2008年11月1日土曜日

BLACK EMPIRE / ANTHEM



再結成されてからのアルバムの中では、一番の傑作かなと思います。
とはいえ、AC/DCが相変わらずのワンパターンだけど魂に突き刺さるサウンドを奏でているのに対して、ANTHEMはどうも吹っ切れない感じがするのですよね。
2年前のアルバムの時も、ほぼ同時に発売されたZakのアルバムが、いつものパターンだけど魂に突き刺さるメロディを奏でていたのに対して、ANTHEMは新しいANTHEMを生み出そうとして無理を重ねているように聞こえて。
本作では、これまでのような悲壮感さえ感じられる必死さは薄れて、ちょっと昔のANTHEMを感じさせるものもあるような気がします。たぶんこういうことを言ったら、柴田さんは激怒するだろうけど(苦笑)

でも昔のANTHEMに比べると、凄く売れているのですよね。私は3枚目のBOUND TO BREAKで初めてANTHEMに出会ったのですが、発売されて半年程しか経っていないのに処分コーナーに入れられていたのを拾って来たのだし。その後のアルバムも、毎回何軒ものレコード屋さんを回って、やっと1枚だけ置いてあるのを見つけるという状態でした。
再結成後は、発売日にはどこでも山積みにされていますから、隔世の感があります。

2008年10月30日木曜日

インターネットを過激に加速するアプリdolipo

インターネットを過激に加速するアプリdolipo技術解説なる記事が2ヶ月ほど前に出ているのを見つけました。
試したところ、確かに効果があるようです。
家は今となっては全然速くないCATVインターネット(家庭用常時接続としては関西初で、当時は超高速の10Mbps/128Kbpsで、現在はちょっとグレードアップして20Mbps/2Mbps)なので、こういうのはかなり効きますね。

Mac miniとMacBook Airの両方に入れてみましたが、Airの方が圧倒的に速くて「???」。
今両方共無線LAN接続にしているのですが、Mac miniは802.11 a/b/gのみ対応でnは非対応。リンク速度は54Mbit/秒。MacBook Airは802.11 a/b/g/n対応で130Mbit/秒と2.5倍くらいの速度差があります。
nに対応していないのは、Mac miniだけらしい。なんかなぁ...。
しかし上位のCATV回線が20Mbpsしかなくて、Mac miniの54Mbit/秒でも十分上回っているのに、それでも差が出るってのは、無線LANのリンク速度と実効速度に大きな差があるということか。

ちなみにキャッシュはかなりよく効いていて、このBlog投稿してもリロードしないと、投稿が反映されない(苦笑)


サイボーグ士官ジェニー・ケイシー HAMMERED 女戦士の帰還 / エリザベス・ベア



比較的近い未来を舞台としたSF物です。ハードSFっぽいけど、実際にはあんまり理論的技術的に突っ込んだ話が出ていなくて、ハードSF風アクション物語ってところでしょうか。
3部作で、第一部の本作は地球での物語。この後に宇宙へ飛び出る話が2冊続くのですが、私はなんか読み疲れたので、これ以上は読むの止めることにしました。

2008年10月29日水曜日

【MacBook Air】MultiClutch

Mac Fan 2008年 11月号の「X(テン)まで届け」という漫画コラムで、MultiClutchというユーティリティソフトが紹介されています。
トラックパッドのジェスチャーに対するアプリの動作を設定できるものです。
自分の好きなように設定できるのがよいですね。
個別のアプリに対してと「Global」という全般に対してと両方設定できます。

しかしこれに慣れると、Mac miniでマウス使っているのが面倒になってくるという欠点も(笑)


Live at Donington / AC/DC



ブラック アイスのリリースに伴って旧譜が再リリースされているのですが、VHSのみが出ただけで廃盤になっていた、1991年の伝説のライヴ映像がDVDで復活です。
このライヴの翌年1992年にライヴがリリースされていて、その初版の得点としてこのライヴ映像の劇場公開に招待というのがあり、行きました。もう16年も昔のことなんですね。買った時は、その映像だとは意識していなくて、観ていてなんか覚えがあるなぁと。

