2011年10月29日土曜日

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーV / 五代ゆう



アバタールチューナーの最終巻です。
が、アバタールチューナーⅣ (クォンタムデビルサーガ)の感動を書いたつもりで書いてなかったな。ま、いいか。

この最終巻で、神が人類を作り上げた意図が判明します。
そして地球が結晶化していく理由も。

最後の最後で、タイトルの「アバタールチューナー」の意味が判ります。

そして最後は...というのは、読んでのお楽しみですね。

それにしても、この物語は凄いです。凄まじいです。
解説を鏡明さんが書かれているのですが、私と同じように、巻を追う毎に話が深化していく様に圧倒されたようです。
第一巻だけで、なんだよくある仮想空間ゲーム物か、と思い込んで読むの止めてなくてよかったですよ。
全く予想できない展開に、衝撃を受けてしまいました。
こういうのを書いてしまった五代さんは、今後一体どうするのだろうか?もう何も書けなくなってしまうのでは?と思ってしまうくらいに、衝撃作です。
問題は、その衝撃を味わうためには、最終巻の5巻まで、ひたすら読み進めて行く必要があるということですか。

【ZEISSコラム】Distagon T* F2/25mm ZE/ZF.2発表

まだ国内での発表はないようですが、Distagon T* F2/25mmが欧州で発表されました。
ZEマウントとZF.2マウントで発売されるとのこと。
25mmという焦点距離は、Carl Zeiss伝統のものですが、日本ではあまりなじみないですね。
既に発売されているZFマウントのF2.8/25mmは持っているのですが、妙に印象のないレンズで。
F2/35mmと共に、写りがあっさりし過ぎていて、ドラマが生まれにくいのです。

これまで発売されたSLR用のZ系レンズは、主にYashica/CONTAX時代のレンズをベースに再設計されたものが多いですが、このスペックのレンズはCarl Zeissとしては初めてではないかと思います。
現代設計のCarl Zeissレンズがどんな写りになるか。
...でもSONYのCarl Zeissレンズみたいな写りにはなって欲しくないですが。

しかし、NikonとCANONには、F1.4/24mmというのがあるので、スペック的に中途半端に感じしてしまいます。
値段が2,127ユーロで、現在のレートだと228,434円になるから、実売は20万円前後になるでしょうか。

2011年10月26日水曜日

【D3S】単層コートのBiometar F2.8./80mmを付けてみる - 魔法のレンズ

Biometar(ビオメター/ビオメタール)は、東独Carl Zeiss Jenaにおいて、1950年代に中判用レンズとして開発された80mmと120mmに付けられている名称です。
Planarに相当する位置付けにあるのですが、対称ガウス構成ではなく、前群がPlanar構成、後群がSonnar構成という不思議な構成のレンズなのです。
発売した頃に80mmがブロニカにも供給されたこともあり、アサヒカメラでテストが行われたことがあります。
その当時としては、かなりの高性能で、高い物理性能を示していました。

発売当時は単層コートでしたが、80年代以降にマルチコートになったタイプも、80mm、120mm共に発売されています。
更に、東西統一後に、PENTACON公社の工場がSchneidar傘下になり、EXAKTA66用レンズとして、80mmがSchneidar風の外装を纏って発売されていました。この時は、Carl Zeiss Jenaブランドだけでなく、Schneidar、EXAKTAブランドでも同じレンズを発売していました。

私は、単層コートで白黒縞模様(ゼブラ)の外装のもの、マルチコードの黒外装のもの、マルチコードの灰と青の外装のものの、3種類とも持っているくらい、このBiometarが気に入っています。
特に単層コートのものは、当たりの個体と思われ、ピントが合った箇所のシャープさが、際立っています。
以前、別の単層コートゼブラのを持っていましたが、それは今持っているものほどはシャープではなかったので、個体差だと思います。
新しいマルチコートの2本よりも、ピントが合ったところがはっきりと紙一枚分が浮かび出るくらいの、シャープさを持っています。

まあ単層コートなので、カラーバランスがイマイチなのと、フレアが若干あって、光線によっては黒が浮き気味になりますが。

D3Sにアダプタで装着して撮影してみたのですが、 Biometarの特徴が失われずに撮れたので、非常に幸せです。
単層コートのは、カラーバランスが悪いだけでなく、色収差があるみたいなのですが、それが女性の肌を非常に美しく映してくれるのです。
しかし、髪の毛やアクセサリー類のシャープさと質感はしっかり出してくれて、昔から「まるで魔法のレンズだ」とよくいっています。

ということで、作例を1枚。

2011年10月24日月曜日

【Mac mini】Safariだけが特別扱いか?

