SIGMA 50mm F1.4 DG HSM発売日・価格決定のお知らせ
Otus Apo-Distagonに匹敵するスペックを謳う、SIGMAのArt Lineの50mm/F1.4の発売日と価格の発表がありました。
希望小売価格(税別):127,000円なので、実売はArt Line第一弾の35mm/F1.4と同じくらいか、ちょい高い目で10万円前後でしょうか。
ここ1年くらいの間に、他メーカーで発売された高性能50/58mm/F1.4は、実売で40万円とか15万円とか12万円とかですしね。
これを高いとかほざく連中もいるけど、レンズの価値を理解できん人は、露西亜製とか韓国製とか中華製のレンズで十分だろうに。
デジタル対応になってからのSIGMAレンズは、弱点だったコーティングが飛躍的に改良されて、今では画面にもろに太陽を入れてもビクともしなくなりました。
Art Lineになってからは、レンズの芯がビシッと合って、ピントの山が見事に浮かび上がり、隅まで綺麗にピントが出るようになりました。
SIGMAというと純正が高くて買えない人のための安価レンズというイメージがありますが、今では純正同等以上の個性的で高性能なレンズメーカーになっています。
このArt Lineが、10年後には伝説的なレンズとなっているのではないかと思います。
それにしてもCANON EFが先で、Nikon-Fは後回しなんですよね。
SIGMAレンズユーザーはCANON EOSユーザーが多いというのもあるのでしょうけど、自社のSIGMAマウントとの兼ね合いもあるのでしょうね。
なんでも電子信号はEOSマウントと同じという話なので。
2014年4月11日金曜日
2014年4月6日日曜日
アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか / フレッド ボーゲルスタイン
本書ではiPhoneとAndroidの抗争の歴史について語っています。
著者はIT雑誌(および Web Magazine)として有名なWiredの記者で、長年におよぶAppleとGoogleの取材やインタビューを基に書かれています。
iPhoneが登場した頃は蜜月状態にあったAppleとGoogleが、仲違いするようになったのはどういう経緯でそうなったのか。
iPhoneが登場したときに、iPhoneという革命の意味を判っていた人が一体どのくらいいたか。
正直私も100%理解できていたわけではないですが、ほとんどの人は「タッチパネルで操作する携帯電話」という認識しかできていなくて、「どこでもインターネットに接続するのに携帯回線が必要なだけで、携帯電話はおまけに過ぎない」と周りの人達にいくら説明しても理解して貰えなかった覚えがあります。
日常的にインターネットにPCを常時接続して、インターネット・サービス各種を使っている人達でさえ、携帯端末でいつでもどこでもインターネット・サービスを利用できることの意味が判ってなかったんですよね。
たぶんGoogleとAppleの首脳部の極一握りの人達だけが理解していたんだと思います。
Jobs氏が生前Samsungに対して異常ともいえるくらいの特許訴訟を仕掛け、現在も継続してAppleが訴訟を続けているのも、単にアイデアを盗まれたからというだけではない気がします。
Googleの戦略とAppleの戦略は全く異なりますが、ゴールとしているところは同じで、以前はお互いの戦略が補間し合っていたのが、現在では戦略自体が重なってきてお互いの利益を喰い合うことになってしまったと。
どちらが勝つことになるか。
今はまだまだ結論が出ていませんが、後何年後かには世界はどちらかに支配されていることになるやも知れません。
ちなみに私はiOSとAndroidを比べた場合、iOSの方が使いやすくて好きです。
日本以外ではAndroidが有利ですが、単純に日本以外ではAndroid端末の方が安いというのが理由でしょうね。
AndroidもVersionが上がる度によくはなってきていますが、端末メーカーがアップデートするまでに時間が掛かる上に、ユーザーが購入した端末のAndroid versionをUpdateするには端末を買い換えるしかないという状況は、後10年は経たないと変わらないと思いますので。
KATANAプロジェクト / 服部真澄
服部真澄氏の作品はいつも面白く読ませて貰っていて、本書も非常に面白かったです。
でも1つ疑問が頭を渦巻いて離れない。
ゴムとか分厚いビニール製のウェットスーツみたいなのを着込んでたら、新型は効果ないんちゃうの?
なんやそれ?って方は、是非ご一読を。
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