2019年1月12日土曜日
ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡 / 前間 孝則
自動車メーカーが航空機の製造販売に乗り出すというのは、画期的で前代未聞のことなので、世界中で話題になっているホンダジェットですが、素人故に固定観念に囚われずに一から理論を見直して、成功に至ったのですね。
三菱重工の航空機開発がなかなか進まないのと比較されますが、三菱は逆に航空機製造の歴史や経験があったために、それが過信になり「こんなはずではなかったのに」という状態に陥ったのとは全くの逆という感じです。
ホンダが日本での製造開発や日本人だけでの開発には拘らず、米国に拠点を置いて、従業員の大半が米国で採用した航空機開発製造の経験者を集め、米国での形式認定審査をスムーズに進めたので、「国産」という日本の新聞の見出しは「嘘」です。
しかしながら、開発リーダーが日本人だからこそできたというのも確かで、これこそグローバル企業としての日本発祥企業の正しいあり方なのではないかと思います。
機体の方ばかりに世間の注目が行っているようですが、搭載されているジェットエンジンもホンダが長年開発を進めた独自の設計で、量産化においてGEとの共同開発になりましたが、ジェットエンジンの設計を一から新規で行うというのは、これも非常に画期的なことなのです。
それ故、GEとの合弁企業を作る時も完全にイーブンな形での協業ということを、GEに認めて貰うことができたのです。
あの小型軽量で重量比出力の大きなエンジンがあったからこそ、ホンダジェット独特の翼の上にエンジンを配置する形式が成立しているとも言えますし。
空飛ぶ自動車が次世代の中心になると言われていますが、日本では航空法やらなんやらの規制が厳しすぎて、実現の見通しは非常に難しいのです。
恐らく、これの開発も米国と(事故で人が死んでも大した問題にならない)中華人民共和国が中心になるのは、致し方がないでしょうね。
「徴用工」の悪心 / シンシアリー
韓国法廷も日本へのたかりを始めたわけですが、今回はそれが如何に酷いものかを、韓国人であるシンシアリー氏が解説されています。
そもそも募集に応じてきた(と判決文でもちゃんと書かれている)にも関わらず「徴用」と強制的に働かせたようなイメージと植え付けようとしている時点で、詐欺紛いの判決ですけどね。
いずれにしても、韓国法廷とその判決を認めている韓国行政府は、国際法が何かを理解していない前近代的な国家であることを、世界に公布したも同然なのですが、そのことすら理解できない政府世論なのだから、もうどうしようもないところまで来てしまっています。
韓国国内の経済が、事実上壊滅状態になりつつあるため、行政府は国民の不満を逸らすために反日政策を益々強めているのですが、日本との経済交流に支障を来すと更に今国国内経済が悪化することを理解してるんでしょうかね?
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