2008年5月31日土曜日

COBRA ザ・サイコガン / 寺沢武一



COBRA 30周年記念で、OVAが製作中なのだそうですが、その原作が本作です。OVAに合わせて1部ストーリを変更しているとのこと。私はオリジナルの連載の方は見損ねているので、どこが変わったかは判らないのですが、冒頭部分が加筆されたということです。
また雑誌に掲載された時から、全ページがカラー化されていたのは本作が初めてとのこと。
コブラの面白さは、本作でも全く変わらず、そのままです。

COBRA ザ・サイコガン 後編 (MFコミックス)


2008年5月30日金曜日

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者 / ジョージ G.スピーロ



位相幾何学の基礎を築いたポアンカレが予想した仮定を証明するために奮闘した数学者達のノン・フィクション・ドキュメントです。
「フェルマーの最終定理に並ぶ謎、ポアンカレ予想が証明された」という帯を付けた本が、半年くらい前から何冊か並べられているのを見て、聞いたことないけどどういうものなんだろうか?と疑問に思い、興味を惹かれて買って見ました。
仕事仲間の若いのが数学科の院卒なので「ポアンカレ予想って何?」と尋ねたのですが、彼も知りませんでした。最近の数学は分野が細分化されているので、位相幾何学とは分野違いだと、数学を専門に勉強している人でも知らなかったりするのですね。門外漢の私が知らないのも無理はないと。

本書は数学の解説書ではなく、証明に関わった数学者達の歴史書ですので、数学が判らない方でも楽しめる...かな?少しだけポアンカレ予想というのはどういうものかという説明があるのですが、私にはさっぱり判りませんでした。「1点に凝縮可能な三次元体は球である」って判ります?

ちょっと興味を惹いたのが、証明を試みている中で「5次元以上の空間では紐が結べない」ことが証明されたということ。この世が3次元なのは、このせいではないかと。


EPSON Print Plug-in for Photoshop

今年3月のPIE開催直前に、EPSONからレイアウトを簡単かつ柔軟にできるPrint Plug-in for Photoshopがリリースされました。無償で使用できるのですが、Adobe Photoshopを持っていないと使えません。Elementでも使えるようです。
別途、有償で単体で動作するものもリリースされていますので、Phtoshopを買いたくない方はそちらを購入するといいかも。

さて、今まではPhotoshopでレイアウトを決めてプリントしていたのですが、EPSONの場合、ふちなし印刷にすると、ふちありの領域に相当する画像が微妙に拡大されてふちなしになってしまうのです。これだとせっかく印刷時のdpiを計算して、リサイズしている意味が全くありません。
ふちなしの用紙領域きっちりにプリントするようにできないかと悩んでいたところ、このソフトが発表されました。PIEで説明を聞いた感じでは、これを使えばいけそうです。
で、すぐにインストールはして起動も確認はしていたのですが、Spyder3の入手に時間が掛かったため、今まで実際の印刷はしていなかったのです。やっと試したのですが、ばっちりとふちなしで狙い通りの範囲を印刷することができました。
レイアウトサイズに合わせた拡大縮小と印刷のためのシャープネスは、このソフトにお任せにしたのですが、結構いい感じに仕上がっています。レイアウトがマウスで簡単に設定できるのはいいですね。Photoshopだとレイアウトの自由度がないに等しいので、これは非常にありがたいです。
Spyder3で生成したicmも、何の問題もなく使えて、カラーマネージメントされたプリント結果を得ることができました。
これはお勧めです。

一つだけ問題があるとすれば、プリンタの電源を入れていないと、恐ろしく起動に時間が掛かることでしょうね。プリンタとの接続確認をしているようで、プリンタが起動してれば、サクっと立ち上がりますけどね。


2008年5月29日木曜日

Last Live / Thin Lizzy



「やせっぽちのリジー」というバンド名は一体どうゆう理由で付けたのだろうか?バンド名からは想像できない、スピーディーで乗りのいいカッコいいRock'n' Rollを聴かせてくれるThin Lizzyのライブアルバムです。
1箇所でのライブ収録ではなく、色々な会場での演奏を編集したものらしいですが、歴代のギタリストが勢揃いしているということで、お宝的な音源でしょう。
Thin Lizzyは好きなバンドなのですが、何故かスタジオ録音のアルバムを買ったことがない(笑)。買ったThin Lizzyのアルバムは全てライブアルバムです。彼らが本物のRock'n' Roll Bandであるせいですかね?意識してライブアルバムしか買ってないわけではないのですが。

