2012年9月22日土曜日

【D800E】高感度ノイズ

軽く高感度でのノイズ比較をしてみました。
ISO3200, 6400, 拡張1.0(ISO12800相当)の比較です。
RAWで撮影、Apertureで現像(といっても読み込んだだけの無調整状態)でJPEG100%出力。
PhotoShop CS4で切り出しと編集、JPEG出力。


ISO3200では、ノイズはまず問題ないならないレベルです。
まあ、倍全(A0相当)にプリントするとかしなければですが。

ISO6400では、夜景撮影やライブ撮影では問題なし。
ポートレートとかは、サイズを縮小すれば問題ないですが、そのまま使ってトリミングとかだとキツイでしょうね。

拡張1段はちょっとノイズが目立ちますが、それでもD3のISO12800並で、画像サイズをD3/D3Sと同じに縮小すれば、D3SのISO12800並になると思われます。

実用上、D3/D3Sと同じ程度の高感度ノイズの少なさと言ってもよいかと思います。

【iPhone5】LTEはえーーー (iPhone5雑感その1)

無事にiPhone5の1stロットを確保し、4->5へのデータ移行も問題なく完了しました。
今日一日使ってみて、4とほぼ違和感なく使えました。
iOS6になってブラウザその他の表示がかなり高速化されていましたが、5は更にストレスのない動きになっていて、無駄に触って電池を消費しています(苦笑)

で、昨日からSoftbankはiPhone5に対応した(そしてたぶん新しいiPadにも対応しているはずだが)FDD方式のLTEを開通しました。
今日、家の中、最寄り駅、大阪駅近辺でSppedTestというアプリで、速度計測をしてみましたが、電波状況が悪い家の中以外ではWiFi(2.4GHz 11n)の半分くらいのスコアが出ています。

アプリが時刻を何故か4時間ずれて表示しているので、その点注意して下さい。
一番下の「WiFi」が家の光回線に接続したWiFiルータとの通信速度。
下から2番目の「3G」が家の中で、一応LTEピクト表示はされていたのですが、パフォーマンス的に普通の3Gに接続していたかのようなスコアです。
下から3番目上から2番目が最寄り駅でのスコア。LTEらしい値が出ています。
一番上が大阪駅南側でもスコア。ピーク値はともかく平均値がWiFiと同等のスコアが出ています。

実際ブラウザとかの表示速度が、WiFiで接続しているのと変わりません。
まだ5のユーザが少なくて、すかすかなせいもあるのでしょうけど、これだけパフォーマンスが出ると、WiFiスポットに一々接続しようなどと考えなくなって、却って携帯回線が込んでしまうことにならないかと心配です。


iPhone5カメラのレンズ設計と製造にもかなり力を入れているそうなのですが、試し撮りしたのがこれ↓


これの真ん中付近を100%切り出ししたのがこれ↓

左側の工事クレーンとか右側のパラボラアンテナ廻りとか、恐ろしいくらいきっちりと解像してます。
iPhone4Sで撮影した写真で個展を開いたプロの方もいますが、このカメラ性能はコンデジ設計をやっている人達には脅威でしょうね。

2012年9月21日金曜日

NIKITA 2nd Season



5月にHuluを契約してから、ずっとDVDを購入していなかったのですが、ニキータはHulu未対応なので2ndシーズンを買いました。
1stシーズンはDVDが発売されるのが遅れたのと値段に結構差があったので、DVDの方を買ったのですが、2ndシーズンはDVDとBlu-rayが同時発売で、Amazon価格が1,000円くらいしか差がなかったので、Blu-rayの方にしました。
画の綺麗さはBlu-rayの方が圧倒的にいいですからね。女優さんが可哀相なくらいにくっきりはっきりと細かいところまで写ってます(苦笑)

ストーリー半ばくらいまでというか最後のギリギリまでは、今シーズンで終わり?という感じの進み方だったのですけど、最後の最後で急展開して3rdシーズンのプロローグへ突入。
というわけで、まだまだ続きます。

美しさと可愛らしさを兼ね備えたキャラクターが登場しますが、女優さんの名前を調べてみたけど判らなかったよ。

1stシーズンでは画面に出てくるだけで、蠱惑のエメラルドグリーンの目と共に、全身からエロいオーラを振りまきまくっていたアマンダさんが、今回は何故か単にヒステリックなケバいおばちゃんな雰囲気に変わってますわ。
Blu-rayの解像度で小皺がはっきりと見えるせい...ということでもないと思うのだけど。

