今月のCGに自動車に関係する税金の記事が出ています。前々からいくつかの内容は知っていたのですが、まだまだ他に税金を知らない内に取られてたということを知りました。「取りやすい所から取る」というのはよく言われていますが、まさに自家用車は政府に取って取りやすい対象の一つであるわけですね。まあ車に限らず、「個人が対象となる」ものは全部そうなんですけどね。
自動車を新車で購入するとき、自動車取得税が取られます。これは消費税導入時に、2重課税になるからということで、将来的に廃止することになっており、徐々に減らして消費税に一本化するはずでした。が、未だにこの税金を取られている上に、消費税まで課税されているのです。ガソリンの揮発油税に消費税が課税されているのなども有名な話しですが、未だに問題にすらされていません。取得税にしても、税金の二重課税にしても、憲法違反なのは明らかなのですが、訴える人が出ないこといいことに政府はしらばっくれているわけですね。
一個人で裁判を起こすのは費用的に無理がありますから、未だに誰も政府を訴えないわけですが、そういう所を狙って違法な課税をしていることになります。勝訴したとしても返ってくる金額を考えると、裁判を起こしてそれに費やされる時間を掛ける気になる人はいないでしょうね。
それにしても世の中不況不況と言われていますが、歳末商戦ということを除いても、人でごった返す商店街や大型スーパーを見ていると、とてもそういう実感が湧きません。確かに潰れる会社やリストラされる人も多いようですが、そういう陰に隠れて大儲けをしている人も実は多いらしいです。マンションや車なども、超高額品が限定で売り出されて、あっという間に売れているんですから。