2011年7月23日土曜日

【メンテナンス日記】13年目の車検

購入したディーラーがBMW Japanに買収されて、独立系からメーカー直営に替わり、整備工場も慣れ親しんだ所から別の工場に変わり、長年見慣れた顔のサービスフロントマンさん達がいなくなり、融通が利かなくなって来ました。別に不親切とかというわけではないのですが、事務的な対応になってしまうのは仕方がありませんわな。
という事情から、今回は近所の整備工場で車検をお願いしました。国道1号線と170号線が交わる所の側道沿いにある瀬崎オートサービスです。
京都方面から帰宅する時には、この整備工場の前を通るのですが、10年以上前からいつ通っても工場の前に整備待ちのBENZやBMWがずらりと置かれていて、きっと古くからのBENZ/BMWユーザーには有名なところなのだろうなと思いつつも、今まではディーラーの整備サービスが非常に親切な対応をしてくれていたので、行かず終いでした。

で、今回ディーラー以外でとなったときに、ここのことが頭に浮かび、ググったところ先のリンクが出てきて、なんと40年の実績があるということで、これはもうここしか考えられないだろうと電話し、整備の日取りを予約して家の子を持っていきました。
土曜日の昼に持ち込み、日祝を挟んで水曜日の晩に家まで届けてくれました。
足回りとか駆動系で、またシール劣化によるオイル漏れとかがあるのではないかと心配していましたが、今回は特にそういう症状は見られず、ブレーキフルードの交換だけになりました。
後、ヘッドライトの位置調整のロッド棒が折れて調整できなくなっていたのを、ユニットを分解して修理したそうです。ディーラーだったらユニット丸ごと交換で数万円は掛かっていた可能性がありますが、工賃のみの5,000円で収めてくれました。

自賠責 24,950円
重量税 30,000円
印紙代 1,700円

車検整備24ヶ月点検基本工賃 40,000円
車検代行費 15,000円
ブレーキーフルード 2,500円
ヘッドライトプロテクターロッド折れ修理 5,000円

消費税 125円
合計 119,275円

メールでの問い合わせは受け付けていないようなので、電話して整備予約するのが吉です。
先のサイトでは年中無休とありますが、今は日祝は基本的にお休みみたいです。忙しいときは工場を開けて作業されるようですけどね。

【Mac mini】SpectraViewでのHardwareキャリブレーションがやはりできず

AppleのDiplay Port-DVI Dual Link変換に不具合があって、未だにキャリブレーション時の通信中に通信エラーが発生して、キャリブレーションできず。
諦めて、またSpyder3によるSoftwareキャリブレーションに戻りました。
でも昨年Updateしようとして、ライセンス購入で失敗した4.0.2が、ライセンス購入できるようになっており、そちらへUpdateしてキャリブレーションをやり直しました。

LionがReleaseされましたが、NEC DisplayのSpectraViewの対応説明は10.6までで、Lionについての説明はなし。Spyder3も同様で、"Mac OS X 10.4 or later"としか未だに書かれていません。
当分は対応される様子なしで、写真と印刷データ作成用はこのまま行くしかなさそうです。

ダキニの九魔 / きくち正太



Amazonのお奨めに出て来ました。1巻の初版が平成13年、2巻が平成15年なので、かれこれ10年前の作品ですね。きくち氏の作品は、数年前くらいから読み出したので、こういうのがあるのは知りませんでした。
2巻で終わってしまったのが残念な面白さです。

日本という国は、八百万の神様に守られていた国でしたが、明治以降の欧化政策で、その神々を疎かにし、自然を破壊し、人と人の繋がりを破壊し、金銭の多寡でしか物事を計れない国になりつつあります。
こういう作品により、少しは自分達が住む国の伝統や文化の意味を見つめ直す機運が高まればいいなと思います。

ダキニの九魔 2 (少年チャンピオン・コミックス)

2011年7月21日木曜日

WHOCARES / IAN GILLAN, TONY IOMMI & FRIENDS



20年前にアルメニア共和国で起きた大地震への被害者へ寄付を募るために、大勢のHR/HMミュージシャンが集まって"Smoke On The Water"をレコーディングし、売上金を寄付するという活動がありました。ええ、当然私も1枚CD買いました。