それにしてもAC/DCって、なんでこんなに気持ちよいRock'n'rollを35年も続けられるのでしょう。何か特別なものがあるかというと特になく、(Angusのダックウォークの元祖)チャック・ベリーや(どでかいステージを所狭しと走り回る元祖)ローリング・ストーンズの正統的なRock'n'rollを引き継いでいるだけだと思うのですが...逆にそれがいいのかなぁ。


2008年10月28日火曜日

HOLY COW! / Billy Sheehan



Billy Sheehanはそれ程好きというわけではないのですが、中高生の頃Bassistだった私としては、世界最高のBassistと呼ばれるBillyのことはやはり気になるのです。
ソロ作品は全部持っているわけではないのですが、発売直後に店頭に並んでいるのを見るとついつい買ってしまいます。
今回はこれまでのソロ作品よりHardRockぽい雰囲気。曲想そのものはいつのもBilly Sheehanのソロと特別変わっているわけではないです。
個人的にはナイアシンのBillyが一番好きで、こういうPop RockなBillyは今一だなぁ。


2008年10月27日月曜日

【MacBook Air】色々とインストール

新しく購入したカメラバッグにMacBook Airを入れて撮影に行ってきました。
撮影後にバッグからMacBook Airを取り出した途端に「わ!なにこれ〜!薄っす〜い!」と狙い通りの反応(笑)

その準備をするために色々と定番ソフトをインストールしました。
Mac miniのドライブをリモートディスクでマウントして使いました。Windowsマシンからリモートディスクで読み込むと非常に遅いという噂ですが、Mac同士では特に遅いという感じはなく、USBドライブに接続しているのと変わらない感じです。



まずはウィルス対策ソフト。Mac miniにはインターネットセキュリティバリア X5を使用していますが、同じセキュリティソフトで揃えるのはよくないと考えていますので、別のセキュリティソフトにします。Mac用で他にというとノートン先生しかないので、これをインストールしました。
Mac用はどういうわけかシリアル番号とかを入力してActivateするような操作は一切なし。Windows版はノートンに限らずどれも1年間とかの有効期限がありますが、それらしいものも見あたらず。Version Upしなくてもずっと使えるってことか?
動作は軽快で、特にスキャンによってアプリケーション動作が阻害されているような感じはしません。ただ、仮想ドライブを含めてマウントされた途端に、それの中身をスキャンしに行ってくれます。これを止める設定を探したのですが見つからず。確かにそういう動作をするのは正解といえば正解なのですが、ちょいとうざったい。スキャン始めたところでダイアログが出るので、それの「キャンセル」ボタンをクリックして停止すればいいので、我慢するしかないかな。

もう一つは定番のATOK。Mac miniにはプレミアムを入れましたが、MacBook Airは通常版でいいかと。それ程タイプすることもありませんしね。
といいながら、これはテスト的にMacBook Airから書き込んでいるのですが。
またCaptureOne Pro 4,5がリリースされ、WindowsではActivateできないし、撮影結果をその場で確認する必要もあることから、MacBook AirにもCaptureOne Pro 4.5をインストールしました。CaptureOneは、1ライセンスで2台までインストールすることが認められています。同時に使用することは不可ですけどね。
Apple謹製のRAW現像ソフトであるAperture2も試用版をインストールしてみたのですが、壁紙設定が変になってしまったため、アンインストールしてしまいました。

【MacBook Air】初期設定

TimeMachineの保存先に、AirMac ExtremeのUSBポートに接続したUSB HDDが設定できそうだったので、先日設定しておいたUSB HDDを指定しようとしたのですが、何故か保存先として表示はされて設定ボタンは選択できるのですが、無視されて設定されません。
諦めてTimeMachineでBackupを取るときは、直接USB HDDを接続することにしました。
バファローのUSB HDDの最新モデルは省電力仕様になっていて、接続しているPCの電源を落とすとUSB HDDの電源も自動的に落ちるようになっています。が、AirMac Extremeに接続していると、Macの電源を落としてもUSB HDDの電源は落ちないのですよね。なので、AirMac ExtremeにUSB HDDを接続するのは地球に優しくないなと。
またMacBook Airは、モバイル用途に購入したため、家ではあまり使用することはないので、AirMac Extremeに接続したHDDをTimeMachineの保存先にしていてもあまり意味がないということもありますし。

