2020年3月20日金曜日

【くるまのおと】SkyActive-X搭載のマツダ3セダンに試乗してきました

夢のエンジンとも謂われるSkyActive-X搭載のマツダ3とCX-30が年末から年明けに掛けて発売になりましたが、12ヶ月点検のついでに試乗をさせて貰いました。
マツダ3セダンの方で試乗しました。
武漢ウィルス騒ぎで、ディーラーに訪れる人も激減しているそうで、決算期の2〜3月は本来なら売上を伸ばさなければいけない時期なのに、売上が伸ばせなくて苦慮しているようです。
まあお陰で通常の試乗に比べるとたっぷりと時間を掛けて試乗することができましたが。

ボンネットを開けただけだと防音カバーが掛かっていてエンジンは見えないのですが、カバーを外すと大量に付与された補記類を確認できます。


カバーを付けた状態と外した状態では、音の大きさが格段に違い、防音効果のよさを体感できます。

で、走り出したわけですが、マイルドハイブリッドも付いているのですが、街中を低速から中速で1,500〜2,500rpm程度で流しているだけだと、まあ普通ですね。
スムーズでアクセルに即反応する尽きのよさはありますが、普通のガソリン車に比べて特別違いを体感できるかというと、そこまでの差はないと思います。
たぶんディーゼルターボの方が、おお!という力強さを体感できます。
空いている時にアクセルを床まで踏むと、一気に6,200rpmまで吹け上がってシフトアップする感じは、ガソリンのレスポンスとディーゼルの力強さを合わせ持ったSkyActive-Xの特徴を確認できます。
ATなので、レッドゾーンが始まる6,900rpmまで回してくれないのが残念。


マツダ3発売直後にガソリンのハッチバックの方に試乗させて貰っていますが、セダンはそちらに比べると足回りが上質に感じます。
硬く締まった足回りのセッティングなのですが、段差や目地でのショックが、一段と柔らかくいなされて、乗り心地はよくなっています。
でも全体的に柔らかいという感じではないので、評論家さん達が「高級車っぽいのに、この乗り心地は今一つ」と酷評するのも分からなくはないです。
でもこれにそういう文句を付けるんなら、独逸の高級車にもちゃんと文句付けろよ、って思いますけどね。

【メンテナンス日記】2台目のDemioは2回目の12ヶ月点検

まあ週末に近所のスーパーへ買い物に行ったりする程度で、丸2年経って総走行距離が2,600kmと、一昔前なら「慣らしも終わってない」というところなので、特に問題はありませんでした。
但し、スマートキーの電池が予備を含めた2本共に「弱っているので交換をお勧めします」とのこと。
ディーラーで交換すると「交換工賃込みで800円掛かります。」とのことで、「電池をお近くで購入されれば200円くらいですので、ご自分で交換されるのであれば、そちらの方がお安く済みます」というお薦めに従い、ディーラーを出たすぐ後に家電販売店に寄って電池(リチウム電池 CR-2025)を2個購入して、帰宅後に交換してみました。
交換方法はこちら↓のマツダ公式サイトにあります。
https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/demio/dj/edko/contents/05040100.html
にしても、結構強引な方法で開けるんですねぇ。まあ簡単といえば簡単ですが。

2020年3月17日火曜日

日本史の謎は地政学で解ける / 兵頭二十八



軍事研究家(という言い方でいいのかな?)の兵頭氏による日本史の解説です。
所謂歴史の専門家の方々にはない、気候変動による東西の力関係の動きや、兵站を考慮した実際的な解説は、読んでいて非常に納得のいくことばかりです。
残念なことに、現代の政治家やお役人さん達にも、こういう視点が完全に欠けているんですよね。