2012年9月20日木曜日

【iPhone】【Mac】iOSとOS-Xがupdate

iPhone5の発売を明日に控え、iOS6がやってきました。
iOS6に合わせてOS-XもUpdateになりました。
iOSとOS-Xは、ほとんどが共通になっているので、セキュリティアップデートとかも共通でリリースされるってことですね。

どちらもアプリのUpdateも結構あります。

Macの方はOS-XのUpdate後に、もう一回Update検索するとApple謹製アプリのUpdateが出て来ます。
まとめて1つのUpdateになっているので、どのアプリがUpdateされたのかがよく判りませんが(苦笑)、ApertureとiMovieは間違いなくUpdateされています。

iPhone、iPadの方も、iOS6にUpdateして、AppのUpdateを確認すると結構な数が出て来ます。

それにしても...iPhone4、iPad2のどちらも相変わらずSiriに未対応なのが悔しい。

【iPhone】Softbankもテザリング解禁になって

結局、4/4Sから5への機種変更では、100Mまで無料で4/4Sを使える「家族無料キャンペーン」は適用外になってしまったようです。
でもまだ「9月21日より iPhone 5 も対象となります。」とか「iPhone 5に機種変更した場合もゼロから定額のみ加入可能です。」とかの説明が家族無料キャンペーンのページに残ったままなんですけどねぇ。

私は1stロットを入手できる予定。
なので、4はもう使わなくなるのですが、一応iOS6へupdateしました。
その4をどうしようか考え中。
WiFiでは使えるから、甥っ子姪っ子のおもちゃになるでしょうけど。
脱獄とかしてSIM Freeに挑戦してみるかなぁ。

テザリングはもう1台のau Galaxy S2の方でできるから、不要といえば不要なのですが、
・WiMAXの電波が入るところが結構少ない。というか私がテザリング使いたいところではほぼ使えない。
・かといってau 3Gだと速度遅くてイライラして、テザリングする気にならない。
という状況なので、SoftbankのLTEでどうなるか試したいというのも確かですね。
7GBに制限されていますが、普段iPhone4では月に200MB前後しか使ってないし使うときでも300MBくらいですし、MacBook AirやiPad2を持ち出してテザリングするような機会は普段ほとんどないので、まあ余裕で大丈夫です。

3G回線でUbuntsやFreeBSDのインストールDVDイメージをダウンロードしようなどということを考える人は別ですが。
ま、そういう人は、一般的な携帯回線を使っている人達に迷惑なので、WiFiスポット使うか、光回線を使って欲しいものです。
というか、4%のユーザがトラフィックの半分を占めるそうですが、一体何をどう使ったらそんなことになるんだろうか?
Ustream配信を携帯回線で一日中やってるのか?
そういう人達を、段階課金とかで排除すれば、回線はもっと空いて快適になり、一般ユーザが負担するコストも減って料金をもっと下げられるってことだよねぇ。

2012年9月18日火曜日

SIGMA凄い!

新コンセプトに基づくプロダクト・ラインおよび新製品3機種を同時発表

SIGMAのレンズというと、性能はそこそこよくて低価格というイメージも強かったのですが、デジタル時代になって真に高性能なレンズを出してくれてきており、私は今ではNikon純正レンズよりもSIGMAレンズの方が好きなくらいです。
F1.4/50mmやF1.4/85mmに引き続けて、単焦点の高性能レンズをドンドンと出して欲しいと思っていたところ、フォトキナ2012のプレスリリースで、プロダクトラインを3本に分け、内一つが「高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン」と発表されました。

そのアーティスティック・ラインの第一弾が、F1.4/35mm
Distagon T* F1.4/35mm ZF.2の映りが、空恐ろしい映りをしていることと、Y/CのF1.4/35mmをNikon-Fマウントに改造して楽しんでいることもあって、これはパスかなと思ったのですが、MTF曲線を見て考えを改めました。
こんな凄い特性のレンズ、絶対買わんとあかんやろ。

更に独自開発のMTF検査機で、全数検査をするそうです。
今までもMTF検査はしていたそうなのですが、より高い周波数成分まで検査できるようにしたとのこと。
これでもう私がファンダーを覗いて、右側と左側で映りが違うぞ!と嘆くことが完全になくなってくれるといいのですが。
残念なことに、ヤシカZeiss、コシナZeiss、Nikkor、SIGMAと、どれも右側と左側で映りの異なるのがあるのですよね。ちゃんと全画面同じのもあるのですが...。
期待してます、SIGMAさん!

