2003年9月14日日曜日

【メンテナンス日記】エンジン、AT、デフのオイル交換

前回、油脂類一式を交換してから、1年と4ヶ月が経過してしまいました。その間、あまり走行距離が伸びておらず、エンジンも快調だったのですが、ATのシフトショックがちょっと大きくなってきたので、いつものように名古屋のRHCに行って来ました。


エンジンオイルは、ここの所すっかり気に入っている ERG OLYKRON 5W-40 です。このオイルのいいところは、何といっても交換直後の滑らかな感触がずっと続くことです。このため、ついつい交換時期が延びてしまいます。値段も比較的安く、長持ちですから、こんないいオイルはないでしょう。RHCでメンテを受けているユーザーには、完全に定番になっているようです。
デフオイルも昨年と同じく ERG GEAR EPS 75W-90 です。デフオイルだけ交換しているわけではないので、何とも言えないですが、値段の高い MOTUL や REDLINE のデフオイルと比べて特に重いとかの感じはありませんので、同等の性能であると考えていいと思います。
ATFは MOTUL ですが、いつも作業を担当して下さっている方が「絶対お勧め」という、1A というのにしてみました。これまで使っていた D-III に比べて値段が 1.5倍もしますが、値段が高い物を滅多に奨めないRHCさんが奨めるんですから、間違いはないであろうと思い、思い切って選んでみました。
元々、私の車のATは、新車時からこまめにATFを交換しているため、滑りはほとんどなく、これまでの D-IIIに比べてはっきりと判る程の違いは感じないです。勿論、交換直前の状態とは全然変わっていますが、今までの D-III 交換直後との比較となると、昔の記憶頼りになってしまいますから、曖昧な比較になってしまうんですよね。感じとしては、車のアクセルに対する反応は速くなっているかな?
加速している時のロックアップでの回転落ち(ロックアップすると、トルコンの滑りがなくなるため、エンジンの回転数が落ちます)が、少なくなっているようで、トルコンのスリップが減っているみたいです。
この回転落ちは、新車時の時(つまり純正のATF使用時)で 600〜800 rpm 程度落ちていました。 MOTUL D-III に交換後は、それが 400〜500 rpm 程度になり、今回の 1A で 100〜300 rpm 程度まで減っているようです。これは加速条件とかが異なると違ってきますので、あまり正確とは言えませんが、滑りが減っているのは間違いないようです。
これで燃費がよくなればいいのですが、さてどうなることか。またATFのシフトショックも、どの程度距離が進んだ所で出始めるか。この辺を見極めてからのお勧めかどうかですね。