
その数ははっきりしていないそうですが、推定で20万人から140万人だとか。
最大の推測値だと東京都民よりも多いですね。

その他にも、韓国政府が隠している残虐な行いが数々書かれています。
が、それでもまだ氷山の一角でしょう。



ところで、現韓国大統領は、ことあるごとに「歴史を忘れた民族に未来はない」と言っているそうですが、自分達のことだと思わない時点で、何をか況んやですね。
彼女の父親は、帝国陸軍士官学校を卒業し、日本帝国陸軍に入隊しています。
士官学校卒ですから、入隊即下士官(少尉)で終戦時は中尉らしいですが...ってことは、東京裁判でいうところの戦犯にあたりますな。
それを判っていて、靖国神社のA級戦犯合祀を非難してるんでしょうかね?
まあ本書によると、理詰めで反論しても全くの無駄だそうなので、勝手に自滅してくれるのを待つしかないようですが。

2014年9月8日月曜日

【ZIESSコラム】Otus 1,4/85 - Apo Planar登場

(公式Blog) Otus 1.4/85: the new world-class lens

ZEISS Otus 1.4/85 The best short tele lens in the world

Data sheet (PDF)

Apo Distagonが一段落したところで、Apo Planarの登場です。
ポートレートレンズと呼ばれる85mmの焦点距離で、背景をブワっと暈かせるF1.4。
みんなが大好きなスペックです。
人気のスペックですが、このスペックでいいレンズというのは、実はあまりなかったりします。

さて今回Carl Zeissが、超高性能レンズの新ブランドの第二弾として、Apo Planarの名前を冠して出してきました。
確か大判用レンズかシネレンズ(映画向け)にあったとは思いますが、35mmフォーマットでは初めて(のはず)。
9群11枚という構成も凄いのですが、内6枚が異常分散レンズで1枚が非球面で通常のレンズが4枚と、通常のガラスよりも異常分散の方が枚数の多いという、桁外れな設計です。
まあApo Distagonの方も、12枚の内6枚が異常分散で1枚が非球面で残り5枚が通常レンズなので、その考え方を引き継いでいるわけですね。
そのせいかMTF特性も、両者共に似たような傾向を示しています。
まあ単純にいうと、あのApo Distagonの映りが85mmでも愉しめるということなんでしょうね。

フローティング方式になっているので、近接でも性能低下はないようで、Data Sheetには近接でのMTFも掲載されています。
これまで近接のMTF特性なんて、マクロレンズでしか公開されていなかったのですが、それだけ性能に自信があるということでしょうか。

さて、問題はお値段ですが、3,360.50EUR、4490USDということなので、日本だと45万円前後ですね。
55/1.4よりちょいと高いという感じですか.......  (_ _;;;;;;; 無理。買えない。
SIGMAがARTシリーズで、これに匹敵するレンズを発売してくれることを祈ることにします。