Born AgainのDELUXE Editionを買ったら、本作がお薦めに表示されたのですが、あれから20年経ってアルメニアを訪れたIan GillanとTony Iommiが、再度アルメニアの音楽学校のためのチャリティとして企画されたマキシ・シングルです。
Tony IommiとIan Gillanが、このために書き下ろした曲"OUT OF MY MiND"がミュージックトラックとビデオトラックの両方に収められています。
もう1曲はIan GillanとSteve Morrisという人の曲。

ビデオトラックに、アルメニアを訪れた時の映像が収録されており、オーケストラをバックに歌うIan Gillanの姿など貴重な映像があります。
しかし、東欧ではTony Iommiの陰が薄いですね。みんなGillanばかりに寄っていって、写真を撮ってます。それを傍で眺めるTonyと...。

FLY FROM HERE / YES



実は私はYESはあまり聴いてなくて、CDもほとんど買っていません。YESの核であるクリス・スクワイヤは大好きなベーシストだし、スティーヴ・ハウも好きだし、本作には参加していないですが、リック・ウェイクマン、パトリック・モラッツ、ビル・ブラッドフォードなどの歴代のミュージシャンで好きな人も多いです。
が、YESのヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンの声が、どうにも生理的に駄目で、聴くことができないのです。理由とかは判らないです。とにかく彼の声を聴くと背筋が寒くなるのです。他にそんなことになる声の持ち主はいないのですが。

BASS MAGAZINE (ベース マガジン) 2011年 08月号のクリス・スクワイヤのインタビューを読んで、本作のヴォーカルはアンダーソンではないということを知って買いました。
YESのカヴァーバンドのヴォーカリストで、声質がよく似ているということでしたが、幸い私が生理的に聴けないということはなく、楽しんで聴けました。
お陰で久々に、クリスのゴリゴリしたベースと、スティーヴの繊細なギターを聴くことができました。
クリスのベースプレイはYES以外ではほとんど聴けないのが、つくづく残念で仕方がないですよ。

2011年7月20日水曜日

Born Again DELUXE Edition / Black Sabbath



DELUXE EditionはSeventh StarEternal Idolを買って、2枚目のCDの酷さに懲りてはいたのですが、AmazonのレビューでボーナスCDの音がよいということなのと、Gillan在籍時のBlack SabbathのLive音源というのが珍しく、ついつい買ってしまいました。
このDELUXE Editionは買う価値ありましたよ。Live音源の音質は、この時代のものとしては良好で、演奏もなかなかいいコンディションで行われている感じです。
本編のCDの方も、マスタリングをやり直したのか、これまでの音の酷い(初版CDはメロメロ、最初のデジタル・リマスターもほとんど改善されず)音源に比べると、マシになっています。

Gillan在籍時に、Liveで"Smoke On The Water"を演奏するBlack Sabbathなんて悪夢だ!というようなことを書いていた評論家の人がいましたが、Tony Iommiのリフはオリジナルよりも遙かに重厚で、これはこれでありなんじゃない?と思います。(たぶんアンコールでの演奏でしょうけど)リフが始まって暫くはあまりのリフの重さに"Smoke On The Water"とは判らなかった観客も、それと知ると大歓声を上げ、会場全体が"Smoke on the water! A fire in the sky!"と合唱し始めます。続く"Paranoid"でも合唱は続きますけど、こういうのを聴くと、やはり"Smoke On The Water"は永遠の名曲なんだなぁと思わされてます。
LiveではBev Bevanという人がドラムを叩いているのですが、"Smoke On The Water"冒頭のハイハットを連続で鳴らしながらスネアを叩く技は再現できてないっぽいっすね。

Live音源には、Ozzy時代の名曲も何曲かありますが、Ronnie James DioよりもIan Gillanの方が、歌い方が合ってますね。この組み合わせがもうちょっと長続きすれば面白かったのかも知れませんが、Deep Purple再結成の方がGillanに取っては魅力的だったのだから仕方がないよね。
元々Black Sabbathに加入したのも、パブでTony IommiとGeezerと呑んでいて、朝になったらBlack Sabbathの一員になっていた、とかで勢いで加入しただけらしいので。