Mac miniからメール設定とかブックマークとかアドレス帳とかをコピーして来るのは、MobileMe経由で一発同期で完了でした。
データも同期したいのがなくはないのですが、MobileMeのiDiskは、まだセキュリティ不備による流出などについての安全性が確認できていないので、躊躇っています。先の設定データは共有できない領域なのですが、iDiskは共有設定が可能なので、セキュリティ度が低いような気がするのです。
今のところ、無理して同期しなきゃならないデータもないので、まあいいかなと。


2008年10月26日日曜日

【BMW雑記帳】気持ちの良い走りのために



今月も雑誌発売日が来ましたが、BMW関係のネタは見つけられず。
パリ・モーター・ショーで、X1コンセプトなるものが出品されていたことくらいでしょうか。

で、上のリンクはBMWとは関係ないですが、車の細かい部品の設計者にインタビューしているという珍しい本だったので、買ってみました。
凄いなと思ったのが、どの部品の設計の方も口を揃えて「気持ちの良い走りのために」「最後は徹底して走り込んで決めます」と答えられていることです。
そんなの当たり前だろう、というかも知れませんが、日本の車メーカーでは当たり前ではないのです。実際の話、車を運転したことがない(運転免許を持っていない)開発者もいると言われるくらいです。
実走試験するのはテストドライバーだけで、最終的な確認に責任者クラスの人が乗るくらいがほとんどみたいで、部品レベルの人達が実走試験をして最終的な設計値を詰めていくというのはないんです。何故かというと、実走試験で詰めるのは非常に時間が掛かる=金が掛かるからです。
#ドイツというか欧州の車メーカーだと、部品レベルの設計者がちゃんと実走試験するみたいですけどね。
開発コストをケチるために、シミュレーションだけで済ませてしまい、実走は最終確認だけというのが、現在の開発なんです。シミュレーションのレベルが非常に高くなって、ほぼ机上計算と実走が合うようになってきたから、それで十分という判断もあるのでしょうけどね。

今月のマガジンXのザ・総括で、ダイハツのタントが「まるでトヨタ車みたい」と批判されています。元々ダイハツは、スズキを追い越すべく「オーバークオリティ」な車造りを誇っていたのが、カタログには出てこない部分は安い部品に落とされていて、品質がトヨタレベルに落ちていると。
ダイハツは今や完全にトヨタの子会社なので、トヨタ車みたいな車造りをするようになるのは、当然のことかも知れません。
このことを考えると、スバル( 富士重工)がいつまで、走りの気持ち良さのために、設計者全員が実走試験で詰めていき、多少のコストアップも辞さず、スバル独自の技術を追求し、何十年後かの後輩設計者が「先輩はこんなに素晴らしい設計をしていたのか」と尊敬され、ユーザーから「こんな素晴らしい車を造ってくれてありがとう」と感謝される、ということが続けられるでしょうか?
もしこれがなくなるのであれば、十年後には韓国と中国に品質でも耐久性でもサービスでも値段でも追い越され、日本メーカーには何も残らなくなるでしょう。

SONS OF THUNDER / DRiVER



Rob RockとRoy Zのバンドです。元々2人は昔々Driverなるバンドでデビューするはずだったのが、お流れになり、その後2人はそれぞれ別々に有名になったと。
Rob Rockがインペリテリと離れてソロ活動をし始めてから、Roy Zがずっと共同で曲を書きプロデュースをしていたのですが、ここへ来て正式に2人の元々のバンドであるDriverを復活させることになったと。
とはいえ、Robのソロ時代の曲も、多くはDriver時代から書き溜めていた曲だったそうで、その延長上にあるのは間違いなく、基本的には変わっていません。
しかしバンド名義になったせいなのか、より全体的に音が太く、よりHard Rock的なサウンドとアレンジになっているような気がします。