2005年11月4日金曜日

憑物祓い

学研M文庫 今野 敏 著
今野氏の著作は一通り把握しているつもりなのですが、世間的にはあまり人気のない作家なので、新刊が出て書店に入荷されるのはもうしわけ程度。そのため新刊が出ていることを見落とすことがよくあります。
本書も、文庫版発売が2003/2と2年半以上も前なのですが、完全に見落としていました。まあこの鬼龍光一シリーズ自体見落としていたのですけどね。
早速、シリーズ第1弾を探さねば。あ、ちなみに本作はシリーズ第2作です。3作目以降はあるのか?


2005年11月3日木曜日

タイム・シップ[上・下]

ハヤカワSF文庫刊 スティーヴン・バクスター著 中原 尚哉 訳
SFの巨匠というよりも、創始者というべきH・G・ウェルズの名著「タイムマシン」の続編です。
時間旅行SFのアイデアを思いついてから、SFの原点に帰るべきであることに気が付いて、遺族の許可を得て続編にしたてることにしたそうです。
実際、時間旅行物としてのアイデアには興味深い示唆が見られ、興味深く考えながら読みました。


Eye One Design

写真のレタッチやプリントをするに当たって、色管理は重要です。
昔からその色管理(Color Management System / CMS)がキチンとしているので、印刷関係やデザイン関係ではMacが使われるのですね。
私も昔からその点が気になっていて、写真レタッチ&プリント用にMacが欲しいと思いつつも、仕事関係でWindowsとUnixを使っていることから、どうしてもMacに手が出せませんでした。
Mac miniが発売されて、今度こそ買おうと思ったら、そのすぐ後に来年2006年からはCPUをIntelに切り替えるという発表があり、そうなると今買っても来年以降ソフトをまた買いなおさなければならなくなるので、MacがIntel CPUに移行するまで待つことに。
しかし、CMSはすぐにでも欲しいと思っていたところ、CMSでは標準的なEye-Oneが大幅値下げされました。この値段なら買ってもいいかなと思って、モニタとプリンタの色校正ができるEye-One Designを購入しました。


モニターの設定をsRGBにしてキャリブレーションした結果は、下の画像の通りです。
この後にプリンタのキャリブレーションをして色々と試していたのですが、2日間いくらやっても色が暖色系かつ黄色被りが取れず悩みまくって判ったのは、環境光の問題でした。
今の部屋の照明は増築の時に設置して以来25年ほど換えていません。みれば本来乳白色のはずのカバーが黄色く変色しています。環境光を測定してみたら、やはり色温度が5000度にも満たず、色も偏っています。これでは色がおかしくなるわけで、カバーを外して環境光測定をしたところ、まあまあの色温度と色バランスになりました。
環境光の色温度が5500〜5400度なので、それに合わせて再度モニターをキャリブレーションして、やっとモニターの表示と印刷結果とがほぼ一致するようになりました。
やはりキャリブレーションは大事ですね。
ちなみにRGBのラインが一致していないのは、本来sRGBでは色温度6500度なのを、5500度に合わせるようにしているためです。キャリブレーションを6500度にすると、RGBのラインはビシッと一致しますので、モニター自体は全くの正常です。
本来なら時間を掛けて、色温度やコントラストなどを合わせ込んでいくべきなのでしょうけど、しばらくはその暇がないので手抜き(苦笑)

2005年10月30日日曜日

【BMW雑記帳】GT-Rで一色

国産車専門の雑誌は、どこも巻頭でGT-R特集を組んでいるようです。スペック的には、レクサスのV10搭載の新型ソアラ(?)のLS(だよな)の方が上のはずなのに、GT-Rの陰に隠れて惨めなデビューですな。なにしろGT-Rが巻頭カラーで8〜10頁なのに、LSはその後ろにおまけみたいな感じで半頁か1頁ですもん。
レースに生まれレースで育ったGT-R伝説は、未だに老若を問わず日本のクルマ好きの心に訴えかけるブランドとなっているわけですね。
TOYOTAがF1に参戦しているのに、モーター・スポーツのブランド・イメージを築けないのは、カローラやクラウンのイメージが強すぎるのでしょうね。販売と収益では世界でもダントツのトップ・メーカーですが、ただ一つF1参戦をレクサスではなくトヨタで行ったのは間違いじゃないかと思います。
欧米で高級ブランドとして展開していたレクサス名でF1に参戦していれば、トヨタのイメージを引きずることなくスポーツ&プレミアム・ブランドを築けたでしょうにね。

さて、今月の雑誌でBMWネタといえば、いよいよ市販になる130iですね。330iと同じエンジンですが、より小型で軽量な1シリーズであるため、パワー・ウェイト・レシオは半端じゃないようで、ボクスター・キラーとして名乗りを上げそうな勢いです。
日本国内の販売価格は500万円を切るそうなのですが、右ハンドルでMTだったら、無理してでも欲しいなぁ。左のMTだったら...う〜〜〜〜〜ん。


Runaway Brides / brides of destruction

発売元:ユニバーサルミュージック
視聴機に入っていたのを聴いて、小気味のいいRock'n' Rollだったので買ったのですが、ライナー読んでみたら、Gun'n' RosesとL.A.GunsのTrasii Gunsのバンドなんですね。
こういう適度に力の抜けた感じだけど、芯はしっかりとあるRock'n' Rollは久しぶりだなぁ。聴いてて気持ちがええです。ボーっとしながら聴くのにちょうどよいから。


NOCTURNAL RITES / GRAND ILLUSION

販売元 ビクターエンターテイメント
スウェーデンの典型的なメロディアス・メタル・バンドみたいですね。結成10年だそうですが、聴いたことがなかったです。でもどこかで聴いた感じのする曲想で、スウェーデンのロックバンドってみんなこんな感じなんかなぁ?
10年やってるだけあって、演奏の質も楽曲の質もなかなか良好。でもなんか音が悪いので、かなり損をしてますね。ミックスが悪いのかなぁ?