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2024年8月14日水曜日

ソニー デジカメ戦記 もがいてつかんだ「弱者の戦略」 / 山中 浩之

 ソニー デジカメ戦記 もがいてつかんだ「弱者の戦略」 単行本(ソフトカバー)

SONYは今やプロやハイアマチュアにも人気なミラーレス一眼のトップメーカーになりましたが、業務用ビデオの雄でありながら「家電屋の作るカメラ」とバカにされていた時期が長くありました。
そういう時代を語った書です。

それにつけても、フルサイズのα7を、もう少し早く出して欲しかったなぁ。

2015年2月11日水曜日

【ZIESSコラム】今週末のCP+開催に合わせて、一気に発表が

海外ではとっくに発表になっていましたが、コシナからCarl Zeissレンズが2本発表されました。

デジカメWatchの記事
コシナ、Mマウントカールツァイス「Distagon T* 1.4/35 ZM」
カールツァイス「Otus 1.4/85」が国内発表

コシナの製品ページ
Carl Zeiss Distagon T* 1.4/35 ZM
Otus 1.4/85 ZE, ZF.2

Otusは1.4/55に続く第2弾ですが、今回も49万円(税別)いうことで、とても買えません。
D1.4/35ZMの方は21万8千円(税別)で、買えなくもないかなというところですが、いずれにしても私的にはZF.2があるのであまり興味は湧かなかったのですが...MTFが全面的に改善されていて、かつディストーションが大幅に小さくなっているのに、ちょいとクラッと来てしまってます。
まあ実写サンプルが出てから、じっくりと検討したいですね。



またZeissではないですが、コシナVoigtolanderブランドで1本発表になりました。

デジカメWatchの記事
SUPER WIDE-HELIAR 15mmがリニューアル デジタル向けの新規光学設計 周辺色被りに配慮

コシナの製品ページ
SUPER WIDE-HELIAR 15mm/F4.5 Aspherical III

IIは以前α7Rに装着していたのですが、本Blogでも書いたように色被りがどうしようもなく、諦めて処分してしまったのですが、今度のはそれが改善されているそうなので、期待しています。

2014年9月2日火曜日

【ZIESSコラム】Loxia登場

Loxia 35mm

Loxia 50mm

Touit、Otusに続いて登場したZeissのシリーズ名はLoxiaとなりました。
「Loxia(ロキシア)とは、ラテン語でスズメ目アトリ科に分類されるスズメよりやや大きな鳥「イスカ」のこと」
だそうです。
(引用元: DC Watch 「カールツァイス、フルサイズEマウントレンズを海外発表」

SONY α7シリーズのFEマウント対応ですが、マニュアルフォーカスです。
動画撮影用に絞りのクリックを外すことができるようになっています。

50mm/F2は、CONAX Gの45mm/F2や、ZM 50mm/F2に似た構成のPlanarです。
MTFも似た特性ですが、GでもZMでもは周辺で急激な落ち込みがありましたが、Roxiaでは周辺でも高い値を保っています。
また像面湾曲が非常に少なく、中心からの距離22mm辺りでGもZMもが-1.3%程度ありましたが、Loxiaは-0.3%です。
また最短撮影距離が45cmと、通常の一眼レフ用50mm並に寄れますので、GやZMよりも使いやすいです。

35mmはZMにもBiogon 30mm/F2があり、レンズ構成も似た感じですが、ちょっと異なっています。
MTFも似た感じです。
像面歪曲もZMと同じく-0.1%程度と非常に優秀で、ほぼ平面といえるくらいです。
最短が0.3mなので一眼レフ用のZF/ZEのDsitagon並になっており、ZMの0.7mよりも格段に寄れます。
35mmは第一面のレンズが、異常分散ガラスで非球面にするという、他には例のない構成になっています。
生産性の高さから非球面は金型でプレスするモールドレンズ製法を使用しますが、異常分散ガラスでモールドレンズを歩留まりよく作るのって難しいんじゃないのかな?

