2007年12月15日土曜日

モード・オプティーク Vol.24 【金属偏愛主義】



「【金属偏愛主義】」に「−メタリアン−」というルビが振ってあって、金属加工の工場見学が載っていたので買ってしまいました。
眼鏡の専門誌があるなんて知らなかったし、手に取った時も金属物Loveな方々のための雑誌かと勘違いして買ったし(爆)
金属加工物が好きな方にはお奨めです。あ、でも眼鏡掛けている人じゃないと、ガッカリすることも確かです。


2007年12月13日木曜日

年賀状印刷

昨年は印刷通販のグラフィックというところに、初めてDTPで年賀状印刷を頼んだところ出来上がりがよくて、今年も印刷を依頼することにしました。
ポストカード100という毎年恒例のキャンペーン価格のものですが、昨年「AMスクリーン175線」と書いたのですが、これは誤りで、グラフィック・ヴィジョンというFMスクリーンでした。通常の雑誌グラビアなどは今でもAMスクリーン175線ですが、肉眼でも網点が見えてしまいますよね?けどこのグラフィック・ヴィジョンはまず見えません。ルーペで見れば網点が判りますが、肉眼だけだと銀塩プリントの年賀状と区別はほとんど付かないと思います。

昨年は用紙に「マットコート220kg(再生紙)」を選んだのですが、家でプルーフプリントしたものやカラーマネージメント調整したディスプレイよりも、色が薄めでコントラストが明るめになっていました。
今年は「ミラーケント220kg」というのを選んでみました。こちらは家でのプルーフプリントよりも色が濃いめでコントラストがちょいと高めで、明るさはほぼ同じです。ディスプレイと比較すると、実際の印刷結果の方がプルーフプリントよりも、ディスプレイ表示に近い感じです。
用紙のせいか、或いは今年は自分でRGB->CMYK変換したせいか。(昨年はRGBで納品して、印刷屋さんでCMYK変換でした)

ちなみに今年の写真は、D3で撮影した夜景。D3買った翌日に撮影して、次の日にRAW現像して版下作成してオンライン注文(笑)

プルーフプリントはピクトリコのプルーフ用紙を使ってます。
ICCプロファイルを落としてきて、Photoshopのカラーマネージメントを使って、エプソンPX-G5000で印刷。
プロのカメラマンは、最近は納品した写真データがそのまま印刷データとして使われることが多いそうで、厳密な方は自分でCMYK変換して、このプルーフ用紙で印刷して色を確認しているという話を聞いて買ったもの。
年に何回も使い機会はないんですが。


2007年12月12日水曜日

【D3コラム】 D3の周辺減光 その2

部屋の中をAi AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)とAi AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)で撮影して、周辺減光の確認をしてみました。
最初部屋の壁を撮ったけど現象が見られず、あれ?と思ったのですが、両方とも最短距離付近だと発生しました。
少し距離を置くと問題ありません。
28-70は70cm以下のマクロ領域になると発生するようです。
17-35は50cmくらいまでで発生し、70cm以上では目立たない感じです。
#散らかり放題の汚い部屋の中の撮影なので、作例はご勘弁を。
四隅が完全に真っ黒になってしまう現象で、PhotoshopとかRAW現像ソフトの補正では直せないくらい黒くなります。

ちなみにZF Distagon28/2でも最短付近では発生しました。最短の倍くらいまで離れれば目立たなくなるようです。
同じくZF Distagon 25/2.8は最短付近でも現象は見られませんでした。
しかし、日曜日にD28/2を使った時に、最短でも撮影したカットがあるのですが、そちらでは現象が認められず。変だなぁ。

2007年12月11日火曜日

【D3コラム】 D3 + D28/2ZF の周辺減光

mixiのD3コミュで、Nikon ED28-70mm/f2.8D(IF)とD3を使うと、結構酷い周辺減光が見られるとの報告あり。
28-78/2.8を持ってますが、取り急ぎDistagon 28mm/f2 ZFとの組み合わせで、周辺減光が発生するかどうかを確認してみました。

