2020年8月22日土曜日

METAL COMMANDO / Primal Fear



コロナ渦により独逸も人の行き来がシャットダウンされて、曲作りやレコーディングもかなり大変だったようです。
ジャケットに使用する写真を撮影するためにメンバーが集まるのも一苦労だったようで。
そんな中でも無事にリリースされた、重金属鷲の重金属音楽。
2年弱で順調にアルバムをリリースし続ける姿勢は、他のバンドにも見習って貰いたいところです。
何しろ、何でPrimal Fearの曲は、こんなにも気持ちよく聴けるのか、というアルバムばかりなので、新作が出るのが楽しみで仕方がないのだけど、他のバンドだってファンは新作が出るのを常に待ち望んでいるはずなんで。

今回、ギターのAlex Beyrodt氏が楽曲提供をしていなくて、何かあったのかなと思ったら、アルバム発売直後にMat Sinner氏がFacebookで「今日はVoodoo Circleのベースをレコーディングしたぜ!」という投稿をしていたので、そっちの楽曲製作に掛かっていてPrimal Fearの方にまで手が回らなかったということみたいです。
順調に行けば、年末にはVoodoo Circleの新作がリリースされるかも。

2020年8月20日木曜日

iPhone11 PlusとAeon SIM

4年前の11月にiPhone6 PlusからiPhone7 Plusに買え替えているのですが、ここに書くのを完全に失念していたことに今頃気が付きました。
総務省がキャリア各社に、携帯端末の価格と回線料金を明確に分離するように指導をしてくれたお陰で、端末代金が高くなったけど回線料金も4G化推進のためという理由で高くなって、結局一般ユーザーがスマホに使うコストが高くなるという。
今更ながら、官僚と政治家のアホさ加減に呆れました。
で、それまで契約していたSoftbankを始め、docomo、auも含めて、端末代と回線代の総支払金額を計算すると、AppleからSIMフリー端末を購入して、格安SIMを契約した方が安い(2年間使用するとして、支払総額が2倍近い差が出る)ので、iPhone6 PlusのSoftbank契約はサクッと解約することに。

Appleから購入するときに、24(いや12だったかな?)回分割までは金利無料というのがあったので、それを申し込もうとしたら、金融ローン会社のサイトが申し込み手続きの途中でクラッシュしてくれて、しかも最初からやり直すとかもできないというわけのわからん状態になってくれて、仕方なしにAppleに電話(Webやメールからの受付はしてなくて電話するしかない)して、結局ローンでの注文はキャンセル扱いにして貰って、仕方なし1活支払いで購入ということに。

で、SIMの方はその頃サービスを始めたばかりのAeon モバイルにしました。
理由は近くの店舗で扱っていたから。ですが、行って見たらその店舗では受付はするけど、店頭在庫がないから後から郵送かうんぬんと言われて、車で40分程の別の店舗に行くことになったんですけどね(苦笑)
Andoird端末の方が先にキャリアとの契約が期限切れになったので、その時に使用していたNexus5のSIM Lockを外して貰って解約し、Aeon SIMで使うようにしました。
そっちが調子よかったので、iPhone7 Plus用にもAeon SIMにしたのです。
Aeonの場合、複数回線を契約する場合、 シェア音声プランというのがあって、これが大変にお得なのです。
今3回線(音声とデータ1回線、SMSとデータ1回線、データのみ1回線)を、一番データ容量の少ない4GBで契約していますが、通話やSIM料金とかを合わせて、2000円前後です。
同じ事をS,D,Aのキャリアでやったらいくらになりますかねぇ。

さて、iPhone7 Plusもかれこれ3年半以上使っており、充分に元も取ったので、今年の年末にはiPhone12(仮)に乗り換えようかと考えております。

2020年8月19日水曜日

マルドゥック・アノニマス 5 / 冲方 丁



テレワークになって書店に寄らなくなったため、5月に発刊されているのを見逃していました。
4巻から1年と2ヶ月の間を空けて、5巻が発刊。
マルドゥック・シリーズは、これまで3巻で完結が定番でしたが、本シリーズでは6巻目まで行くことになりました。
話の展開からすると7巻目以降までは行かないと思いますが。
1巻目が2016/3/31発刊なので、6巻目が1年後に出るとして丸5年間読者は付き合わされるのですが、1年以上間が空くと、前回までの話がどんなんだったっけ?と再度1巻目から読み直さないと話が分からない状態になってしまいます。
マルドゥック・シリーズは好きだし面白いんだけど、2003年の年末から付き合わされている身としては、いい加減待たされ疲れしてきた。

2020年8月17日月曜日

襲来 (上・下) / 帚木 蓬生





氏は元々お医者さんで、医療現場を舞台にした小説で作家デビューをされた方ですが、最近では歴史小説も手掛けられておられます。
日蓮上人と蒙古襲来を題材にしていますが、日蓮上人が主人公ではなく、上人に仕える名もなき男が主人公になっており、その視点から日蓮上人の人柄と蒙古襲来の様子を見事に描いておられます。
上下2巻の長編ですが、スピーディーに読んでしまいました。
それだけ物語に入り込んでしまったわけです。

蒙古の船団が、対馬〜壱岐〜志賀島や唐津辺りに上陸する様が描かれていますが、海流の関係で朝鮮半島から日本へ来る、或いはその逆は、航海できる季節が限られており、風の具合を上手く読まないと辿り着くことができないことが説明されています。
神風が吹いて日本が勝てたというのは、あながち間違いでもないけど、それが正解でもないのですよね。
またこの海流と風の関係をちゃんと把握できていないと、古代においての半島と列島の関係も読み間違います。
邪馬台国論争などにおいても、この半島から北九州への航海についての知識がないままで、論じている人が多いのですが、強力なエンジンを搭載した鋼鉄船しか乗ったことがない人には、玄界灘の海流がどれほど恐ろしいものなのか、想像ができないんでしょうね。

2020年8月16日日曜日

神の時空 前紀 女神の功罪 / 高田崇史



神の時空 京の天命 (講談社文庫)と同じような始まり方をしていたので、書店店頭で「あれ?これ読んでたか?」と思って、一旦は買うのを止めてしまったのですが、発売日とかから考えてもやっぱり読んでないよなということで買って読みましたが、神の時空シリーズの話が始まる前の物語で、冒頭部分は同じ事柄が書かれていました。
「前記」というのは、要するにそういうことですね。
この「前記」はシリーズにはならずに、本書だけのようです。
神の時空シリーズを読んで、面白いと感じた方は、本書も読んでおくべきでしょう。

女性天皇、女系天皇について、世間で色々と言われていますが、本書はそれについて一考を強いる内容になっています。