2006年4月15日土曜日

David Gilmore / On An Island



22年振りのソロアルバムと謳われていますが、Pink Floydの最後のスタジオアルバム2枚対(TSUI)(紙ジャケット仕様)が事実上David Gilmoreのソロアルバムなので、10年振りというくらいが正解ではないでしょうか。
とはいえ、2枚目のソロアルバム狂気のプロフィールと鬱や対で共同プロデューサであったボブ・エズリンは、今回参加しておらず、1stソロのデヴィッド・ギルモアを制作した時のメンバーを集めての制作になっており、内容的にも曲想的にも1stアルバムに近い感じで、GimoreのPink Floydとも違っています。
アルバムジャケットと中身が一致している感じで、ゆったりと落ち着いて聴ける内容になっています。


2006年4月13日木曜日

熊田曜子 Love Potion



アイドル雑誌BOMBに掲載された写真+最新ショットを1冊にまとめた写真集です。
ほとんどがビキニショットですが、私服の写真も掲載されていて、それがまたかわいいのなんのって。
しかし表紙に「BOMB秘蔵ショットを完全封印!!」って、封印したらあかんやろ(苦笑)日本語的には「完全公開」やろにね。
しかし彼女、BOMBの巻頭特集を毎年やってるわけですなぁ。凄いわ。今月のBOMBも熊田曜子ちゃん。

BOMB (ボム) 2006年 05月号 [雑誌]


2006年4月11日火曜日

食の堕落と日本人



いつもの小泉節たっぷりのエッセイ集です。
昔から思うのですが、山や河を崩してコンクリートで固めたり、汚水を河や海に流したりして、その結果がどうなるかお役人さん達や企業家の人達には判らないのでしょうかね?子供の頃に森や川や海で遊んだことがあれば、どういうことになるかすぐに判ることだと思うんだが。
同様に、農業漁業食品関係の方達も、添加剤てんこ盛りのものばかり作っているとどうなるか、想像できないんでしょうか?


2006年4月9日日曜日

【BMW雑記帳】今週もBMWネタがないですが

GMとデルファイが大赤字対策で大わらわですね。
車の売れ行きが悪くて赤字なのかと思ったら、そういうわけでもなくて、退職者の年金負担とか健康保険とかの支払いが多大な負担になっているのだとか。アメリカの自動車メーカーとか部品メーカーは、労働組合の力が強いため、労働者へのコスト負担がかなり大きいんだそうです。'50年代から'70年代のこの世を謳歌していた頃のアメリカ自動車業界が取り決めた年金負担が、今になってボディブローのように効いてきているということだそうで。
ドイツでもVWがコストの高い西ドイツの労働者の数を減らしたくても減らせず、給料そのままで週3日勤務になっているとか。ダイムラー・クライスラーやBMWなどは、まだそういう問題は出てきていないようですが、近い将来にはそういう労働コスト(しかも既に退職した人達の年金!)負担が大きくなって、経営コストを大幅に引き上げる可能性も高いです。
日本の自動車メーカーも他人事ではなく、10年後、20年後には同じような問題を引き起こす可能性もあります。そのためトヨタは、莫大な利益を上げているにも関わらず、春闘でゼロベア回答をするようになりました。
まあベアの根本は、消費者物価が毎年数%上がるからそれに合わせて給与も上がるべきだ、というものなので、ここ最近のように物価が上がるところが下がる傾向にあるなかでは、ベースアップする必要はないといえばないですが。

BMWはドイツとアメリカに工場を持ち、ノックダウン工場を南アメリカとタイに持っています。
ドイツとアメリカの労働コスト負担が大きくなるようになると、将来的にはドイツでは開発設計のみになるかも知れませんね。
日本企業でも、設計開発は日本でも、製造は全て東南アジアというところがありますし。
反面、製造の自動化が進むなら日本で製造する方がよいと、日本に工場を戻す企業もあります。
果たして、自動車メーカーはどちらの方へ進んでいくのでしょう?

ま、ユーザーとしてはどこで作られていても、BMWの品質と走りを保っていてくれればよいのですけどね。


臓器農場



無脳症という生まれつき脳がない奇形というのは、昔ブラックジャックに出てきて知っていましたが、それを人為的に生ませて臓器農場として使用するというのは、実際にありそうな話です。
この小説が発表されたのは平成5年ですが、今では動物レベルでもクローン製造も可能で、自分の臓器の予備を作っておくことも可能になっています。
無脳症児やクローンを、臓器スペア製造の農場にすることは正しいことなのか?この小説はその人間としての倫理観に疑問を投じています。