それらしきものは見受けられません。EOS5DにY/CのDistagon T* f2/28mmを使用した時は、明らかな周辺減光が発生していて、Potoshopでの補正が必須だったのですが、D3ではそういうことはなさそう。
#ちなみにEOS5DとZFのD28/2との組み合わせは、まだ未テストなので、D28/2ZFが優秀なだけかも知れません。

ま、早い目にED28-70/2.8Dは処分して、新しい24-70/2.8を買えってことですかね。

2007年12月9日日曜日

【BMW雑記帳】トヨタの闇は日本の闇か

今年の日本GPでは観客動員のあまりにも酷過ぎ、何誌かがその様子を報道しましたが、すぐに立ち消えになってしまいました。私が普段購読している雑誌の数誌でも、この報道記事があったのですが、次の週にはデカデカとカラーページ見開き10ページくらいに及ぶトヨタの広告と、トヨタのよいしょ記事が掲載され、大量の広告を載せる代わりに富士GPの報道をこれ以上しないように圧力が掛かったことは、明々白々です。
この頃に週刊フライデーが突然1週分休刊しているのですが、その前の週にはこの富士GPの問題を大々的に取り上げており、継続報道もありそうな感じだったのが、休刊後はありません。こちらもトヨタの圧力が掛かったのではとのもっぱら噂。フライデーは、トヨタの広告にはあまり依存していないはずなのですが、それでもこれですから、どれだけマスコミへのトヨタの影響が大きいか、計り知れないですね。

そんな中、マガジンXが2007日本GPの被害者立ち上がろうという、富士GPに観戦に行った方が立ち上げて会について取り上げています。
もちろん他の報道関係で、これを取り上げているところなどありはしませんけどね。

それとは別に、アマゾンのお薦めに何故かトヨタの批判本がズラッと上がって来ました。
その中から、一番最近刊行されたものを買って読んでみました。



いや凄いですね。トヨタの外注虐めは昔から知っていますけど、自社の社員に対しても奴隷扱いですよ。過労死は他の会社でもありますけど、それを労災として認めないというのはねぇ。まあそれもトヨタだけではないといえばそうなのですが。
自殺者も多いそうですが、もちろん普通の退職扱いで、闇に葬って知らんぷり。他の有名企業で、社内での自殺者が出たら、大々的に報道されますけどね。

リコールの問題も書かれていますが、こちらも凄いですね。トヨタ車の品質が高いというのが、CM(と提灯記事)によって作られた幻想であることがよく判ります。
とはいえ、データからいえば、トヨタだけの問題ではなくて、日本のメーカーはほとんど全滅なのですけどね。

まあどの問題にしても、一番問題なのは、これがトヨタ固有の問題ではなく、大なり小なり日本の企業はどこでも同じような問題を抱えていることです。
それでも他のメーカーは、改善しようという兆候があるのですが...。
トヨタの国内シェアは50%を超え、利益も2兆円に達しようという状態です。
改善しようという兆候も、トヨタのシェアと利益を見て、真似しようという風潮にならなければいいのですが。

読んではいませんが、他にもこういうのがあります。
批判本も、出版社が恐れをなしてなかなか出版できないそうですので、こういうのも出版できただけでも立派だと思いますよ。

トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか

あなたの知らないトヨタ―利益1兆円のもとで何がおきているのか


Dreamin' in a casket / HARDCORE SUPERSTAR



バンド名がSuperstarって、どんなんやねん、て感じですが、小気味よいHard Rock'n' Rollです。
Hardcoreという割にはおどろおどろした感じは一切なくて、すっきりしたHard Rockですね。メロディアスではないですが、聞きやすいポップな感じ。
お薦めできます。

