2006年7月31日月曜日

原点 ユダの福音書



現在のキリスト教ほ総本山から、裏切り者の烙印を押されたユダの視点から書かれた福音書です。
破損の著しい写本から復元されたものの翻訳なわけですが、新約聖書で描かれているイエスとユダの姿とは、全く異なる姿が書かれています。
まあバチカンを中心とするキリスト教は、ローマ帝国がいくら弾圧しても減らない教徒に根を上げて、自分達が支配しやすいような司教を立てたわけで、経緯から考えてもイエスの本来の教えが伝わっているはずありませんわな。
仏教でいう法燈に当たるものを、イエスの12人の使徒が受け継いでるような場面が新約聖書には見あたらず、結局イエスの本来の教えはイエス1代限りで絶えたと思っていたのですが、実はユダが継いでいたようですね。
残った11人(後にユダの代わりが選出されているので12人というべきか?)の使徒は、本当の教えが自分達には伝えられなかったことを妬んで、ユダヤマグダラのマリアを貶めるような噂を流したんでしょうな。
とはいえ、このユダの福音書が真実を伝えているという保証もありませんけどね。


2006年7月30日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌からは

M6カブリオレとZ4Mの試乗記がちらほらとあるくらいでしょうか。
あ、クーペの試乗記も出てきていますね。ターボ搭載の335iは「これならM3は要らない」と書かれるくらいよいようです。
限定発売の320Siの試乗記もあります。かなりエンジンのできがよいみたいで、家の子に載せたい!と思わずにいられません。

さて、先週はClub-tiのオフ会で、琵琶湖の北端までエビフライを食べに行ってきました。尾頭付きで長さ20cm前後の特大エビフライで、非常においしゅうございました。
エビフライだけでなく、バイキング形式で色々と食べられるところなのですが、前菜に野菜と烏賊墨スパゲティを取ったところ「いきなりパスタに行くんすか?」と言われてしまいました。「パスタは前菜やんか!」と返したら「出た!イタリア人!」と別の人から返されてしまった(苦笑)
でもホント、パスタはイタリアでは前菜として食べるんですよね。日本人はイタリア人の前菜程度でお腹一杯になってしまいますが。
欧州の人にとってはカレーライスも前菜なんだそうで、確かに欧州ではライスは野菜として扱われていますし、カレールーがライスにピッタリのドレッシングだと言われればそうかなとも思います。が、この話を聞いた時には、日本人の食事は欧米人の前菜程度か、とちょっと悲しくなりました。
ハリウッドに行った時も、朝食のバイキングでフルーツを皿に冗談抜きで山盛りにしている黒人の太ったおばさんがおられ、てっきりフルーツダイエットしてるのかと思ったら、それが前菜でそれを平らげてから更に山のような肉類を食されておりました。
欧米人と日本人では体格に差があるのは、DNAのせいだと言いますが、それ以前に食べる量が全然違います。日本人は歴史的に粗食の国で、貴族でも珍しいものは食べていても、量は食べないし、残すということもあまりしなかったようです。(西洋や中国の貴族は山盛りのご馳走をたっぷり残して捨てますが)
食べられないのがDNAのせいだと言われればそうかも知れませんが、スポーツで強くなりたければ、子供にはたっぷりと食べさせて、頑丈な身体作りをさせないと駄目ですからね。
あ〜、なんか車とは全然関係ない話になってしまった(笑)