いずれにしてもCarl Zeissらしい性能を誇るものになっていると思います。
価格を聞くのが怖いけど、リーズナブルな値段なら買いたいですな。

2014年3月30日日曜日

【α7R】ソニー α7/α7R WORLD フルサイズ画質を堪能する



こういうカメラの使い方のノウハウ本みたいなのは、以前は買ってたけど、最近は在り来たりなことばかりが書かれていて役立つノウハウがあまり載ってなくて、買ってなかったんです。
が、この本にLeicaレンズやヤシカCONTAX時代のCarl Zeissレンズとかでの作例が(サイズを大きくして)掲載されていたので、ちょっと高いなぁと思いつつも買ってしまいました。
結構古いレンズの作例もあるんですが、どれも洒落にならんくらい解像感もコントラストも高く、色乗りもよい作例ばかりです。

1946年発売のSUMMARON F3.5/3.5cmの作例があるんですが、解像感の高さにビビりましたよ。
こんな古いレンズでこんなもの凄い映りをするのかと。
こういうのを見てしまうと、レンズ設計の進化って一体なんだったんだろうかと思ってしまう。
(まあ、オーディオなんかでも、1930年代のWestern Electricの映画館用トーキーシステムが最高峰で、それ以降はそれを如何にコストダウンするかというだけと言っても過言じゃないから、レンズも単に安くなっただけなのかも知れない)
一連のLeica/CONTAXレンズとの組み合わせの作例を見るだけでも、本書を買う価値はあると思いますね。
ただ残念なのは、α7での作例が中心で、α7Rの作例がすくないことだな。

2014年2月23日日曜日

【α7R】Voigtlander NOKTON 50mm/F1.1 VMの絞りによる画質変化

最短1mでの絞りと描写の変化は↓の画像のようになりました。
ピント部分の画質がほとんど変わらずに、被写界深度だけが増えていくという、理想に近い形という結果。
暈け具合もスムーズに変化していっており、この点ではPlanar F1.2/55mmに匹敵するという素晴らしい結果です。
これは頑張って使いこなさなきゃならんレンズですな。

2014年2月17日月曜日

【α7R】Voigtlander NOKTON 50mm/F1.1 VM



行き付けのカメラ屋さんで、程度のいい中古がそこそこ安い値段で出ていたので買ってしまいました。
私は標準レンズフェチを自称するくらい、50mmレンズが好きなのですが、これ!というレンズが今は手元にないのです。
Planar 100周年記念のPlanar T* F1.2/55mmを、中判デジカメに手を出すときに下取りに出してしまったからなのですが、その3年後にフルサイズミラーレス一眼が登場して、Y/Cマウントレンズの性能を100%活かせるデジタルカメラが登場することを予想できず諦めてしまったことを、返す返すも悔やむしかありません。

なのでα7Rを買ってから、これだ!という50mmレンズを探す旅に出ているわけですが、まだ出会えず。
で、スペック的にかなり無理してるという気がしつつも、非常に気になっていたのが、Voigtlanderブランドでコシナが販売しているNOKTON F1.1/50mm VMなわけです。
雑誌やらネットやらの評判は悪くないです。
作例を見る感じでは開放から結構シャープでしっかりした映りでボケもいい感じ。

で、入手して早速COSINA フォクトレンダー VM-E Close Focus Adapter 631908を経由してα7Rに付けて試写してみました。


ピントが合っている箇所がはっきりと判り、焦点位置での鋭さが見て取れます。
前後のボケ具合もなだらかで癖はあまり見られません。
ピント位置の石の立体感もしっかりと出てくれています。


小鳥が多数泊まっている木々の全体像。
これの一部を100%縮尺で切り出したのがこちら↓。


この縮尺で小鳥の羽の細部がきっちりと解像しています。
ちなみにこれは開放F1.1での撮影です。
ピントが合っている部分は、これくらいしっかりしか映りをしてくれています。

