2006年8月12日土曜日

日本史集中講義 / 井沢 元彦



週刊ポストに連載中の「逆説の日本史」のダイジェスト版とでもいうべき内容です。なので、逆説を読んでいる人は特に必要ないかと。逆説を読んだことがない方は、一度目を通されることをお勧めします。


2006年8月11日金曜日

スピーシーズ3 禁断の種



廉価版がやっと出てきた(といっても1,980円ですが)ので、買ってきました。
2でいかにも続くぞという終わり方でしたが、その終わりから本作は始まります。
主人公のサラ役Sunny Mabreyさんは、Playmateでもなかなかいないくらいの素晴らしいスタイルをしています。その超絶的なヌードを惜しげもなく晒してくれています。とはいえ、R指定じゃないんで、それだけを期待すると、ちょっとがっかりすると思いますが。
しかしあんな設備で、DNAの合成ができるというのは、ちょっとなぁ。2の火星と地球の通信に、時間差がないことくらいに違和感があります。

2006年8月10日木曜日

Jonas Hanson / Valhallarama



Silver MountainというRainbowのフォロワー丸出しの名前のバンド(でも実は未だに聴いたことないんですが)の中心だった、Hansonがソロになって発表した2nd To Noneというアルバムは、発売時に店頭に並んでいたのをなにげに買って、気に入ってしまいました。
その後、Hansonのアルバムが出ないなぁと思っていたところ、本作が登場。帯に7年振りとあって、2nd To Noneからそれくらいしか経ってなかったっけ?と疑問に思ったのですが、ライナー読んだらその後2枚ほど発表されているようです。
2nd To Noneからちょうど10年経っているのですが、中身はいい意味で変わってません。演奏とかは超絶テクを駆使しているわけではないのですが、安定した演奏は、落ち着いて聴けます。基本的に楽曲がいいので、こういう演奏が合うのではないかな。

注文用リンク
ザ・ロックス
クラシカ


2006年8月9日水曜日

VOIVOD / KATOZ



元メタリカのJason Newstedが参加しているというので買ってみました。ら、バンドの核であるギタリストは昨年亡くなっていて、彼が遺したデモをベースに残ったメンバーが制作したアルバムなのだとか。
かなりレベルの高い気持ちのいい、Hard Rock'n' Rollで、私は好きなタイプなのですが、これが最後になるというのは非常に残念です。
享年からすると同年代らしいのですが、同じ歳の人が癌で亡くなったというのは、非常に寂しさを感じてしまいます。


2006年8月8日火曜日

ダ・ヴィンチ・レガシー / ルイス・パーデュー



タイトルの通り、レオナルド・ダ・ヴィンチの遺産が主題の物語です。
初回発表が1983年なので、ブームに乗っての作品ではありません。でも2004年に全面改訂されて、再発表しているから、ブームに乗ったのか?
ダビンチが発明家で、先進的なアイデアをいくつも残していることは有名で、しかも何世紀も経てやっと実現できた発明が多いです。本作は、そのダビンチが残した兵器のアイデアには、現代の技術でやっと実現できるようになったものがあり(そして未だに実現不可能なものも)、その遺稿を密かに保管している一味が...と、あらすじ書いたら駄目ですね(苦笑)後は読んでのお楽しみ。



2006年8月7日月曜日

【ZEISSコラム】 Planar T* 1.4/85mm ZF での点光源作例

なら燈花会というイベントが開催されています。
点光源の作例を貼っておきます。こういう出方だと絞りの形がどうのこうのというのは関係なくなりますね。
S3Pro ISO800 f2.8 1/15 RAW(C1LEで現像)
Y/CのP85/1.4はこういう写り方をしなくて、絞りの形がくっきりはっきり出たのですが、ZFは出ないようになってます。Y/Cのf1.2の2本も、ZFのように点光源がぼけて絞りの形が出ないんですが、知らない人が多い。絞りの形を気にしても、実際の点光源がどのようになるか、知らなかったら意味ないと思うんだが。

