2008年9月26日金曜日

バファロー HS-DH2.0TGL/R5



これまでの写真(フィルム)をスキャンしてデジタル化したものと、デジカメで撮影した写真データは、Network File Server(バファローはNetwork Archive Server = NASと呼んでいますが)に置いています。
1年程前にバファローのNAS TS-1.0TGL/R5を購入したのですが、その時点でRAID5にして750GB(実質保存可能なのは700GB程度)の要領の内、500GB近くを、それ以前のデータ(おおよそ5年分くらいか?)を移しただけで消費してしまっていました。
残りの200GBもすぐになくなるだろうなぁと思っていたら、2ヶ月程前からもう余裕がない状態。
未圧縮データを圧縮して(RAWとか16bit TIFFとかはZIPとかLHAで圧縮すると2〜3割程度サイズが小さくできるのです)、スペースを空けて凌いできましたが、流石に限界。
この2ヶ月の間次に買うのはどうしようかと散々悩みましたが、結局同じバファローのRAID5 NASであるHS-DH2.0TGL/R5にしました。

これまでのTS-1.0TGL/R5が、どちらかというと業務向けな仕様なのに対して、今度のHS-DH2.0TGL/R5は一般家庭向きの仕様になっています。
何故前は業務向けを購入したのかというと、単純にその時点でRAID5構成ができるNASがこれしかなかったからです。TS-1.0TGL/R5を購入した直後くらいに、ホームサーバー用途のNASが色々と発売されるようになったのですよ。
で、今回そのホームサーバー向けのHS-DH2.0TGL/R5にしたのは、単純にTSシリーズの2GBよりも安かったからです。
値段だけを考えたら、TS-1.0TGL/R5にUSB接続のHDDを繋げる方が、更に更に安いのですが、電源を両方共に入れないといけないのが、ちょっと嫌で。
NAS自体、普段は電源を落としていて、画像データとか大切な書類データなどをバックアップする時にしか、電源は入れていないのです。
TS-1.0TGL/R5は、初期設定のIPアドレスが固定になっていて、設定を行うために、PCのIPアドレスをそれに合わせて設定する必要がありました。設定画面でDHCPを指定すれば、後はDHCPを使って自動的にIPアドレスを割り当てるようにできるのですけどね。まあ最初の設定がちょっと手間でしたね。業務用だから、それなりに知識のある人が好きなように設定できるという意味では、これでいいのでしょうけど。
対してHS-DH2.0TGL/R5はホーム向けなだけあって、初期設定がDHCPでIPアドレス取得になっており、PCに設定用のCDを挿入して、起動した設定アプリに従ってクリックを数回繰り返すだけでOK。
簡単にNASを使いたい方には、お勧めですね。

天皇の国・賎民の国―両極のタブー / 沖浦 和光



瀬戸内海の海賊衆について書かれた章があったので、買ってみたのですが、知りたかったことは書かれていませんでした。
先祖が村上水軍の一派だったので、それについて知りたかったのですけどね。


2008年9月24日水曜日

クレプスキュール 逢魔が時 / 魔夜 峰央



魔夜峰央ワールド炸裂で、これまでの作品に勝るとも劣らない面白さです。
しかしこれで完結?ストーリー的にはこれからが面白くなりそうなのですが...。


Leicaが中判デジタル一眼シリーズを発表

フォトキナが開幕し、速報が出始めていますが、いきなりの大ニュースです。
ライカ、AF搭載デジタル一眼レフ「S2」を発表
何故に2から始まっているのかがよく判りませんが、Leicaの公式発表を見るところでは、PhaseOneとの共同開発のようです。
元々Leicaは、自社のデジタルカメラ(M8.2とか)に添付している現像ソフトとして、PhaseOne製のCaptureOneを採用していましたので、LeicaとPhaseOneが共同で何かをするというのは不思議ではないのですが、35mmフォーマットしか造ってこなかったLeicaがいきなり中判デジタルを、新規に開発するというのは意外です。

しかしこれ、一体いくらくらいするのでしょうね。Leicaというだけでもかなり高そうですが、更に中判のAFとなると...。


2008年9月23日火曜日

【D3コラム】新設計の50mm/F1.4が発表

AF-S NIKKOR 50mm F1.4G

Nikonの50mm新設計というのは、何十年振でしょうか。
50mmという焦点距離は、銀塩時代には長年標準レンズと呼ばれ、最初に購入するレンズとして愛されてきました。それだけに設計はもう枯れきっていて、新設計のレンズってほとんど出てこないのですよね。
Nikonは2年程前から、単焦点レンズのラインアップを整理して、ズームに主力を置いて来たところなので、ここで50mm/F1.4という規格のレンズを出して来るというのは、ちょっと驚きです。
しかし誰もが思うのは、ナノクリスタルコートじゃない!ってことでしょうね。


60mm/F2.8G EDが、ナノクリ+EDレンズ+非球面でインナーフォーカスのマクロと盛りだくさんなのに希望小売価格¥83,000なのに対して、こちらは旧設計から構成レンズ枚数が1枚増えただけで、ナノクリもEDレンズも非球面レンズもインナーフォーカスもフローティングもないのに希望小売価格\60,000也。SIGMAやコシナZeissの価格に合わせて来たのかも知れませんが...買う気にならんよねぇ。
最新設計の割に、MTF特性もそれ程よくないし。単純にメーカー発表のチャートを比較すると、かれこれ40年前に設計された(20年程前に密かに設計変更されたという噂もあるけど)Planar 50mm/F1.4と変わらない。けど、Zeissは白色光で、Nikonその他のメーカーは単色光で測定していると言われているので、それを考慮すると、Planarよりも1割程性能は低いのではないかという推測もできます。ま、こればっかりは実際に撮影してみないとなんとも言えないのですが。
やっぱりPlanar 55mm/F1.2のようなコストを度外視したレンズは、日本のメーカーでは無理ですね。
#ちなみに先日発表のあったライカノクティルックスM f0.95/50mm ASPHは、118万円との噂。
##しかしこれを書いてて思ったけど、60mm/F2.8G EDは性能の割にバーゲンプライスだよなぁ。
(2008/10/2 1:10追記)
ナノクリにしなかったのは、構成枚数が少ないこともあって、十分な耐フレア性能が確保できたため、(コストの掛かる)ナノクリを採用する必要がなかったからだそうです。