ハードコア・スーパースター



オーダーメイド・シューズ フット・フィッター

スーツのOrder Madeのお店は結構あちらこちらにあるのですが、靴となるとなかなかありません。
春に梅田に店舗を出しているフィンランドの靴メーカーにオーダーしたことを書きましたが、どうも今一つなんですね。
レーザースキャナで足のサイズを測ってくれるのですが、その3D測定結果に合わせてラスト(足型に合わせた石膏型)を作るわけではなく、既製のサイズで一番近いものを選んで製造するという感じみたいです。
最初に受け取ったのがブカブカな感じだったので、店の人に見て戴いて再測定して、結局再作成して貰ってます。それを数ヶ月間履いている内に、かなり足に合っては来たのですが、歩いていて足裏が疲れる感じは変わらず。
一つは底が硬くて板の上を歩いている感じなのと、もう一つは革が硬いため足が曲げられないことが原因なのかなぁと。革の硬さはやっと取れて来た感じがあるので、丁寧にクリームを塗り込んで何年か経つとちょうどよくなるのかも知れません。革が良すぎるのも考えものですね。

で、ちゃんと足に合わせてラストを作ってから靴を作ってくるところはないかと探して見つけたのが、フィットフィッターという靴メーカーの直販店舗です。
店舗が関西では神戸の長田町だったのですが、最近元町に移転になって大阪から行きやすくなったので、これは是非一度行ってみようと思い、先月行って参りました。
サイトを見た時は、オーダーなのにかなり安い値段で、安過ぎて革の質とかが心配だったのですが、サンプルを見せて貰うと、既製の4〜6万円クラスのと同じ程度の革が使われています。店の人に何故こんなに安いの?と尋ねたところ、メーカー直販だからとのこと。百貨店では同じ物を6万円くらいで販売しているそうで。
足の測定も3Dスキャナで測るだけではなく、足裏の圧力分布を立っている状態と歩いている状態とで測り、更にウレタンで足裏の形も取ります。この測定を元に、形の一番近いラストを選んで、補正の当て物をして製作するそうなので、ほぼラストを専用に作成するのと同じになるようです。
で、今日受け取りに行ってきたのですが、履いた瞬間ピタッと足にフィットする感覚は正にオーダーしたものという感じで、これまで感じたことがないものです。
その場で更に追加もオーダーしようかと思いましたが、一応1ヶ月くらい履いてみてから考えるかと思い直し、そのまま帰ってきました。


でもその後、駅に行くまでの間にあった小さなテーラーの表に、シャツのオーダーがかなり安い値段で出ていて、思わずその店に入って注文してしまいました。
その上、店で在庫余りの布使っての(仮縫いなしの)オーダースーツ(シングル)が、布代無料の仕立て代4万円(税別)のセールをしていて、布は日本製でしたがSuper100のいいのがあって、そちらも思わず注文してしまいました (^-^;;;;
店主さんが私とほとんど同じ体型の方で、サンプルに店主さんの上着を着てサイズとデザインをどうするかができてしまうという状態で、これなら仮縫いなしでもジャストフィットなものが仕上がるかもという感じです。
面白いのは、スーツの方は年内に仕上がるけど、シャツが歳を越してしまうかもということ。スーツの職人さんはまだ数がいるけど、シャツの職人さんがもう余りいないのだそうです。
スーツをオーダーしてもシャツをオーダーする人は、最近は少ないですからね。スーツが既製品でもシャツをオーダーするだけでも、かなり違うのですけどね。
生地にもよりますけど、オーダーシャツは安い所なら1着6千円くらいから作ってくれますので、普段スーツで仕事をしていて、肩が凝って仕方がないという方は、是非一度シャツをオーダーして見てください。
それで違うなと感じたら、次はスーツをオーダーしてみてはどうでしょうか?
それはさておき、Aston Martinブランドの生地があるのを、今日初めて知りました。
できあがったスーツの着心地がよかった、その布でもう1着頼んでしまいそうです (^0^;;;;