2006年3月25日土曜日

軍師二人

講談社文庫刊 司馬 遼太郎 著



文壇の巨人、司馬氏の短編集です。戦国末期を舞台にした短編が8編収められています。
安定して読みやすい語り口は流石です。
史実を元にしていると思いますが、よくこんな所まで調べて書くんだなと感心することしきり。とはいえ、どこまでが史実でどこからが作者の空想か、なかなか区別が付けられないので、史実と思われる嘘かもしれませんけどね


2006年3月24日金曜日

Rob Zombie / Educated Horses


エデュケイテッド・ホーセズ

相変わらずのゾンビ節です。
でもジャケットは今までとガラッと雰囲気を変えていて、普通のヘビメタルバンドなのになってます。


2006年3月23日木曜日

信長殺しの犯人は秀吉だった!

ぶんか社刊 杉山 光男 著

信長殺しの犯人は秀吉だった!

誰の小説だったか、秀吉が光秀をそそのかして信長を誅殺させたというのがあります。
光秀が毛利宛に送った間者が間違って秀吉の陣に飛び込むなど考えにくいし、大返しも前もって街道を整備し兵糧軍備を用意しと手際が良すぎる、などなど状況証拠はいくつも挙げられます。
で、本書のタイトルを見て、状況証拠ではない物証が見つかったのかと思ったのですが、残念ながら状況証拠の羅列で終わっています。
まあ秀吉の手際の良さを考えれば、物証を残すはずがないのですけどね。


2006年3月19日日曜日

【BMW雑記帳】取り付け剛性の善し悪し

さて、先月から特選外車情報F・ROADで連載が再会となったT中研ですが、今月はB/Cセグメントの小型車一気乗りを行っております。
BMWからは130iMとMINI COOPER S JCWkitがエントリーです。
どちらもボディ剛性の高さと共にシート、ハンドル、ペダルの取り付け剛性の高さを盛んに褒めています。VW Polo GTIも同じ理由で褒めてますね。
シートは座り心地を評価されることは多いですけど、レールやフレームの剛性とか取り付け剛性について語られることはほとんどないですよね。ハンドルも握り心地や回した感触はうるさく言われますが、ステアリングそのもの剛性や取り付け剛性の高さについては誰も言わない。ペダルなんて踏みやすい配置については言われますが、ペダルの剛性なんか誰も気にしやしない。
しかし実際に運転する上で、これらの剛性は非常に大切です。まあ判る人は判るんですが、残念ながら世の中の大半の人にとってはどうでもいいことなんですよね。なので、国産車では一部のスポーツモデルを除いては、こういうことはいい加減で手が抜かれています。コストダウンという名目で。
けど、ドイツ車の場合はベーシックモデルでも手を抜かずにきっちりと作り込まれています。BMWでも116iと750iLで、こういう剛性は同じ基準で作られてますし、同じシリーズなら最低価格のモデルと最高価格のモデルでは、同じシートレール、同じステアリングポスト、同じペダルで、単体剛性も取り付け剛性も同じです。
ほとんどの日本人はふにゃふにゃした感触の国産車のステアリングやペダルに慣れているから、こんなもんだろうと思わされているんでしょうけどね。ユーザーが文句を言わないから、メーカーも改善しない。免許取り立ての初心者は安い国産車から始めるから、ふにゃふにゃの操作感に慣らされてしまう。という悪循環。
一度ドイツ車に乗って、その剛性感を知ってしまうと、元に戻れなくなるわけですわ。


カラーマネージメント

今月のデジタルカメラマガジンに「カラーマネージメント実践ガイド」なる小冊子が付属してます。
Eye One Designを購入したのはいいけど、説明書がちゃんと付属していなくて(オンラインヘルプのみ)、使い方が今ひとつよく判っていないので、この小冊子欲しさに買ってきました。
興味深いのは、CRTとLCDのモニタの色彩性能の比較がありまして、今ではLCDの方が再現領域が広くなっているんですね。ノートPCのモニタを見ていても、最近のLCDは色が綺麗だなとは思ってましたが、はっきりとデータで実証されたわけです。
まあまだ今使っている三菱ダイアモンドトロン管のモニタが元気ですので、当面はCRTモニタを使い続けるとは思いますが、次回購入するときはLCDですね。