2003年3月20日木曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌(AMGとALPINA)

久しぶりに遠出をしました。といってもほんの往復で150km程度ですけど。大阪府を北端から南端まで走ると、往復でそれくらいになるんですね。ガソリンも3ヶ月ぶりに給油して、洗車も空気圧チェックも3ヶ月ぶり(苦笑)もうちょっとこまめに走って上げないと、車が可哀想ですよねぇ。
ほとんど乗ってなくて、エンジンがぐずるかと思ったら、くぉぉぉぉぉんんん〜〜〜と、気持ちのいい音を立ててスムーズに加速してくれるし、久々に長距離乗ると、本当にこいつはいい車だなぁとしみじみ感じます。今夏で購入後丸5年経って、ローンもやっと終わり2回目の車検を迎えるので、「買い替え」がチラチラと頭の中を掠めるのですが、乗っているとそんな気にならないんですよねぇ。本当にいい車です。

それはさておき、今月も各自動車雑誌の発売の時期になりました。BMW関係の記事はあまり目立たないですね。MINIのクーパーキットくらいかな?目に付いたのは。ジュネーブショーとかニューヨークショー(だったかな?)とかの、欧米でのモーターショーがあって、各社新車発表を大々的に行っているのですが、BMWは静かな模様です。 tiがマイナーなフェイスチェンジをしたみたいですけどね。
今月も買ったのはくるまにあだけです(今のところ)。AMGの特集をやってます。AMGって、ALPINAとよく比較されるのですけど、内容は全然違うんですよね。BENZの資本傘下になった今でこそ、BENZからボディとエンジンを別々に供給して貰えるようになっていますが、元々は全く車の供給に関してはBENZから協力が得られず、普通にディーラーから新車を購入して、それをチューンしていたんですよね。BMWから塗装もしていないホワイトボディとエンジンを供給して貰っているALPINAとは、この点大きく違います。まあBENZは元々チューニングメーカーに対して敵対的だったのに対して、BMWは友好的かつ協力的だったからという違いが大きいと思いますが。
また今ではAMGは自身の工場では、コンプリートは特注物以外は製造しておらず、BENZのラインでAMGモデルが組み立てられているそうです。エンジンをAMGで組み立てて、それをBENZでボディに組み込んでいるようです。なので、BMWでのM社に相当する役割とAMGがBENZに対して行っているという感じになってきていますね。
私はALPINA嫌いなのですが、ALPINAはサスペンションのダンパー1本1本の特性を実測して左右のペア組をしたり、ホイールも1本1本偏芯率や真円度をキチンと実測していることなどは評価しています。それに対してAMGがそこまでやっているかというとやってないんですよね。(というか世界中でそこまでやっているのって、市販車ではALPINAくらいかな?)
ALPINAが評価される理由の一つは、通常の車メーカーやチューナーがそういう本来はやらなきゃならないけどコスト的に誤魔化している部分をキチンとやっているからだと思います。