近日に日本語版も発売になるようです。
悪魔の落とし子<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)

2011年7月19日火曜日

ダブルフェイス 秘めた女



モニカ・ベルッチとソフィー・マルソーの競演ということで買ってみました。
私が購入した時は、3枚3,000円セール対象品だったけど、今はセール対象から外されてますね。セール対象分が売り切れたのか、間違って入れられてたのか?
原題は仏蘭西語で"Ne Te Retourne Pas"となってます。仏蘭西語は全然なのでGoogle翻訳したら「ドントルックバック」とカタカナ英語に訳されて出て来ました(笑)「過去を振り返るな」というような意味らしいです。

ソフィーさん、所帯やつれしたお顔で演技してます。まあそれは演出なのでしょうけど、お二方とも40代になって、それがお顔に出てくるのは仕方がないですわな。

ストーリーはよくできています。最後の謎解きに来るまで、不可解なミステリーものかと思われましたが、まっとうな落ちが付いていて、成る程なぁと感心させられました。
で、最後の謎解きが終わって、原題の意味が判ると。
なので、いつもの如く、邦題では意味通りません。いや、通らなくもないけど、ストーリーには合ってるとは言えないなぁ。まあ、直訳の「過去を振り返るな」でも、日本語的には意味通りにくくなってしまうのですが。
題名ってのは難しいですな。

DOOMSDAY UNRATED



邦題が「ドゥームズディ アンレイテッド・ヴァージョン」。直訳すると「最後の審判の日」なんだそうです。"UNRATED"は「未評価」という意味ですが、劇場公開版より長い、監督の拘り編集版ってことらしいです。
主役はアンダーワールド・ビギンズのローナ・ミトラさん。ひたすらに任務を遂行する、冷静で強い女戦士を演じています。
映画自体は、まあまあ面白いのですが、元のアイデアがマッドマックスバイオハザードで、両方の映画のワンシーンを切り取ってきたような箇所が、ちらりほらり見て取れてしまって、制作費をかなり使って撮影をしているのに、興醒めしてしまう気もせんではないです。

2011年7月18日月曜日

XIII サーティーン



久しぶりにDVD 3枚1,000円セールで買ってみました。本作は1枚だと2,370円なんですが、セール対象品に入っていて、なんやねん?って感じですが。逆に1,000円を切る価格のも、セール対象品になっていたりするんだけど、DVDもネット配信とBlu-Rayに押されて、めちゃくちゃなことになりつつありますね。

観ている途中、話がこれからってところで一旦エンドタイトルが流れて、ええ????と思ったら、すぐにオープニングタイトルが流れて来て、本編185分なので、どうも90分2回だったのを1本のDVDにまとめたものっぽいです。TVの2時間番組枠で2回分放映とかしたのかなぁ。詳しい解説がないので、さっぱり判りませんが、WikiではTVドラマとなってますね。

ストーリーは結構面白いです。途中で、ん?そう来るか?みたいなドンデン返しが何回か用意されているのですが、一番のドンデン返しが最後に待っていて、これ続きがあるのか??というエンディングです。ないみたいですけどね。

007カジノ・ロワイヤルでボンドと浮気して夫に殺されてしまう妖艶な人妻役のカテリーナ・ムリーノさんが、主人公を助ける写真店の店長さん役をしているのですが、色っぽいシーンは皆無にも関わらず、お色気たっぷりな雰囲気で好演しています。

2011年7月17日日曜日

F1 戦略の方程式 世界を制したブリジストンのF1タイヤ / 浜島裕英



F1ファンにはおなじみ、ブリジストンの浜島氏がF1について色々と語られた本です。
F1のみならず、車に取ってタイヤというのは一番重要な部品(そもそも「車」というものは「車輪」と同義)なのにも関わらず、あまり関心を持たれることが少ないです。タイヤの性能が車に取って如何に重要であるかを、日本のカーファンに伝えてくれたのは、F1におけるブリジストンの活躍だったのではないかと思います。
F1におけるタイヤの重要性や、速いドライバーやマシンが何故速いかなどなど、判りやすく明快な理論に基づいて解説されています。
結構、目から鱗な話もあります。

これはもう、F1ファンやカーマニアは必読ですよ。