しかしこれはかなり使いこなしに苦労しそうです。
ピントが合っている箇所の像がきっちりと結像しているため、そこからちょっと外れると、焦点深度が浅い分はっきりと暈けてくれます。
ピントの薄さはPlanar T* F1.2/55mmに匹敵するといっても過言じゃないと思います。
(とはいえ、ピントが合っている部分のシャープさでは、まだまだ及びませんが)

また無限遠付近だと、周辺があからさまに蹴られて黒くなります。
近接(最近接が1mまで)付近では大丈夫なので、α7Rの撮像素子との相性でしょうね。
レンズ後端との距離が短いと、どうしても周辺が蹴られてしまうみたいです。

50mmとしては最短が1mと結構長いので、ポートレートとかを撮りたい場合は、Close Focus Adapterは必須になりますね。
これを使えば最短は50cmくらいと、通常の50mmレンズ並になりますので。

まだ絞っていった時の描写の変化とか、女性の肌の描写は試してませんが、果たしてどうなるか。

2014年2月1日土曜日

【α7R】Voigtlander VM-E Close Focus Adapterの快楽





相変わらずSuper-Wide-heliarをα7Rで使うと画面上部にアンバー被りが発生する現象で苦労しています。
まあなんとか目立たずにすむ撮り方を極めつつあるので、もう少し使いこなしに頑張ってみたいと思います。
使いこなしに苦労していますが、うまく嵌まった時に映りは、そりゃもう素晴らしいものですからね。

で、コシナから発売のClose Focus Adapterを使ってやると、アンバー被りが目立ちにくくなる場合があることが判りまして、無限遠を撮るときでもClose Focus Adapterを使って、レンズ後端が撮像素子から少しでも離れるように工夫しながら撮っています。
マクロ領域だと目立たないことが多いです。

目一杯寄ったときで、アンバー被りやマゼンダ被りが目立たない例。


同じく目一杯寄るけども、背景が白いとアンバー被りが目立ってしまう例。


少し前にライブ撮影でこいつ(α7R + Close Focus Adapter + Super-Wide-Heliar)を使ったんですが、ライブハウスなので周辺光量落ちは気にならず、マゼンダ被りやアンバー被りも目立たず、いい写真が撮れました。
バンドの肖像権の問題があるので、ここでお見せできないのが残念ですけどね。

代わりに15mmレンズで撮るポートレートの作例を。
Close Focus Adapterのお陰で思いっきり寄って撮れます。


こういう超広角は、うまく使いこなすと最高の絵が撮れるんですよね。
長年ライブ撮影やってますが、一番の傑作はNikonの14-24mm/F2.8の14mmで撮影したのだからなぁ。

(2014/02/08 20:30追記)
ミュージシャンご本人のBlogで、SWHで撮影した写真が掲載されました。
ご笑覧下さい。

2014年1月21日火曜日

【α7R】Super-Wide-HeliarにUV-IR-Cut Filterを付けてみる



コメントで、周辺部のマゼンダ被りは赤外線フィルターに光が斜めに入るとカットできないため、という情報を戴いたので、んではIR Cut Filterを買って試すべと探したのですが、世の中に赤外線のみをカットするフィルターが存在しないらしいです。
紫外線のみをカットするフィルターはいくらでもあるし、赤外線のみを通過させるフィルターもあるんですけどね。
色々と探して、紫外線と赤外線をカットする(つまりは可視領域の周波数の光のみ通過させる)フィルターならあることが判ったのですが、これがまた馬鹿高いのです。
幸いeBayに出品している香港の業者が、送料込みで比較的手頃(とはいえ買った時のレートで6千円をちょっと超えてましたが)なお値段で出していたので、そこで購入しました。

でまあ、10日間程度で到着したのですが、年末年始のドタバタでちゃんと試す機会がなく、ようやく試写を行いました。
Super-Wide-Heliar 15mm/F4.5 + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter + SONY α7R
撮って出しJPEGを縮小。



結果、若干の改善はあるようですが、ほとんど変わらず。
上部のアンバー被りにも影響なし。
よく考えたら、前面に付けた場合でも、周辺の光はフィルターに対して斜めに入って来るから、赤外線のカット効果は低減してしまうんすよね。

