2009年5月2日土曜日

Joe Walsh初期ソロ3枚

Joe Walshの初期ソロ作品3枚がSMH-CDで発売されていたので、思わず買ってしまいました。

バーンストーム(紙ジャケット仕様)

ジョー・ウォルシュ・セカンド(ザ・スモーカー・ユー・ドリンク、ザ・プレイヤー・ユー・ゲット)(紙ジャケット仕様)

ソー・ホワット(紙ジャケット仕様)

3枚目の"So What"は、学生時代のバンド友達に影響されてLPを買ったんですよねぇ。
こいつは歴史的名盤で、発売当時にロック雑誌各誌でJoe Walsh特集が組まれていました。
#粘っこいギター奏法を「納豆ギター」と評する人もいたっけなぁ。
CD時代になってから目にする機会がなくて、やっと再会できた。
Joe Walsh在籍時のJames Gangのアルバムも同時にSMH-CDの紙ジャケットで発売になっていましたが、流石にそっちも合わせて一度には無理なので、次の機会にでも買おうと思います。

Streets of Fire / Place Vendome



元ハロウィーンのVocal、Michael Kiskeのソロプロジェクト第2弾です。
ハロウィーンはあんまり好きじゃないけど、KiskeのVocalは好きなんですよ。
元々Kiske自身、ゴリゴリのHR/HMはやりたかったわけではないようで、それがハロウィーンを脱退した理由だそうですが。
しかし、脱退後にソロ作品を何作か出していますが、内容も売れ行きも今一つでしたね。
で、ピンククリーム69のメンバーとPlace Vendomeを結成と。
確かにピンククリーム69ぽい、キャッチーでメローな楽曲が並んでいます。それがKiskeのVocalにぴったり嵌っていて、よい感じ。

それにしても"Place"と書いて"プラス"と読むのは、ドイツ語だからか?
だったら、"Michael"も"マイケル"と読まずに"ミヒャエル"って読めよ。配給元のキングレコードさん。

(2009/05/06追記)
1stも買いました。こちらもお奨めですな。




2009年5月1日金曜日

命の遺伝子 / 高嶋哲夫



かなり分厚い文庫本ですが、一気に読んでしまいました。
息つく暇もなく展開が変わるので、読む方も休む暇がありません。
不老不死を求めるというテーマですが、それなら単細胞生物になればいいのに。
生殖活動をして高等生物に進化する代償として、生物は不老不死を捨てたのですから。


THE INVASION



回りの人達が徐々に別の何かに入れ替わっていく「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」の何度目かのリメイク。
今回の宇宙人はウィルスで、感染してレム睡眠に陥るとDNAが書き換えられてしまうという設定。
理屈的には一番筋の通った説明なのですが、全身の細胞のDNAを書き換えられてしまったら、ワクチンを投与してウィルスを除去しても元には戻らないんだけどなぁ。


EVER AFTER



シンデレラは実話で本当はこうだったというお話。
魔法使いはいなくて、代わりにレオナルド・ダ・ヴィンチが登場します。
なので西暦1500年頃のフランス王家が舞台ってことですね。
となるとフランス王家の史実と合わないけどね(苦笑)
映画自体は楽しいです。
まあ水戸黄門や暴れん坊将軍を観てる感じといえばよいかな?
時代考証のええ加減さを含めて。


DAY WATCH



ハリウッドへ進出したロシア映画ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZORの続編です。
けど、結末が...一種の夢落ちやなこれ。
こういう結末ってのは、話を膨らませ過ぎて収集が付かなくなって、どうしようもなくて使う手なんだよね。
なんかなぁ。


The Devil You Know / Heaven and Hell



限定プロジェクトとして一昨年復活したロニー時代のBlack SabbathことHeaven and Hellが、本作と共に本格的に活動を開始したらしいです。
もう60歳を超えたRonnie, Tonny, Geezerの三人ですが、この重厚なサウンドには老いの欠片も感じさせられない凄まじさが詰め込まれています。
Heavy Metalの見本がここにあります。ご託を並べるよりも、すぐに買って聴け!


COBRA タイム・ドライブ / 寺沢武一



コブラ30周年記念プロジェクトの新作アニメ第二弾「タイム・ドライブ」の原作です。
フルアニメですが、今回は版サイズがB6といつもの半分になってます。値段もその分安くなってますけどね。でもせっかくのフルカラーなんだから、大判のB5サイズで読みたかった。

しかしコブラ本編では、コブラはレディの生身時代のことを一切知らなかったことになっていたはずなんだが...う〜む。


2009年4月30日木曜日

蛍光灯式の撮影用照明器具

10年程前から室内撮影には、SD工業のハロゲン式RIFAの一番小さいのを使用しています。当時はその一番小さな40cmX40cmのに「キャッチRIFA」という愛称が付けられていて、結構あちらこちらで宣伝されていました。
(ちなみに当時は300Wの球が標準で、30分以内なら500Wも使用可だったのですが、現在販売されている40cmサイズのは200Wまでになっています)
最初は1灯だけ、次に2灯に増やし、その後ストロボと合わせて使用していました。
RIFAだけだとタングステンフィルムを使用しなければいけないことと、2灯でも感度ISO100では光量が足りないことで、ストロボの併用をしていたのです。逆にストロボだけだと、色温度が高くなり過ぎることと、肌の描写が硬くなることから、ストロボとハロゲンを混ぜて、色温度と描写のコントロールをしていたのです。


