QEDシリーズの本編は完結したはずなのですが、ちょこちょこと続編が出ますね。
本作は、QEDシリーズのその後とQEDの始まりの中編2編が収められています。
その後の方は、黄泉比良坂のシーンにだけ登場するという謎の神様が主題ですが、この神様が登場するシーンを解説した本を読んだことがなかったので、そんな神様がいるとは知りませんでした。
黄泉比良坂に関しては、謎というか辻褄が合わないようなストーリー設定が多いので、高田氏の解釈が正しいのかどうか、判断する術を私は持ち合わせていません。
たぶん、かなり真実に迫っているんだろうなとは思いますが。
始まりの方は江戸時代の闇についてのお話。
煌びやかな花魁の裏には、悲愴な物語があったという。