まあライブハウスのブラックライトとかの演出効果ライティングの影響を避けられる効能はあるので、買って無駄ではなかったですけど。

2013年12月25日水曜日

【α7R】【D800E】α7RとD800EのISO3200でのノイズを比較する

JPEG撮って出しで比較するつもりが、D800EのJPEG出力サイズをいつもの中に設定したままでフルにしてなくて失敗。
まあ私はいつもApertureでRAW現像した画像しか使わないから、Apertureで出力したので比較します。
JPEG撮って出しだと、センサーの優劣ではなく画像処理エンジン(Nikon EXPEED3、SONY BIONZ X)の比較になってしまうというのもあるし。

まずはD800E。Apo-Sonnar 135mm/F2.8にてF4で撮影。全体を縮小したもの。


ここから部分切り出しの100%画像。


次はα7R。CONTAX GのSonnar 90mm/F2.8にてF4で撮影。全体を縮小したもの。


ここから部分切り出しの100%画像。


同じくらいのノイズですな。
同じセンサーという話ですが、開発期間が2年間遅い分α7Rの方が改良されてよくなっているかなという期待をしていたのですが、そうでもないみたい。

2013年12月23日月曜日

【NEX-5N】Super Wide-Heliar 15mm/F4.5をNEX-5Nで試す

α7Rでは何をどうやっても上部にアンバー被りが生じて、どうにもこうにも使いようがなくて諦めるしかないかと思っていSWHなのですが、ちらほらとネットに上がりつつあるα7での作例を見ると、上部のアンバー被りは全くなくマゼンダ被りも差程には発生していません。
α7R固有の現象なんでしょうかねぇ。

実際、これまでオールドレンズの母艦として使用して来たNEX-5NでSWHを使うと、α7Rで発生したような問題は起きません。


青空を撮影したもの。無限遠で開放F4.5。
α7Rで生じていた上部のアンバー被りは全く認められず。
周辺減光が出てますが、開放F4.5なので、この程度は仕方がないですね。
対称型は原理的に周辺減光が大きいですし。


白い壁を撮影したもの。最短50cmで開放F4.5。
上部のアンバー被りは全く認められず。
周辺減光と共にマゼンダ被りが周辺で発生しています。
まあこの程度ならRAW現像時の処理で補正は可能なので、問題は少ないと思います。

対称型の広角レンズを使うには、α7を買わないと駄目かなぁ。

2013年12月18日水曜日

【Mac mini】【α7R】Apertureがα7/7Rに対応

Apple Camera RAW

日本語のページの更新はまだですけどね。
これでやっとα7RのRAW現像ができるようになりました。
既にAdobe LightroomとかSilypixとかは対応されていましたけど、一度Apertureに慣れてしまうと他は使えないです。
AdobeのDNGConverterで、α7RのRAWデータをDNGに変換してApertureで現像という手もあったのですが、DNGConverterが正式版でもバグっていて画像サイズが本来のサイズと異なったサイズに変換されて一部がカット一部が黒線になってしまっていて、使い物にならなかったのです。

それとは別に、AppStore以前のパッケージ版で購入したiWorks/iLifeのアップデートができない(アプリのアップデートを実行しようとするとAppStoreが起動するけど、AppStoreからの購入履歴がないからアップデートできない)という現象があったのですが、今回からAppStore経由でアップデートできるようになりました。
iWorksのアップデートがでているのにアップデートできないから、どうすればいいかをApple Storeのジーニアスに相談せんとアカンかなぁと思っていたところでしたが、聞きに行く必要がなくなってラッキーです。

