2007年1月13日土曜日
アダムの呪い / ブライアン・サイクス
「イヴの七人の娘たち」の続編です。
前作の女性にだけ遺伝するミトコンドリアDNAを追ったサイクス教授は、今度は男性だけに遺伝するY染色体を追いかけます。
本作は前回とはちょっと違い、性とは何か?何故性差が発生したのか?という謎の答えも追求しています。
ところでタイトルに「呪い」とある理由ですが、これは読んでのお楽しみ。でも男性に取っては楽しみというよりは、恐怖な面の方が多いのですが。
2007年1月11日木曜日
イヴの七人の娘たち / ブライアン・サイクス
著者は英国オックスフォード大学の人類遺伝学の教授で、ミトコンドリアのDNAを解析することで、欧州人は全て七人の女性の子孫であることを明らかにした方です。
そしてその七人も更に遡ればたった一人の女性の子孫であり、全人類がその一人の女性の子孫であることを発見した方でもあります。
所謂ミトコンドリア・イヴですね。10年程前に「ミトコンドリア・イブ」という小説が大ヒットし、映画化も(葉月里緒菜主演で)されましたので、記憶にある方も多いかと思います。
サイクス教授が、ミトコンドリアDNAを追いかけるきっかけから始まり、人類の母を捜し当てるまでを、自ら描いた小説のような科学解説書です。
しかし、この母系系統図を見ると、日本人というのは本当に多様な民族の集まりだというのがよく判ります。系統図から行くと、黒人に近い人から中東アラブ人や白人に近い人まで、かなり幅広く分布しているのですよね。
また従来、縄文人が南北に分離したと思われている、琉球人とアイヌ人は結構違った系統にあって、元から別々の民族だったようです。
2007年1月9日火曜日
ナイト・ウォッチ
上新の処分価格コーナーにあった中で「SFダークファンタジー」という宣伝文句に惹かれて買ってみました。けどこれ廉価版が出ていて、処分価格よりそっちの方が安いじゃん!上新にまた騙された (-_-;;;;
配給は20世紀フォックスなのですが、制作はロシアみたいです。ロシア制作の映画なんて、まともに観るのはたぶん初めてだな。
ロシアというと旧ソビエト時代のイメージが濃くて、旧態以前な町並みとかを想像してしまうのですが、台詞や街の看板なんかがロシア語でなかったらニューヨークか西欧のどこかの街を思わせる雰囲気で、町並みは近代的だけど古くて貧しい建物が所々に残っている感じはよく似ているような気がします。地下鉄なんかN.Y.のにそっくりだし。
ロシアもソビエト崩壊後は、急速にアメリカ文化に毒されてしまっているということなんでしょうね。iMacがなにげに使われていたりするし。TVは全部大画面の液晶TVだし。
ストーリはそこそこ面白いです。3部作の第一章だそうですが、今後の展開次第では大化けするかな?
X-MEN ファイナル・ディシジョン
別の映画を劇場に観に行った時に、本作の予告編があって、一緒に行ってた連れから「X-MENのストーリは許せるん?」と、私が色んな映画の設定上の科学的矛盾を気にする癖に「観たい」というのを突っ込まれまれした。対する私の答えは「ストーリは許せんけど、ハル・ベリーさん好きやから」「それだけかい!」「うん」
でも残念ながら、劇場には観に行けなかったので、廉価版がすぐに出るのは判ってても買わずにはおれませんでした。
ということで、ストーリなんかどうでもええわい。愛しのハル・ベリーさんが出てるだけで幸せなんやい!
