2013年11月16日土曜日

【D3S】さらばD3S



4年間、様々な撮影に活躍してくれたD3Sを、α7Rの下取りに出し、お別れとなりました。
D800Eを購入してからは、もっぱらLive撮影専用となっていて余り出番がなくなっていたのですが、それでも高感度特性と高速連写は他では得がたいものがあるので、当初はLive撮影用に残しておくつもりでした。
が、2ヶ月ほど前にD3SとD800Eの両方で撮影したLiveの写真を見直してみて、D3SのISO12800と比べてもD800EのISO6400での結果がよいこと、暗い場所でのAF精度はD800Eの方が上なこと、などからD800Eでも十分にLive撮影にも使えると判断しました。
連写速度が11コマ/秒から4コマ/秒と格段に遅くなりますが、実際には高速連写するとすぐにバッファ待ちになってしまってシャッターチャンスを逃しやすくなるため、最近はわざと連写速度を遅い方(5コマ/秒)にして撮影していたので、D800Eでも問題ないのですね。

これでローパスレス3600万画素の35mmフルサイズが2台になったわけです(苦笑)
3600万画素だと画素ピッチが狭くなってダイナミックレンジや高感度特性が落ちる、と騒ぐ方が多いけど、現在のAPS-Cの一眼レフは2400万画素が主流で、これなぞは画素ピッチでいうと35mmでは4800万画素に相当するわけで、それを考えたらまだまだ余裕があるわけです。
何にしても実際にD800Eやα7Rが出力する画像を見てしまったら、D3Sの画像では物足りなくなってしまいます。

それでもD3Sに興味がある方は、梅田フォトサービスに連絡してみてください。
今ならRRSのL型プレートがおまけで付く...はず。

魂の叫び / 外道



某音楽雑誌を立ち読みしていたところ、加納秀人様のインタビューが目に付き、読んでいったら久々のスタジオ・アルバムが発売になったとのこと。
早速注文し、本日無事に届きました。

1発目から秀人様の魔性のギターが泣きまくりで、本気で涙が出るところでした。
「虹の彼方から」という曲名がついているけど、この曲こそ「魂の叫び」というタイトルが相応しいのでは?(ちなみにアルバムタイトルと同名の曲はないです)
70年代の曲も数曲収録されており、こちらは当時のLive音源での音よりも現代的なぶっとい音になっていて、曲の出だしでちょっと外道らしくない?とも感じましたが、それでもついつい曲に合わせて「そ〜〜ん〜〜な」とか「ビュンビュン、ビュンビュン、ビュビュンビュン」とついつい口ずさんでしまうのは、ファンの性ですな。

今の若い人達からしたら、なんでこんなんがいいんだ?というでしょう。
が、70年代の勢いのある(というか勢いだけでやってる)Rockの凄みというのを是非知って欲しい。
よくテクニカルな演奏を「魂がない」と否定する奴らがいるけど、じゃあ本当の魂の籠もった演奏を手前等知ってるのか?
このアルバムのタイトル通り、本作には秀人様の魂が籠められています。
日本のRock'n' Rollの頂点を極めた外道の演奏を、是非知って欲しい。

【α7R】レンズアダプタの電子端子反射防止は成功の模様

ということで、予約していたα7Rを無事に引き取ってまいりました。
α7Rについては、また数日後に書きたいと思います。
先日書いた、レンズアダプタに電子端子の反射防止を施しましたが、フルサイズ撮像素子に被るということはなく、無事に撮影できました。

Leica Mマウント用アダプタを装着したところ。


Leica Rマウント用アダプタを装着したところ。


まだまだ余裕がありますね。
VMマウントレンズ Super Wide Heliarも購入しようとしたところ在庫なしで、金色の反射光が入らないかどうかの確認は、後日になってしまいました。