2013年12月6日金曜日

【ZEISSコラム】【α7R】CONTAX G Biogon F2.8/28mmの解像感もエグイ

レンジファインダーが好きになれない(ファインダーで見た絵と実際に写る絵が一致しないのが我慢できない)ため、CONTAX Gシリーズには手を出さなかったのですが、Leica MやCONTAX Gなどのレンジファインダー用のレンズでもファインダー像に実際に写る絵がそのまま出るα7Rという武器を得て、ここのところお買い得なMマウントレンズやGマウントレンズを探し回ってます。
相場が急騰しているとはいえ、Sonnar F2.8/90mmやBiogon F2.8/28mmはまだまだリーズナブルな値段で入手可能なので、Sonnarに続いて28mmの方のBiogonをGETしました。

CONTAX Gシリーズのレンズは、それ以前のRTS CONTAXのレンズやそれ以降のCONTAX NとかコシナZeissとはMTF特性の揃え方が異なっています。
CONTAX Gシリーズ以外のCarl Zeissのレンズは、10本/mmから20本/mm、40本/mmと空間周波数が高くなるに従って、なだらかにMTF値が下がっていく特性になっているのですが、Gシリーズだけは10本/mmと20本/mmのMTF値がほとんど変わらず、40本/mmも差程差がないくらいに高い値を示しています。
通常Gシリーズのような特性にすると解像力が落ちるものなのですが、RTSシリーズの同等スペックのレンズの解像力と差程変わらず、性能と値段を考えると恐ろしい特性のレンズなのです。
アサヒカメラのニューフェース診断室での測定結果を見て、目が点になって以来、Gシリーズレンズは気になる存在ではあったのですが、レンジファンダーなのを我慢してもあのボディはとても使う気にはならず、諦めていたのです。

先日のα7RとSonnarの組み合わせでの結果を見て、開放からの飛び抜けた解像感に目を丸くしていましたが、Biogonもそれに匹敵する解像感を示してくれています。
α7Rの撮って出しJPEG画像が以下になります。

縮小した全体画像がこちら。


その中のピントが合った部分の100%切り出し。


葉や茎の産毛が判りますでしょうか?
ここまでくっきりと写るというのは、ピントがあっている部分はほぼ無収差といっていいくらいに収差が綺麗に補正されている証拠でしょう。
他の一眼レフ用OLDレンズ群が、収差による解像感の限界がはっきりと判るのに対して、Gシリーズの2本は撮像素子の解像度がもっと高くても大丈夫なんじゃないか?と思えるくらいに解像しています。
バックフォーカスの制約がどれだけレンズ設計の足かせになっているのかってことでしょうかねぇ。

2013年12月3日火曜日

【α7R】Super Wide Heliarの色被り対策を検討してみたが



バックフォーカスの短いレンズでも装着可能なα7Rなので、対称型の広角レンズが試したく、Leica-Mマウントのコシナ Voigtlander銘 Super Wide Heliar 15mm/F4.5を購入して試してみました。
これを選んだのは値段がお手頃なのと、この領域の広角レンズを持っていないからです。
が、このレンズはNEX-5などでマゼンダとアンバーの色被りがあることで有名ですね。
空を写すと画面上部にアンバー(要するに茶色に近い黄色)が被り、四隅にマゼンダ(赤紫っぽい色)が被ります。



アンバー被りは位置的に考えて電子端子の金色が反射しているのだろうと予想して、反射防止の遮蔽板をアダプタに付けたのですが、それでも↑のようなアンバー被りが上部にでます。

電子端子が隠れるように黒色のスポンジを切ってアダプタに貼り付け、更にその上部に仮に黒紙を置いて隠すようにしたのですが、現象は変わりません。


アダプタを装着した状態でSWHを後ろから見ると、鏡胴のアルミとヘリコイドの真鍮が丸見えです。


撮像素子を反射した光が、このアルミと真鍮に反射してアンバーとマゼンダの色被りが発生しているのかと考え、アダプタがSWH専用になってもいいやとばかりにリアレンズ周りをきっちりと囲むように反射防止処理をしてみました。


更には電子端子を隠す覆いも追加。


しかしながら、ここまでやっても発生する現象は変わらず、アンバーとマゼンダ被りは同じように出ます。
減ってくれるわけでもないので、電子端子や鏡胴内のアルミや真鍮の反射が原因でもないように思われます。

