2011年4月16日土曜日
F1のテクノロジー3
Vettelの2戦連続のポールトゥウインで始まりましたが、KERS、DRS、ピレリタイヤなどなど、何が起こるか判らない、レースを面白くする要素が数々導入され、誰が優勝するかレースが終わるまで判らない状態ですね。
MotorFan illustratedのF1特集号は、これで3冊目ですが、今回は幻となったTOYOTAの2010年度モデルを大分解。さらにHONDAの第3期のV10/V8エンジンを、中身まで公開。
とはいえ、日進月歩のF1の世界ですので、もうこの情報も古くなってしまっているのですよね。だから公開されたのでしょうけど。
それにしても、F1のサスペンションのように、リンクを介してボディ内部にスプリングとダンパーを配置する形式を、市販車では採用しないのは何故なのでしょうね?こちらの方が、嵩張るスプリングとダンパーをコンパクトにできるし、置き場所の自由度も高いから、レイアウトを取りやすくなって荷室や車内の空間が広く取れるようになると思うのだけど。
バイクなどは、かなり昔からリンクを介したサスペンションになってますけどねぇ。
2011年4月12日火曜日
幻蔵人形鬼話 / 高田裕三
1996年10月〜2004年6月に架けて連載された作品が文庫版で登場。
高田氏らしい幻想的な物語ですが、上巻では人の心の弱さを描いている感じだったのが、中巻からはドタバタ喜劇的な雰囲気に様変わりして来ていますね。登場人物のキャラクターが、シリアスで暗い雰囲気から、明るいお馬鹿な雰囲気に変わっているせいでしょうけど。
とはいえキャラクターが明るく脳天気な感じになっても、ストーリーはドロドロしてますが。
幻蔵人形鬼話 中 (講談社漫画文庫 た 15-31)
幻蔵人形鬼話 下 (講談社漫画文庫 た 15-32)
2011年4月10日日曜日
エクサバイト / 服部 真澄
近未来SFです。もう既に実用化されて、軍需系では使われていると予想されるものが、普及して一般に使われるようになった世界です。
考えてみれば、携帯電話を誰もが持つ世の中になると、10年以上前に正確に予想できた人がどれくらいいたいでしょうね。ましてや、携帯電話で高解像度写真を撮影したり、フルハイビジョン動画を撮影したりできて、人々が動画交換サイトに気軽に投稿して閲覧するようになるなんてことは。
この物語の世界も、すぐに実現されることになるのでしょうか。そしてそれによる情報収集競争も始まっているのでしょうか。
【BMW雑記帳】今更ですが
今月のMotorMagazineで、第一特集に「BMW その進化の舞台裏とは」と題して、久々のBMW大特集が掲載されています。
その中で、BMWのボディ作りに関して、「曲げ剛性」と「ねじり剛性」に加えて「横曲げ剛性」を追求していることが書かれています。さらに「ボディ各部の周波数を合わせる」という動的な剛性感を造り込む作業をしているようです。詳しいことは、記事を読んで戴きたいのですが(全文転載するわけにはいかないし、要約するとまず誤解を招くので)、まず他のメーカーではやっていないことだと思います。
まあ欧州のスポーツカー、高級車メーカーだと、テストドライバーが感覚的に理解していて、実走行で合わせていたことなんだろうなと思いますが、それをシミュレータで追い込めるようになったと思えばいいかな?
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