デジタルカメラの普及と共に、フリッカレスの蛍光灯を使った写真用の照明器具が出始めて来ました。
今ではRIFAにも蛍光灯式があります。
ハロゲン式は、熱くなることと、球が頻繁に切れかつ球が高いことが欠点で、蛍光灯式で明るさが確保できるならこっちに替えようかなぁと1年くらい前から考えてたんです。
ただ蛍光灯式RIFAはちと高くてねぇ。また直管蛍光灯を使用したタイプとかもあって、どれがいいかなぁと考えていたこともあって、決断がなかなか付かず。
今回、値段が安かったPhoto Tool75cmX50cm 2灯セットを買ってみました。期間限定で値段を5,000円割引して、かつ標準4灯を6灯に増設したものが出ていたので。
到着して開封してみて、作りの精度が如何にも中国製的なのに、ちょっとがっかりしました。
スタンドとバッグの作りはまずまずなのですが、肝心のライトと蛍光灯が今一つ。漏電とかしないか?とちと心配になります。まあ各国の安全試験機関の合格マークが付いているから、爆発とかはしないのでしょうけど。
球をソケットにねじ込んでいて、スムーズに回らずに、ゴリって感触があるのって初めてだし。
とはいえ実際の撮影で、90分程連続点灯してましたが、煙が出たりはせずに、安定した発光をしていてくれました。1本は4灯をセットして背景用に、もう1本に6灯セットして正面からに使いましたが、上半身全体に光が回り、光量もまずまずのもの(ISO800 F2.8 1/128s)が確保できました。
背景用に4灯しかセットしなかったのは、小型の球1灯のハロゲン式のRIFAに比べて、大きい蛍光灯12本では嵩張り、手持ちのバッグに10本しか入らなかったからなのです。これはちょっと今後の課題ですね。
ま、D3だとISO800でも滑らかな描写が得られるので、合計で10灯でも十分なのですけどね。
(2009/05/03追記)
今回購入した蛍光灯式照明を使用した画像を、Galleryにアップしました。
「April 29, 2009」をご覧ください。

2009年4月29日水曜日

Turbolinux Client 2008

仕事で開発環境としてLinuxでDesktop環境を構築することが必要になったので、Turbolinuxの最新版を買ってインストールしてみました。
が.......開発環境としては使えそうにない。
Turbolinuxは、7 WorkstationからFujiまで、かれこれ7〜8年程使っていましたが、私的には8 Workstationが一番使いやすかったなぁ。
10 Desktop辺りからKDEがメインになって、Gnomeがまともに使えなくなり、ドンドンM$-Windows真似ッコ画面になって来ています。でも使いにくいところばかり真似て、使いやすさは全然進歩していなくてバグバグでまともに動かない。
特に開発環境として使用するためのツール類が、Packageとしてサポートされていなくて、自前で探してきてbuildする必要があるのだけど、そのbuildツールをbuildする環境がないから...。

1日あれやこれやで手こずった挙げ句、諦めて最近流行のUbuntsに変更することに。
またこっちはインストールしていないから、Turbolinuxと同じ羽目になるかも知れませんけど...まあ開発ツールをGoogleすると、Ubunts用のdebファイルとかFedora用のrpmとかばかりなので、こちらは開発環境としては問題ないはず...なんですけどね。
UbuntsでEnlightenmentが動くといいんだけどなぁ。

2009年4月26日日曜日

【BMW雑記帳】耳が聞こえないと車両間隔が掴めない

先週土曜日にHR/HMのライブ撮影に行って、次の日は難聴状態でした。
その状態で近所へ買い物に車で行ったのですが、耳が聞こえないと車両間隔が掴めないことに、今更ながら気が付きました。今まではこういう一時的に難聴になっているときは、運転するのは危ないから、車を乗らないようにしてたってこともあるのですけどね。
その後で「クルマはかくして作られる3」の防音材製造の項を読んでいて「遮音一本でいくBMW7シリーズ」というのに気が付きました。BMWは吸音材を使っていないらしい。
初代セルシオを運転した時に、その異様な静かさと共に、車両感覚の掴みにくさに閉口したという強烈な印象があるのですが、どうも吸音材と制震材を中心にした防音処理が原因だったのではないかとという気がします。
吸音材を多用すると静かになるのは、反射音が減って、耳に届く音が減るからです。車内では乗務員が擬似的な難聴状態になって、他人の声やオーディオの音が聞こえにくくなるわけ。
当然外の音なんか全然聞こえないので、真後ろで救急車やパトカーがサイレンを鳴らしていても、聞こえません。
対して遮音材の方は、エンジンルームからの音は聞こえにくくなるけども、車内での会話は普通にできます。
外の音は遮音されるはずですが、救急車なんかのサイレン音は遠くからでもよく聞こえるので、遮音する周波数を調整しているのだろうと思います。
そのせいか車内が静かでも、車両感覚が失われることはないと。
たぶん、日本の技術者は測定器の測定値だけで静かさを評価していて、運転のしやすさとか安全性との関連性には気が付いてないんでしょうね。

また同書のGT-R製造工場取材で、ボディのねじり剛性の特性がリニアであることが必要ということを、欧州製のライバル車を解析測定して判ったとあります。欧州の自動車メーカー技術者達は、半世紀以上前からそのことには気が付いていたと思う(*1)のですが、最新の測定器を駆使してようやっと日本人もそのことに気が付いたと。
*1 : 30年以上前に某日本人自動車評論家さんが「ロータスエランの車両剛性は低いけど、フロントからリアが綺麗に捻れるから、運転性能が高い。こういう設計をできるからチャップマンは天才だ」と書いていたことがあります。

私も製造業の技術者なんだけど、どうも日本人は測定器で評価できる性能を向上することは得意なんだけど、測定器では測れない性能については感じることすらできないと、いつも思わされるのです。
結果、私の使う機器や道具は、欧州製のものが増えていくと。