撮像素子周りの反射防止が、NEX-5Nに比べると甘いので、その対策もしてみました。
元々の状態だと、撮像素子のマゼンダ色の反射光が撮像素子周りのフレームでこれだけはっきりと反射しています。


これに反射防止布を貼り付けて、反射を弱めます。


しかし残念ながら、ここまでやっても現象が全くといっていいくらいに改善されません。
改善されないので、原因が推測したものとは全く別の物であるのは明らかなのですが、シアン被りになるようなものなど、これ以上どこを探しても見当たらないですし。
こうなるともう、このレンズ自体になにか問題があるのかと思いたくなるのですが、マゼンダ被りはともかくシアン被りが発生するのはNEX系のミラーレスだけみたいなので、SONYの撮像素子設計に問題があるのでしょうかねぇ。

風景には使えないし、かといって室内撮影でもアンバー被りの問題は発生するので、α7RでSWHを使用するのは諦めるしかなさそうです。
まあ誰かが、カメラを上下逆にして撮影するという荒技で回避する方法を示されていて、確かにそれだと空にアンバー被りはでないのですけどね。
対称型広角レンズが使えないのだと、α7Rの魅力が半減してしまいます。
レトロフォーカスな広角でよければ、D800Eの方が撮影しやすいですしね。

2013年11月22日金曜日

【α7R】開発者インタビュー

デジカメWatch ソニーに聞く「α7R」「α7」のこだわり

言われてみれば1/8000sシャッターをあのサイズのボディに組み込むのは大変ですね。
フルサイズだからこそf1.4以上の大口径レンズを使いたいわけで、そうなればISO100でも快晴の日には1/8000sが必要になりますからね。

2013年11月21日木曜日

【α7R】TA-GE1Bに反射防止処理を施す

CONTAX G Sonnar 90mm/F2.8 を TA-GE1B 経由でα7Rに装着して風景を撮ろうとしたところ、盛大なフレアが発生しました。



先日近所のお散歩撮影をした時は、近接メインで撮影したのと、空を入れるときはガバッと多く入れていたため、この現象に気が付かなかったみたいです。
空と被写体の輝度差が大きく、画面は暗いけど、画面上部枠外ギリギリのところが明るい場合に発生するようです。

TA-GE1Bの内面は反射防止処理としてベルベット様の反射防止布が貼られているのですが、電子接点を収めるプラスチックの部分だけは、この反射防止処理が施されていません。


画面のフレアの位置から考えて、このプラスチック部分に光が反射しているとした考えられないため、対策として反射防止の布を貼ることにしました。


発生していた条件と同じような被写体を探して、軽く撮影して確認してみましたが、これで何とか収まったようです。
まだ条件によっては影響があるかも知れませんが。

【α7R】オールドレンズ50mm三題

AF以前の銀塩時代に設計されたオールドレンズは、基本的に空間周波数が低い領域での性能を重視しているため、35mmフルサイズより小さい撮像素子ではその特性を活かしきれません。
フルサイズ・ミラーレスのα7/7Rの登場が、このオールドレンズファン待望なのは、設計時に想定された空間周波数で撮影でき、本来の設計者の意図が再現できるからです。
ということで、60年代から70年代に設計された50mmレンズ3本の作例をば。

まずはMayerが生んだ奇跡のレンズ Domiplan 50mm/F2 です。

全群繰り出しながら、最短が30cmとセミ・マクロ的な使い方ができるレンズです。
まあ流石に50cm未満になると明らかに性能が落ちるのが判りますが、逆にその収差が増える領域での描写がフワッとして軽く霧が霞んだように滲んむような感じになり、幻想的な描写になります。
ピントが合っている部分はそれなりに解像しているのですが、その前後のボケ始める箇所が美しい滲むようなボケ方をするのです。