元々は1983年(つまり25年前)に発売されて、1998年(10年前だ!)にCD化されています。今回買ったのは、10年間売れずに残っていたCDらしいです(爆)。行き付けのCD屋さんで、ライブアルバム特集コーナーが設けられていて、適当に何枚か選んで買って来たのですけど。
25年前のライブアルバムですが、ロック・スタンダードともいうべき名曲のオンパレード。久しぶりに "Still in love with you" (邦題は「それでも君を」で、直訳すれば「今でも君との愛に生きている」)を聴いたけど、泣けてきます。

2008年5月28日水曜日

Please Don't Leave Me / John Sykes



これもSHM-CD(Super High Material CD)として並んでいた中で、Sykesという以外は何も考えずに買ったのですが、これって幻のEP録音を含んだ、貴重な音源なんだそうです。
アルバムタイトルである"Please Don't Leave Me"は、Pretty Maidsのカヴァーで有名(というよりも世間一般の人はPretty Maids=Please Don't Leave Meと思ってる)なのですが、オリジナルはJohn SykesとPhill Lynottですね。実はずっとオリジナルはSykes時代のThin Lizzyだと思ってたのですが、実際にはThin Lizzy解散直後に、Sykes/Lynottで製作したEPがオリジナルだそうで、長らくその音源が失われていたのだそうです。いや〜知らんかった(苦笑)
Phill LynottのヴォーカルによるPlease Don't Leave Meの1曲だけでも、このCD買う価値あります。
他はPlease Don't Leave Meの別テイクが2曲と、Sykesが所属していたTygers Of Pan Tangというバンドの音源です。でも古い音源で、あまり音質が...。こういう古くて音質がイマイチなのを、SHM-CD化して高音質を謳い文句にする意味あるのかな?


STAND UP AND FIGHT / QUARTZ



復刻版の紙ジャケCDが色々と並んでいた中で、「トニー・アイオミが一身を託しデビュー・アルバムをプロデュースした」という謳い文句に誘われて、買ってみました。とはいえ本作はトニー・アイオミのプロデュースではないのですけどね。
液晶パネル用に使用されるポリカーボネイト樹脂を使用して高音質化を図ったSHM-CD(Super High Material CD)とかだそうですが、元の音質がそういいわけではないので、意味ないような気がします。
楽曲は、初期Black SabbathのアップテンポなRock'n' Rollナンバーを思わせるような曲のオンパレード。結構いい感じです。


2008年5月27日火曜日

Spyder3 Studio (プリンタ編)

明日にでも試すといいながら、1週間経ってしまいました(苦笑)
カラーチャートパッチをプリントする前に、暫くプリンタを動かしていなかったので、ヘッドのクリーニングを始めたところインク切れ。しかも買い置きが切れている色。
切れたインクと切れそうなインクを買ってきて、クリーニングを終え、パッチをプリントして1日乾燥させて、スキャンを開始するも、どうもセンサの開口部よりもパッチの大きさの方が微妙に小さく、パッチの回りの白がセンサーに反応している気が。
取扱説明書をよく読み直して、プリンタ設定の余白が上下左右全て25mmになっていたのを0mmに変更し、ふちなしにしてプリントのし直し。
1日乾燥させて、パッチをスキャンして、icmの作成がやっと完了。テストプリントもして見ましたが、ディスプレイの色とよく合っています。

iOneと違って、パッチ1つ1つにセンサーを当てて、ポチっとセンサースイッチを押して、緑のLED点灯が消えたら次のパッチへ。それを255回繰り返す必要があるので、今日は2種類の用紙のicmを作成したところで、根性が切れました。
見ていると、RGB三色のライトが順次点灯して色を測っているようです。このため、白色光源で測定するiOneのように、スリップモード(1列をす〜っと滑らかに動かすと自動的に各パッチを認識測定してくれる)は使えないようです。
まあicm作成なんて、新しい用紙が発売になるか、プリンタを買い換えるかした時にしかやらないので、特に問題はないと思います。大体iOneのスリップモードも、ちゃんと認識をなかなかしてくれなくて、結局1個づつ測定することになってしまいましたし。