Magic Mouseでの、ページ前後移動のフリック操作ですが、「システム環境設定」->「マウス」->「その他のジェスチャ」->「ページ間をスワイプ」を設定したときに、切り替わり方向が異なるのはSafariだけみたいですね。
AppStoreやiTunesだと、ChromeやFireFoxと同じ動作です。
う〜〜〜ん、Appleらしくないなぁ。
その内に、AppStoreやiTunesも統一されるかな?
ChromeやFirefoxが、Lionのスワイプに対応してくれるといいのですが。

ちなみに、Safariだと、このBloggerのエディタ画面の自動保存が、1文字キーを押下する毎に実行されて、そのためにATOKの変換速度が遅くなって、むちゃくちゃ編集しにくいという現象が発生。
結局、普段よく観るWebsiteはFirefox。
Webを彷徨き回るときはSafariかChromeという使い分けをすることが、必要になってしまいました(泣)

マルウェアか何かに感染してないかとも思いましたが、Kasperskyでフルスキャンしたけど、何も検出されず。

Panasonic LAMDASH ES-21ST



4年前に購入したLAMDASHの4枚刃ですが、2年程前に洗浄機の水循環穴に髭屑が詰まってしまい、週一で水洗いしていました。
替え刃を外刃/内刃共に年1回ペースで交換しているのですが、そろそろ交換時期だなと思って、ヨドバシへ買いに行ったところ、替え刃セットが5,000円くらいするところ、3枚刃の石鹸剃りができるシェーバーが7,000円くらいであるではないですか!
こりゃ替え刃買うより、こっちを買った方がいいんじゃないか?と思い、買って来ました。
深剃り具合は、4枚刃と変わらずで、石鹸剃りの快適さが味わえました。
しかしこれも替え刃が4,500円くらいらしい。オイルも付属しているけど、それも買うことを考えたら、新品に買い換えた方がいいことになるよ。
毎年新しいシェーバーを買えっていう戦略か??

2011年10月23日日曜日

【Mac mini】LionへのUpdateとiCloudへの移行

メイン環境のMac miniで、Lionへの移行を阻んでいたアプリID forWebLiFE+の使用をやめて、ギャラリー再構築が完了したので、LionにUpdateしました。

しかし、Mac miniにだけ発生してるChromeの不具合(しばらく放置しておいてから、リロードすると接続ができない)は治らないまま。
SnowLeopardとLionの違いで発生していたわけではなかったようです。
SafariやMozillaにはそういう現象が発生しないので、Chrome特有の問題だと思いますが、原因不明。ググっても同様の現象が発生している人は見つからず。
Mozillaは、相変わらずITMediaなどで接続が異常に遅くなる現象が解消せず。こちらはMacBook Airでも発生しているので、Mozillaの問題なのでしょうけど。

おまけにMagic Mouseで、ブラウザのページの進む/戻るのスワイプ操作が、SafariではMacBook Airのタッチパッドと同じ動作なのですが、Chromeでは逆になるのです。
まあChromeの動作はSnowLeopard以前からの動作のままなので、システムのスワイプ動作ではなく、ブラウザ独自の動作ということなのでしょうけど...この動作の設定は何でやっているんだろうか?
MacBook AirのタッチパッドとMac miniのMagic Mouseで動作が逆というのが不思議なのですが...Chromeのせいなのか、システム設定のせいなのか。
いずれにしても、まともに使えるのはSafariだけという状況になってしまいました。
Lionのせいではないですけどね。SnowLeopardの時から、MozillaもChromeもセットワーク接続が変になって、使い物にならなかったんだし。

iCloudへの移行は、あっさりと完了。
MobileMeだと、ローカルに保存したデータ、USB経由で同期したデータ、MobileMe経由で同期したデータが、ぐっちゃぐっちゃになって、消したつもりがないのに消えていたり、二重で登録されていたりが頻繁に発生していたのですが、iCloudに移行した途端に、それらのデータの不整合が全部修正されて、私が正しいと思っているデータに統一されました。
しかしこうなると、ネットワークに接続できないときとか、iCloudのサーバーがダウンしたりしたときが怖いですけどね。