歴史を教えるには偉人達の業績を教えるのが一番分かりやすい、という考え方で書かれた倉山流の歴史書です。
こうやって見ると、やはり日本は天皇が生わす故に日本であるのだと痛感します。
共産主義の宣伝に洗脳された人達は、天皇=皇帝=独裁主義という連想をするようですが、共産主義こそ独裁主義で、日本の天皇制は古代から立憲君主制だったことを理解しようともしないんですよね。
聖徳太子の17条憲法は、廃案になったことがないので、今でも有効な憲法なのだそうですが、その17条憲法の段階で天皇の独裁を禁止し、臣下による合議で政治を行うように定められています。
明治時代に成立した大日本帝国憲法も、立憲君主制の憲法であり、天皇の独裁はできない法になっています。(内閣の暴走を天皇が諫めることは可能ですが、命令することはできないため、明治大帝や昭和天皇の戦争回避のご下問にも関わらず、内閣は戦争に走ってしまったのです)
現行憲法は、GHQの法律の知識のない素人が書いた落書きを元に、時の法律家が苦労して日本の国情に合わせた条文にしているのですが、元がど素人の妄想による落書きですから、一国の憲法としては欠陥だらけで、第9条の戦力の放棄の兼ね合いもあるのか、(戦争に限らず)有事を想定していないという、この世には楽園しかないという頭がお花畑な前提になっています。
今世界を混乱に陥れている武漢ウィルス禍という有事において、政府が(国民にお願いする以外)何もできないのも、偏にこの現行憲法の欠陥に基づくものです。
大陸の共産党政府や半島の社会党政府、(建前として)自由主義(を謳っている)政府にとって、日本が侵略目的ではなく自衛目的でも軍備を備え領土防衛の戦闘が可能になることは、悪夢でしかないので、日本国内のメディアや政府機関に多数の工作員を送り込んで、憲法改正=侵略目的の改悪というイメージを日本国民に擦り込み、かなり成功しています。
いい加減に、このことに国民みんなが気が付いて欲しいものです。