次はRollei SL35用の Planar HTF 50mm/F1.4 です。

CONTAX RTS用のPlanarと同じ設計という説もありますが、私の個人的な感想としては(同時に撮影比較したことはないですが)描写は異なります。
CONTAX RTS用の方は後ボケに二線ボケ傾向が強かったのですが、Rolleiの方にはあまり見られません。
また開放最短での描写性能も、CONTAX RTS用がフワッとした感じになるのに対して、Rollei用の方は結構シャープな描写性能を保っています。

三ッ目は旧東独Carl Zeiss Jenaの Prakticar MC 50mm/F1.4 です。

開放での球面収差が過剰補正になっているみたいで、これも開放最短ではピント前後に滲むようなボケがあります。
最短が40cmなのと球面収差の絶対値がDomiplanに比べると少ないので、Domiplan程明らかな滲み方はしませんが、拡大すると微妙に滲んだ感じになっており、しかし全体をみるとそこそこシャープな感じで、柔らかな描写とシャープ感が程よく合わさっています。

こういう特徴あるレンズを活かせるα7Rを発売してくれたSONYさんに感謝!

2013年11月19日火曜日

【α7R】100%拡大のシャープさは洒落になりません

CONTAX G Sonnar T* 90mm/F2.8で撮影。ISO400, F2.8, 1/500s。JPEG出力設定は標準のまま。

まずは全体を縮小したもの。


猫の顔の部分を100%切り出ししたもの。


JPEG出力なので、レンズがいいのか、撮像素子がいいのか、画像処理エンジン(BIONZ-X)がいいのかは不明ですが、これであれやこれや文句があるなら、デジタルは止めてフィルムで撮るしかないっしょ。

またAFがちゃんと合わないので、ピーキング表示によりマニュアルでピント合わせしましたが、ばっちりと合ってます。
露出も絞り優先AEで撮影していますが、気持ちアンダー目ですがほぼ意図通りの露出になってくれています。
Nikonのデジタル一眼レフが(白飛びを嫌うせいか)所謂適正露出より1〜2段くらいアンダーになり勝ちなのに比べて、(このカットだけでなく絞り優先オートで撮った全カットで)ほぼ適正露出になってくれています。
D800Eと基本同じ撮像素子だと思われるのですが、D800Eとは(1年半程前に発売ですが、タイの洪水がなければ2年前に発売になっていたはずなので)開発期間的には2年の差があり、その分撮像素子も進化しているように感じられます。

【α7R】バッテリーと充電器のセット



α7/7Rの縦位置グリップ VG-C1EMはバッテリーが二個入るようになっているのですが、一個だけだと重量バランスが悪くなるので、二個入れないとなりません。
純正バッテリーは結構高くて、安い互換バッテリーが大量に世に溢れているのですが、リチウムバッテリーはよく発火事故やメーカーのリコールが起こるように、安いのは非常に危険です。
純正バッテリーを安く売っているところがないかと探したところ、充電器とのセットがをSONYさんが用意していて、それがリーズナブルな価格で出ていたので、そちらを購入することにしました。

バッテリー二個を装着した縦位置グリップは、縦位置でも横位置でも非常にバランスよいです。
でもせっかくの軽量ミラーレスの意味がなくなるくらい重くなってしまいました。
#とはいえ、D3Sに比べたら遙かに軽量ですけどね。

α7Rは液晶モニターかELファインダーがほぼ常時点灯しているので、バッテリー消費が割と激しく、お散歩撮影くらいならともかく本格的な撮影には予備バッテリーは必須になると思われますので、α7Rでガンガン撮影しようと考えている方は、予備バッテリーは用意すべきでしょう。

2013年11月17日日曜日

【α7R】ファーストインプレッション

FEマウント対応のオートフォーカスレンズは購入していない(というかまだろくに発売されていない)ので、反射防止策を入れたアダプタでちょいと撮影しました。
EL液晶のファンダーの見やすさとフォーカスの山の掴みやすさを危惧していたのですが、ピーキング機能というピントが合っている部分を色付け(設定で白・黄・赤のいずれかから選べる)してくれる機能が非常に便利で、ピント合わせはこれを使って行うことで確実に合わせられました。
こういうのに慣れてしまうと、D800Eなどの光学ファンダーで自分の眼を頼りにして合わせるのが辛くなるかも知れません。
お年寄りの方で、マニュアルフォーカスのピント合わせが見えにくくて辛い方には、この機能は非常に助かると思います。