2007年1月8日月曜日
M:I III (ミッション・インポッシブル3)
映画館に観に行き損ねたのが悔しくて、ついつい買ってしまいました。たぶんもうすぐ廉価版が出るでしょうけど。
Digital High Visionで撮影されたのか、非常に高解像度で綺麗な画質です。昔の映画をDVD化するときに、ハリウッドの映画会社は「銀塩フィルムの粒子感も映像表現の一部だ」と拘ったそうなのですが、今では粒状感の全くないクリアなデジタル画像がハリウッド・クオリティなのでしょうね。
それにつけても、アニメでは世界一の日本ではこういう映画を制作できないのはなぜなのか。
2007年1月7日日曜日
【BMW雑記帳】謹賀新年
ということで今年もよろしくお願い致します。
知り合いから「最近Blogを更新してませんね」と言われたのですが、年末年始に色々と買ったもののネタはあるのですが、バタバタしててあまり書く気力と余裕がないのです。
本コラムのネタも、年明けからいきなりネタなしです(苦笑)
とはいえ、これで終わるのも情けないので、BMWネタではないネタで。
昨年のF1のコンストラクターズ・チャンピオンはフランスのルノーで、WRCでもシトロエンとプジョーが上位にいます。フランスは原動機付き4倫車を発明したと豪語し、モーター・レースの発祥の地であります。それ故にレース用語はフランス語起源のものが多いわけです。
しかしですね、ルノーがF1で優勝しても、そのF1イメージに結びつくような車種って思い浮かびます?WRCでクサラや307が、ドリフトしながら走る姿を連想できます?スポーツイメージのない車種ばかり造っていて、レースに強いって一体どういうことなのでしょうね?
フェラーリがF1で強いのは、ブランドイメージと合うし、そもそもフェラーリはF1をする資金稼ぎに市販車を販売しているといわれるくらいに、メーカー自体がF1そのものという感じです。
BMW、メルツェデスのドイツ勢も、アウトバーンで鍛え抜かれた高性能カーを販売しているので、レースに強いのは当然でしょう。
でもフランス車って優雅にゆったりと走るイメージがあるし、高性能高速性が売りでもないから、レースで速いクルマが造れそうな雰囲気もないですよね?それが実際にはレースで速いというのは、どういうことなのでしょうか?これがモーター・レースを世界で一番長くやってきた経験という奴なのでしょうか?
不思議で仕方がないです。誰か教えてください。
ちなみに、昨日喫茶レストランでプジョーのライオンマークとロゴの入った塩入れ(岩塩を砕くやつ)と胡椒入れ(粒胡椒を砕くやつ)がテーブルに置いてあるのをみて、こういうものも作っているのかと、初めて知りました。
う〜ん、奥が深いぞ、フランスは。
知り合いから「最近Blogを更新してませんね」と言われたのですが、年末年始に色々と買ったもののネタはあるのですが、バタバタしててあまり書く気力と余裕がないのです。
本コラムのネタも、年明けからいきなりネタなしです(苦笑)
とはいえ、これで終わるのも情けないので、BMWネタではないネタで。
昨年のF1のコンストラクターズ・チャンピオンはフランスのルノーで、WRCでもシトロエンとプジョーが上位にいます。フランスは原動機付き4倫車を発明したと豪語し、モーター・レースの発祥の地であります。それ故にレース用語はフランス語起源のものが多いわけです。
しかしですね、ルノーがF1で優勝しても、そのF1イメージに結びつくような車種って思い浮かびます?WRCでクサラや307が、ドリフトしながら走る姿を連想できます?スポーツイメージのない車種ばかり造っていて、レースに強いって一体どういうことなのでしょうね?
フェラーリがF1で強いのは、ブランドイメージと合うし、そもそもフェラーリはF1をする資金稼ぎに市販車を販売しているといわれるくらいに、メーカー自体がF1そのものという感じです。
BMW、メルツェデスのドイツ勢も、アウトバーンで鍛え抜かれた高性能カーを販売しているので、レースに強いのは当然でしょう。
でもフランス車って優雅にゆったりと走るイメージがあるし、高性能高速性が売りでもないから、レースで速いクルマが造れそうな雰囲気もないですよね?それが実際にはレースで速いというのは、どういうことなのでしょうか?これがモーター・レースを世界で一番長くやってきた経験という奴なのでしょうか?
不思議で仕方がないです。誰か教えてください。
ちなみに、昨日喫茶レストランでプジョーのライオンマークとロゴの入った塩入れ(岩塩を砕くやつ)と胡椒入れ(粒胡椒を砕くやつ)がテーブルに置いてあるのをみて、こういうものも作っているのかと、初めて知りました。
う〜ん、奥が深いぞ、フランスは。
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