2006年8月6日日曜日

【BMW雑記帳】M - AMG - Quattro

モーターマガジンが第2特集で、AUDIのSの特集をしています。
AUDIのSというのは、車名のAがSやRSに置き換わったスポーツモデルで、BMWのMやBenzのAMGに相当します。AUDIのレーシング部門でもあるQuattro社が開発しているんですけどね。
私や私の知り合いはBMW好きばかりなので、そのせいかAUDIのSモデルとかQuattro社といってもピンと来ないんですよね。MモデルやM社に相当するといっても、MやAMGのような威光が感じられないんです。
やってることはM社と同じようなことをやっているはずなんですよ。BMWのM社やMモデルの成功を睨んで、AUDIはQuattro社にSを造らせているはずですし、Benzも自前のチューニング・ブランドは失敗してAMGを買い取ってM社と同じようなことをやらせてますし。
たぶんその辺りのイメージ戦略のなさがAUDIの弱さなんでしょうね。

BMWはレースはM社に開発を含めて全部任せており、そのことを大々的に公表していて、MモデルはBMWのF1を筆頭とするレーシングマシンの直系のマシンであるというイメージを確立することに成功しています。
Benzもチューナーとして世界でも最も有名なAMGのブランドを全面に押しだし、高性能イメージやレーシングイメージを、AMGモデルに載せることに成功しています。
AUDIもレースは子会社のQuattro社に任せていますが、その名前は全面には出さず、AUDIの名前を全面に出してしまっています。このため、Sモデルがレーシング部門のQuattro社が開発しているといっても、Quattro社とレースがユーザーの頭の中では結び付きにくくなっています。またSという車名とQuattroという社名も連想しにくいですよね。
こういうことを考えると、BMWというのはブランドイメージの使い方が非常にうまい会社だなぁとつくづく思いますね。


TEN / Twilight Chronicles



原題にはTheが付いてないのに、邦題にはザを付けるって、どういうことかなぁ?
まあそれは置いておいて。

2年振りのアルバムですが、本作は原点回帰という感じで、デビュー作や2作目の感じに戻った感じです。ゲイリーの朗々たる歌声を十分に活かし切った曲は、もちろんゲイリー自身の作ですが、イギリスの演歌とでもいうような感じでわざとらしさもありますが、まさしくこれがTENでしょう。

霊の柩 上・下 / 高橋 克彦

竜の柩の続編です。これも詳伝社文庫の在庫が、「竜の柩」3,4巻と一緒に残っていたので、買ってきました。
私はまだ幽霊は見たことはないのですが、亡くなった爺様が夢枕に立ったことは何回かあるので、霊の存在そのものはあり得るかなと思います。
本書で大正時代に自らをキリストとマホメッドに継ぐ預言者であると称した、宮崎虎之助という人の話が出てくるのですが、その話を読んで驚きましたね。
先の「原点 ユダの福音書」の中で、イエスがユダにのみ伝えたというこの世の真実とそっくりの話が登場するのです。宮崎氏は実在の人物で語った話は記録に残っていますから、作者の高橋氏が捏造した話ではないですし、この作品が登場した時には「ユダの福音書」は復元中だったので、高橋氏がその内容を知っているはずがありません。
宮崎虎之助という人は、(つい最近まで知られていなかった)イエスの言葉と同じことを語っている。そのことは注目すべきかと思います。


竜の柩 (3) (4) / 高橋 克彦

竜の柩〈3〉神の星編

竜の柩〈4〉約束の地編

講談社から発刊されるのを待っておられず祥伝社の方を買いました。まあたまたまよく行く書店に在庫があったからというのが一番の理由なんですけどね。
新書で発刊された時は、「新・竜の柩」の上・下2巻として発刊されたそうです。文庫化される時に「新」が取れたんですね。
2巻の最後で死んだ主人公達ですが、3巻冒頭でいきなり生き返ります(笑)なぜそうなるかは読んでのお楽しみですが、主人公は変わらずにそのままです。
1・2巻では、メソポミアで発生した竜の文化が牡牛の文化に追いやられて、インド・中国へと東へ流れて行き、日本へ到達するという結論になっていましたが、3・4巻では逆の展開になっています。


この2巻では、イザナギ、イザナミを始めアマテラスやスサノオも宇宙人ということになっています。
まあそれはともかく、アマテラスが女性になっているのは...ちょっとお粗末な気がする。