(2012/09/22 12:50追記)
シグマ山木社長に交換レンズ新コンセプトを訊く

これによると、F1.4/35mmは倍率色収差だけではなく軸上色収差も減らすように設計されているそうです。
昔は、望遠系で軸上色収差を補正していましたが、広角では特に色収差は補正されていませんでした。
それをCarl ZeissがY/C用のDistagon T* F2.8/21mmで、広角としては初めて異常分散レンズを採用して倍率色収差を補正した設計を行い、以来広角では倍率色収差を補正するのが当たり前になっています。
望遠では、軸上色収差を補正するのはかなり前から行っていますが、倍率色収差についての話はあまり聞きません。たぶん望遠は軸上色収差に比べて倍率色収差が元々少ないのでしょうか。
逆に広角では倍率色収差の補正をされるようになりましたが、軸上色収差についてはあまり聞きません。倍率色収差の光学設計的な補正が進み、かつデジタル時代になってソフト補正で倍率色収差を修正できるようになって、極僅かな軸上色収差すら問題になるようになってきたのではないかと思われます。

【ZEISSコラム】NEXとFuji-X用のAFレンズを発売予定

New Family of Lenses for Mirrorless System Cameras

日本時間では明日の夕方になりますが、フォトキナ2012がいよいよ開催されます。
今日はプレスディということで、事前発表がいくつかありました。

先週、Carl Zeissからミラーレス一眼用のAFレンズの展示をするとの発表がありましたが、詳細が今日発表されました。
SONY NEX用とFuji X用とのこと。
NEX用はSONYと共同開発で既にF2/24mmが発売されていますが、それとは別にCarl Zeiss単独で開発・製造して、Carl Zeissの販売網から提供されるとのこと。
この2機種へ対応するのは、センサーができる限り大きい方がCarl Zeissが求める高品質な画像が得られるからだそうです。よって3/4については、当面予定がないとのこと。

「2.8/12, 1.8/32 and 2.8/50 macro」が開発済みで、まずはこの3本から発売されるとのこと。
できるだけNEX用レンズは買わないで、マウントアダプタで旧レンズ遊びするだけにしたかったけど、こんなのを出されたら、やばいなぁ。

ZMマウントシステムについての展示もあるという予告でしたが、そちらはまだ公表されていないようです。明日が楽しみですな。

また、双眼鏡についての発表らしきものがあるんですけど、詳細へのリンクをクリックすると404なんですよ。なんかなぁ。

2012年9月17日月曜日

フルサイズが普通になってきました

今年のフォトキナに向けての発表が色々とありましたが、SONYがフルサイズのレンズ一体型デジカメ、一眼レフデジカメ、Eマウントのデジタルビデオカメラと3機種を発表、NikonのD600にCANONのEOS 6Dと普及価格のフルサイズ一眼レフデジカメを発表しています。
フルサイズ対応の撮像素子を製造するのは、それ自体かなり困難なことなのですが、高価格帯のフルサイズ一眼レフデジカメがかなり売れており、撮像素子の製造工程が熟れてきて、歩留まりがよくなっていてコストダウンが果たせているのでしょうね。

なにより、フルサイズの画質の良さが一般に認められて来たということでしょう。
APS-Cでは物足りないという人が増えてきたのでしょうね。
撮像素子が大きい方が画質がよくなるという考えから、SONYとCANONはミラーレスではAPSサイズを採用してきました。その点Nikonはよい画質に必ずしも大きな撮像素子は必要ではないとミラーレスには小さめの撮像素子を採用しています。
Nikonの場合は、明らかに一眼レフのユーザ層とミラーレスのユーザ層を完全に別と考えているようなので、これはこれでありなんでしょうね。

