2002年2月24日日曜日

うまい写真といい写真

よく混同されますが、写真を撮るのがうまいというのと、いい写真が撮れるというのは、別です。いい写真を撮れる人が写真がうまいと言われるわけですが、だからといって写真のうまい人が必ずいい写真を撮れるとは限りません。また写真が下手な人がいい写真を撮れないわけでもありません。
だからといって、写真がうまくなくてもいい写真は撮れる!と開き直るのもどうかとは思いますけどね。言ってみれば、うまいというのは楽器の演奏がうまいことに相当し、いい写真というのはいい曲を書けることに相当するということでしょう。ということは、頭の中に浮かんだ絵を、実際の写真にするためには写真撮影のテクニックに長けていなければならないということです。
では何故テクニックに長けてなくとも、いい写真が撮れるのでしょうか?写真の善し悪しは偶然性による割合が非常に高いからです。
例えば、インターバルタイマー付きのカメラを、犬の背中に乗せて、犬に好き勝手走らせます。そうやって撮れた(撮ったではなく)写真の中にもいい写真が存在する可能性はあります。適当にスナップしたフィルムを巻き戻し、再度装填してスナップなりの撮影をする、多重露光の偶然性を利用することもよく行われます。そうやって撮れた偶然の写真に、いい写真があるわけです。
写真が下手な人が撮った(というか撮れてしまった)いい写真というのは、結局はそういう偶然性に頼った産物なわけです。偶然性に頼らない、自分のイメージを求めて撮影をするならば、やはりテクニックは必要ですし、撮影技術のうまさが必要になるわけです。偶然性に頼った写真自体は悪いとは言いませんし、プロで偶然性のみによる写真を追求している方もおられます。それはそれで一つの見識だと思います。
しかし私は自分の頭の中にあるイメージを撮りたいです。そのためには、色々な撮影のテクニックも必要だし、レンズやフィルムの使いこなしも必要です。あなたは偶然に頼りますか?それとも自分の腕で撮りますか?


【BMW雑記帳】台湾のBMW

先週、社員旅行で台湾へ行って来ました。台湾は国内に車メーカーを持たないので、走ってる車の大半は日本車でした。とはいえ、BMWも結構走ってましたし、フランスの小型車も多く見掛けました。
到着して一番最初に見たBMWは、高速警察のパトカーで5シリーズでした。旧正月で高速の料金所が休みで、高速の通行料が無料でした(笑)この辺りは、日本と違ってのんびりしたものですね。
デューティーフリーショップでは、年末特別セールで懸賞を行ったらしく、当選結果が貼り出されてたんですが、1等が318iでした。台湾でもBMWは高級車扱いですね。
排ガス規制はまだないらしく、街中の空気はあまりよくなく、バイクに乗っている人達は大抵マスクをしていました。夜店に行ったときもマスクを売ってました。お土産に買っても面白いかなと思ったんですが、日本じゃ使うことはないと思って、止めましたけ(苦笑)
ちなみに街中を走っていたパトカーは日本車で、250ccスクーターの白バイも見掛けました。また私達が観光で乗ったバスはサーブでした。
道路は台北市街はよく整備されていて綺麗でした。日本の道路に比べるとゴミが少なかったですね。特に煙草の吸い殻はほとんど見当たらなかったです。法令で捨てると罰金取られるのかも知れませんが。
旧正月で道路は空いていましたが、普段は大渋滞するそうなので、車の量はかなり多いのでしょうね。
車を買うのに書庫証明が不要だそうで、そのため裏路地は駐車車両で一杯です。警察署の横の裏路地でも、パトカーが路肩駐車してました(爆)
チューニングショップも何カ所かあり、ハルトゲも走っていました。
まあ全体的にいうと、日本と全然変わらないという感じですね。街並みも日本にそっくりで、心斎橋辺りの通りを歩いてるのと変わらない感じです。右側通行なのが大きな違いですけどね。