L-Rマウントの方は、Elmarit-R 135mm/F2.8を装着して確認したところ問題はなさそうです。


RAW現像したものを上げたいこところですが、まだApertureもLightroomも未対応のため、撮って出しのJPEGを上げています。

東芝 EXCERIA Type1 32GB



α7Rを迎え入れるに当たって、手持ちのSDカードでは容量的に心許ないので追加のSDカードを購入しようと考え、書き込み速度と容量と値段を色々と比べた結果、microSDでよい結果が出ている東芝のEXCERIAシリーズにすることにしました。
SanDiskも気に入ってはいるのですが、同じ東芝の工場で製造されていて中身は同じみたいだけど、東芝の方が1割程度値段が安いのですよね。
また公称の書き込み速度が60MB/sのType2と90MB/sのType1では、同じ値段だと容量が倍違うのが買える(Type2 32GBとType1 16GBがほぼ同じ値段)ので、どちらにするかと散々迷った挙げ句、取り敢えずはType1 32GBを購入してみました。

LexarのUSB3カードリーダーでXBenchのベンチマークを測定していました。
3回測定して、結果はあまり変わらなかったので、バラツキはなさそうです。
1回目の結果が以下の通り。

Disk Test 27.62
Sequential 94.16
Uncached Write 120.53 74.01 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 141.98 80.33 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 46.68 13.66 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 174.84 87.87 MB/sec [256K blocks]
Random 16.19
Uncached Write 6.68 0.71 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 10.56 3.38 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1729.96 12.26 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 458.86 85.14 MB/sec [256K blocks]

書き込み速度が公称値からちょっと落ちますね。読み込み速度も公称値の95MB/sからするとちょいと物足りませんが、まあこんなものかな。
以前測定したLexsarの600倍速の16GBに比べると、シーケンシャルは読み書き共にEXCERIAの方が高速で、ランダムはLexsarの方が高速です。
デジカメでの読み書きはシーケンシャルの方になるので、EXCERIAの方が速くなりそうです。
とはいえ、ベンチマークで測定した値の優劣とデジタルカメラで連写した時の優劣は、必ずしも一致しないので、実際にα7Rがどう反応するかが興味深いですが...α7Rでは連写はあまりしないかなぁ...となると高速なSDカード買ってもあまり意味がないってことに(苦笑)

2013年11月11日月曜日

【NEX-5N】Eマウントの電子端子の反射防止をアダプタに施してみる



いよいよ今週末にはα7Rが発売!するのですが、これまでに購入したレンズアダプタで、フルサイズでも使えそうなのを見直してました。
というのも、レンズアダプタを使用している時に一部の超広角レンズでは、Eマウントの電子端子(金鍍金でキラキラ光る)に反射した光が迷走して撮像素子に当たってしまう、という話がとあるコミュニティで話題になっていて、見ると確かにRAYQUAL以外のは反射防止板がなくて電子端子が剥き出しになり、影響がありそうです。



これは確かに反射防止策を施さないと影響が出るかもと考え、黒いスポンジ板を切って貼って、レンズ側から電子端子が隠れるようにしてみました。



フルサイズセンサーに被らないようにすると、電子端子の位置がギリギリなので位置合わせが微妙なのですが、これくらいなら何とかフルサイズセンサーに被らずに済むかなぁ。
まあ実機が手元に来たら再確認ですが。

一通りのアダプタに処理を施してみました。



左上から右にEXAKTA用、Nikon-F用、Leica-R用。
左下から右にPrakticaーBayonet用、M42用、Leica-M用。
マウント違いのレンズをなんでこんなに持っているんだか(苦笑)
他にRollei-SL35用とYashica/CONTAX RTS用のレンズアダプタも持っているのですが、どちらも手元にあるレンズはNikon-Fマウント改造済みしかないので、何かも間違いで再度購入することがあるまでは保留ですな。

RAYQUALがフルサイズ用に反射防止版を変更したのを販売するそうなので、それが出たらこれらは捨てて買い直すかも。
とはいえ、EXAKTA用とかPraktica用は出してくれないでしょうけど。