まだRAW現像ができないので、撮って出しのJPEGをリサイズして(色空間設定をAdobeRGBにして撮影したのでWeb閲覧用に)sRGBに変換しています。

まずはElmarit-R 135mm/F2.8を使った、α7Rを手にして1発目のショット。



恐ろしいくらいの立体感と解像感です。
Leicaレンズの凄さとα7Rの真のローパスフィルターレスの効果とBionz-Xエンジンの処理が生み出す画像は、D800Eを完全に追い越しています。
D800Eとの併用を考えていましたが、ここまで差が付くとは、困ったものです。

次にCONTAX GのSonnar T* 90mm/F2.8。TECHARTのNEX用アダプタがそのまま使えました。
ただ、液晶のスリープタイマーによりスリープに入ってしまうと、復帰するのに一旦電源をOFF->ONし直さないと駄目っぽいです。
面倒なので撮影終了毎に電源をOFFにして、撮影したいものが見つかればONするようにしました。
まあそうしないと電池の減りが早いということもあったので。



このSonnarはガチガチの解像感はなく、どちらかというとふんわりした印象で、でも拡大するとしっかりと解像しているという性格のレンズみたいです。
たぶん空間周波数が低い範囲ではMTF値が高く、高くなると急激にMTF値が落ちるのではないかという感じです。
そのせいか、AFがほとんど合いません。
結局マニュアルフォーカスでほとんどを撮影しました。

最後に旧東独Carl Zeiss Jenaの銘レンズ Macro-Prakticar MC 55mm/F2.8です。
限定生産のレアもので、非常に素晴らしい性能と描写のレンズなのですが、この素晴らしさを活かせるボディがなく(Prakticaのフィルム用カメラはフィルムの平面精度が悪くて、マクロ撮影時のピントがキチンと出ない)、製造から30年以上経った今やっとその素晴らしさを満喫できます。



早くApertureがRAW対応してくれないかなぁ。

後、電池の充電器が付属されていなくて、USB電源アダプタからUSBケーブルをボディに差して充電するようになっています。
これが時間が掛かるし、縦位置グリップ装着だとUSBケーブル経由では充電されないし、で不便だなと思って充電器をSONYのWebカタログで調べていたら、バッテリーも充電器も今持っているNEX-5Nと全く同じでした。
2年前のモデルとバッテリーが同じというのは、SONYさん偉い!
お陰でNEX-5Nの充電器でサクッと充電して快適に使えました。
ただ、NEX-5Nは年末に遊びに来る甥か姪のおもちゃになってしまう予感がする(というかもうNEX-5N使うことないし、中古として売るにしてもほとんど値段出ないし、子供のおもちゃにしかならない)ので、充電器は買わないといけないですが。
また縦位置グリップがバッテリーを2個入れるようになっていて、1個だけだとバランスが悪いので、バッテリーももう1個買わないといけません。

2013年11月16日土曜日

【α7R】レンズアダプタの電子端子反射防止は成功の模様

ということで、予約していたα7Rを無事に引き取ってまいりました。
α7Rについては、また数日後に書きたいと思います。
先日書いた、レンズアダプタに電子端子の反射防止を施しましたが、フルサイズ撮像素子に被るということはなく、無事に撮影できました。

Leica Mマウント用アダプタを装着したところ。


Leica Rマウント用アダプタを装着したところ。


まだまだ余裕がありますね。
VMマウントレンズ Super Wide Heliarも購入しようとしたところ在庫なしで、金色の反射光が入らないかどうかの確認は、後日になってしまいました。

L-Rマウントの方は、Elmarit-R 135mm/F2.8を装着して確認したところ問題はなさそうです。


RAW現像したものを上げたいこところですが、まだApertureもLightroomも未対応のため、撮って出しのJPEGを上げています。