E46シリーズが発売されてから14年経ちますが、未だに根強い人気があり、このような本が新刊で出て来ます。
流石にE36シリーズの方は、もう単独の書籍では出て来ませんが。
E87 1シリーズ辺りから、BMWのデザインとか設計品質方針とかが、結構変わってしまって、E46以前のモデルに乗る人は、なかなか現行モデルに乗り換えられないのかな、という気がします。
また中古価格がこなれて来て、新車は買えないけど、中古ならBMWが味わえるな、と国産車から乗り換えてくる人が多いのかな?
家の子も、購入してかれこれ13年経過しますが、まだ走行距離が5万km代のせいか、エンジンは絶好調です。
タイヤとダンパーが、まだそろそろ交換時期かなという気はしていますが、ボディそのものはやれを感じさせず、ガシッとした剛性感は新車時と変わっていません。
最新モデルが、年数を経過した分(E36登場時からだと20年)の進化を感じさせてくれるのであれば、買い換える気も進むのでしょうけど、ここ十数年間に発売になったクルマは、どれもコストダウンとエコ対策に注力されているばかりで、クルマとしての性能が劇的に上がったと思わされるのがないのです。
昨日、名古屋へ新東名経由で行きましたが、甲賀の辺りでTOYOTA S800を観ました。
TOYOTA嫌いな私ですが、S2000GTとS800だけは好きです。
特にS800のデザインは、外観もメカ的にもコンセプト的にも大好きです。
走っていたS800は、非常に奇麗な塗装を保っており、レストアにたっぷりと時間と金をかけたのか、ずっとキチンとメンテナンスを続けてコンディションを保っているのか判りませんが(あの色は新車当時にはなかったと思うので、レストアされたのではないかと推測しますが)、いずれにしても大切に乗られているのは間違いないでしょうね。
そういう愛情を注いで、いつまでも乗っていたいと思わせるようなクルマが、今はほとんどないです。
こういう現状を考えると、やはり今のtiを大切に乗り続けるべきかなと思うのです。