【くるまのおと】BMWがFF車を発表

独BMW、3気筒+FFのプラグインハイブリッド「コンセプト・アクティブ・ツアラー」パリ・ショーに出展
するそうです。
前々から1シリーズよりも小さくて廉価なFFモデルを追加するという噂はありましたが、プラグイン・ハイブリッドで登場。
電気モーターは後輪を駆動するとのことなので、実質4駆ということなので、BMWの文法を外してるわけではなさそうです。
フロントに横置きされる3気筒エンジンは、BMWが誇る6気筒3Lエンジンを半分に切った形になっているみたいです。

でも4353×1834×1560mm(全長×全幅×全高)って、サイズ的に1シリーズより大きくないかい?
1シリーズ5ドアが4,335×1,765×1,440だから、FFにしながらもFRの1シリーズよりもでかいってのは...。
パリ・ショー向けのコンセプト・モデルだからなのか、プラグイン・ハイブリッドということで値段が高くなる分ボディ・サイズも大きくしたのか。

それにしても、このボディの形はBENZのBシリーズそっくりに見えるのが、なんかやだな。

2012年9月16日日曜日

マルちゃん正麺



話題のマルちゃん正麺を食べてみました。
私が一番好みの塩味が手に入らなくて、豚骨味、醤油味、味噌味の3種類を試しましたが、確かに生麺の食感でインスタントとは思えない味ですね。
感心したのは、それぞれの味に応じて麺の太さ(たぶん麺の質も)を変えていて、そのため袋に記載の煮込み時間が、豚骨2分、醤油3分、味噌4分と異なっているんですね。
私は細麺が好きなので、豚骨が一番好みに合いましたけど、こうなると一番好みの塩味を何としても手に入れて食べたくなってしまいましたよ。

他の袋インスタントラーメンメーカー各社も、これに衝撃を受けて改良をしているそうなので、ラーメン好きの人はインスタントと馬鹿にせずに試してみるといいと思います。
なにより袋麺の場合、好みの具材を合わせて自分の好みにアレンジするのが簡単ですしね。

マルちゃん 正麺 味噌味 104g×30個

マルちゃん 正麺 醤油味 105g×30個

マルちゃん 正麺 塩味 105g×30個

【D800E】1st shot

天気が不安定なのと、秋の花粉症が始まったらしく頭と喉が痛くて仕方がないので、取り敢えず家の庭の草木を撮影(苦笑)

D4と同じファインダーは非常にクリアで、ピントの山が掴みやすくて、いいですね。
D3/D3Sのオリジナルなファンダースクリーンは、明るいレンズでのピントの山がさっぱり判らなかったため、SONYの(ミノルタ時代から定評ある)M型スクリーンを削って入れていますが、D800Eのファンダーはそんなことする必要性を感じさせません。
ただ、視野率100%にしたため、倍率が公称0.7倍なので、D3Sと同じくDK-17Mを装着しようと考えています。

で、撮影したのがこちら↓。
Makro-Planar T* F2/100mm ZFで撮影、ISO100でマニュアル露出、RAWをApertureで現像してJPEG出力。


縮小せずにJPEG出力したのを切り出したのがこちら↓。


あの小さな南天の実の皮の表面の様子が、ルーペで見るように細かいところまで写っています。
ISO100にしてはノイズ感があるなと思ったのですが、D3SがCMOSセンサーとしては異常にノイズがなくて、それに慣れていたからでしょうね。CCDのAPTUS-IIの滑らかな画像にも慣れていたし。

D3Sと同じ画素数に縮小して等倍切り出ししたのが、こちら↓。


これだとノイズ感はほとんど消えて、D3SのISO200に近い感じになります。
なので、実際にプリントとかする時には問題にならないかと思います。
それでも高画素化してローパスフィルタを無効にしたことで、全体的なシャープ感や解像感はD3Sよりも上がっていると思います。
今後、同じ条件で比較撮影をして比べてみたいと思います。特に感度を上げていったにどうなるか。
ポートレート撮影や風景撮影では、D800Eがメインになると思いますが、LIVE撮影では連写速度のことがあるのでD3Sがメインになります。
その時にD800Eをサブとして広角/標準ズームを付けて撮影したいと思っているのですが、ISO6400で撮影して画像サイズをD3Sと同じに縮小したときのノイズ感が同等になるかどうかが心配なのですよね。
Nikonのサイトやカタログの作例を見る限りでは、大丈夫そうなのですが。