2008年5月26日月曜日

月刊尾形沙耶香



ファッション雑誌ViViのモデルさんだそうです。でもいかにもファッションモデルという感じの顔立ちとかスタイルではなく、近所の綺麗なおねーさん的な容貌の方ですね。全編半開きの口元がせくち〜です。
撮影は藤代 冥砂さんですが、今回は中版デジカメを使用されている気がします。粒状感のないカリカリにシャープな画質で、普通だとモデルさんの毛穴がくっきりになりそうなところなのですが、どアップなカットは避けることと、スキンレタッチを自然感を損なわない程度に掛ける程度にして、うまく綺麗な肌に見せてます。
セミヌードでのエロっぽいカットもなるのですが、表情がイマイチなりきれてないすね。つーか、どのカットでも表情ほとんど変わってないし。


2008年5月25日日曜日

【BMW雑記帳】 ネタなしにつき

今週も先週と同様、何も車ネタがありません。
今月は雑誌発売日26日が月曜日とタイミングが悪いですしね。
135iが大人気で、納車1年待ちだそうです。500万円半ばの車が引っ張りだこですね。まあ元々生産予定台数が少ないのでしょうけど。
これをきっかけに2ドア・クーペの人気が復活するといいのですが。
トヨタの富士重工との共同開発FRスポーツとか、日産のシルビア後継らしきFRスポーツなんかの噂もありますし、Zも小型化して来るそうですし、RX-7復活の噂も根強いですし、日本のスポーツカーが元気になって欲しいですよ。


Data Fab Systems CF 1394b(FireWire800) Card Reader

メモリカードのリーダーというとUSB接続がほとんどなのですが、最新のUDMA CFはUSB2の速度を凌駕しており、その性能を活かした転送を行おうとすると1394b(FireWire800)対応のカードリーダーが必要になります。数年前からSandiskが、FireWireのカードリーダーを発売しているのですが、売っているところがなかなか見つからずにいました。
先日メモリカードを米国から購入する時に、そのショップでFireWire800のCF Card Readerを扱っていたので、その中でショップのお勧め(実測の転送速度が速くて値段も安い)Data Fab SystemsのCF Card Readerを一緒に注文しました。
で、届いたはいいけど、家のPCには1394a/bのインターフェースがないので、ロープロの1394bアダプタを買おうとしたのですが、1394a(FireWire400)は一杯あるけども1394bは見つかりません。フルハイトのならあるにはあるのですが、PCIバスに接続するものしか見つかりません。PCIバスの転送速度は、FiewWire400よりは速いのですが、FireWire800よりも遅くて、FireWire800の性能を活かしきれないのです。
色々と探してやっとPCI-Expバス接続でロープロに使えそうなのを1つだけ見つけました。SIIG FireWire800 3-Port PCIeです。値段はちょっと高いのですが、FireWire800の性能を活かせることと、将来的にCFはまだまだ速くなりそうなこととで、買うことにしました。


残念ながら、SIIGのFireWire800のインターフェースにはロープロ用の金具が付属していなくて、金具なしの状態で取り付けることに。基板の高さはロープロ用なので、装着自体は問題ないのですが、カードがグラグラするので、ちょっと怖いです。
まあそれでも何とか取り付けできて、Card Readerの方も特に問題なく認識されました。
Sandisk Docati EditionでFDBench Ver.1.01を使ってパフォーマンスを測定した結果、USB2のカードリーダーに比較して、倍以上高速でした。シーケンシャルリードに限れば、4倍近い性能。
以下に実測値を示します。単位はKB/sec。()内がUSB2のカードリーダー Buffalo MCR-A24/U2-GYの値です。
ReadWrite 29522 (9579)
Read 43686 (11617)
Write 26848 (10741)
Random Read 39689 (11577)
Random Write 7866 (4383)
Copy 8193 (4307)
2KB 184 (163)
32KB 2521 (1955)
256KB 9544 (5836)
Variable 20524 (9276)
USB2では、Docati Editionの高速性を全く活かせずに、USB2の転送速度がボトルネックになっていることが判りますね。