2024年1月3日水曜日

Hackney Diamonds / The Rolling Stones

ハックニー・ダイアモンズ (通常盤)(デジパック仕様)(SHM-CD)

チャーリー・ワッツ様がお亡くなりになったとき、もう新作はないだろうと思ったのですが、逆にその死が残った3名に火を点けたそうで。
ワッツ様の残されたトラックを使った曲が2曲あり、ビル・ワイマンさんが1曲参加、エルトン・ジョン卿、ポール・マッカートニー卿、レイディ・ガガが参加。
70過ぎても、こんなRock'n' Rollができるのか‥。


Guitars At The End Of The World / Geoge Lynch

Guitars At The End Of The World

ギターズ・アット・ジ・エンド・オヴ・ザ・ワールド [CD]

Geoge Lynch様のインスト・ソロ・アルバムです。
輸入盤で購入したら、その後で日本盤のリリースの案内が出てきました。
日本盤はボーナストラックが4曲も入ってますね。
もうちょっと早くリリース案内を出してくれてたらなぁ。


Babylon / Lynch Mob

Babylon

Dokkenとほぼ同じ時期にリリースされるとうのも、ちょっと因縁めいてますが、Lynchさんが意図的にしたわけではなく、たまたまでしょうね。
最近のLynchさんのアルバムリリースペースは、なんか異常なくらいに、頻繁なので。
CDが売れないから、そのくらい速いペースで音源制作をしないと、収入が苦しいみたいなことを言われてましたが、他のミュージシャンはどうなんでしょうね?


Heaven Comes Down / Dokken

Heaven Comes Down 

Don Dokkenさんのインタビューによると、これが最後のアルバムだそうです。
片腕が上手く動かせない状態だそうで、ギターが弾けないために、もう曲を書けないそうで。
このアルバムは、書き溜めていた曲を使っているようですが。
歌は今でも素晴らしいんですけどねぇ。

 

Code Red / Primal Fear

 Code Red

今回のアルバムは、世の中に起きている(特にウクライナ辺り)事柄に、危機感を抱いて、それをテーマに作成されたそうです。
code red - 厳戒警報。
いつまで経っても、状況が動かない、他人事で自分は関係ないと無視する。
しかし、いつかは自分の身に降り掛かってくる。
そのためには、今どうすべきか。どう準備すべきか。その時にはどう動くべきか。


2024年1月2日火曜日

『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』

 『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』 2023エディション (通常盤)(SHM-CD)(2枚組) 

『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』 2023エディション (通常盤)(SHM-CD)(2枚組)  

最後の新曲リリースに伴い、ベスト盤の所謂赤盤青盤が、AIを使って原盤から音をパートごとに分離するデミックスをして、それを再ミックスしたものです。
元のモノラルがステレオになっていたり、各楽器がちゃんと分離して配置されているので、現代的なステレオ録音として聴けるようになっています。
そういう操作をしただけで、かなり印象が変わるんですよね。
最後の新曲も収められているので、ビートルズが好きな方は、買う価値ありだと思います。

どうせなら、解散後にリリースされた他の新曲も収めてほしかったなぁ。

 

BRIDGES / LUKATHER

 ブリッジズ

日本盤では「スティーブ・ルカサー」名義ですが、原盤では「LUKATHER」名義という謎なことに。
ルカサー個人ソロアルバムというよりも、TOTOに近い感じになっているようか、意図的にそういうアルバムにしているので、そのせいで名義がそうなったのかな?

 

Sin / VANDENBERG

 Sin

Vandenberg復活第二弾。
今回はヴォーカルにMats Leven氏を採用。
それにつけても、エイドリアンさんは何で空飛ぶ鮫が好きなんだろうか?


SHERINIAN/PHILLIPS LIVE

 SHERINIAN/PHILLIPS LIVE

シェリニアン/フィリップス・ライヴ 

日本盤が出る前に輸入盤の方を買ってしまいましたが、ボーナストラックもないようなので、まあいいか。(今の販売価格は輸入盤のほうが若干高いけど…)
テクニカル集団のインストというと、テクニックの応酬で終止することが多いような先入観があるのですが、デレクさんの作品はテクニックの応酬がありつつも、しっかりと音楽を聴かせてくれます。

 

Sinner Rides Again / K.K's Priest

 ザ・シナー・ライズ・アゲイン [日本盤ボーナス・トラック2曲] 

K.K.様の復活第二弾。
今回もRipperがヴォーカルを勤めていますが、冒頭の曲のハイトーンが丸っ切るあの方の感じで、ゲスト出演しているのか?と思ってしまいました。
2ndギタリストのA.J.さんは、K.K.様のハイスクルール時代の同級生の息子さんで、子供の頃からの知り合いだそうですが、2曲共作もしており、これから注目のギタリストになりそうです。
前作よりも、よりPriestっぽい作品になってます。


Bleed Out / Within Temptation

 Within Temptation - Bleed Out (Limited Edition Digipack) 

Within Temptationは日本でも人気があるバンドだと思うのですが、何故か今回は日本盤の発売はなさげ。
これまでの路線で変わりはないですが、Sharonさんの上手さも相変わらずです。


2024年1月1日月曜日

天皇の日本史 / 井沢 元彦

 天皇の日本史

こういうことを、中高の歴史の授業で教えていないのが、今の日本の問題なんでしょうね。
他の国なら常識であることが、今の日本では非常識になってしまってます。


ゲノムでたどる 古代の日本列島 / 斎藤 成也, 山田 康弘, 太田 博樹, 内藤 健, 神澤 秀明, 菅 裕

 ゲノムでたどる 古代の日本列島

この手の書籍は結構発刊されているので、みな興味があるのでしょうね。
でもまだまだ日本人のルーツは謎が多いです。
あずきのルーツに関する研究報告は興味深かったです。

 

日本史を支えてきた和紙の話 / 朽見 行雄

 日本史を支えてきた和紙の話

 和紙の凄さというのは、現代日本人には理解がなかなかできないのですが、本書を読めばその凄さが少しは分かるのではないかと思います。
現代でも、和紙を洋紙のように量産する製紙会社がいくつか存在します。
(私の知っている伊勢和紙の会社が、本書には出てこないのが残念ですが)
日本の文化に欠かせない和紙を、人々が見直して、絶えることがないよう願います。


やはり義経はチンギス・ハーンだった フォルモロジーからの再検証 / 田中 英道

 やはり義経はチンギス・ハーンだった フォルモロジーからの再検証

昔から噂レベルである説なのですが、まじめに検討した人はほとんどいないんじゃないかな。
むりやり的な部分もありますが、それなりに筋が通っている部分もあります。
信じるかどうかは、一読してから考える価値があると思います。
私は信じるかというと、ちょっと根拠が物足りないなぁという感じです。

藤原氏の1300年 超名門一族で読み解く日本史 / 京谷 一樹

藤原氏の1300年 超名門一族で読み解く日本史 (朝日新書)  

日本史に名を残す藤原氏の人々を解説しているのですが、結局のところ、何故藤原氏が権力を握り続けることができたのか?はわからないまま。
藤原氏が有能な政治家を育て上げるノウハウを持っていたのでしょうけど、血統主義の強い古代〜中世で、天皇家に次ぐ一門としてのし上がれたのかが不思議で仕方がないのです。


比べてみるとおもしろい「世界史と日本史」 / 倉山 満

 比べてみるとおもしろい「世界史と日本史」 (PHP文庫) 

西洋の悲惨な歴史を見ていると、日本は古代から平和だなぁとしか思えません。
欧州の文化に憧れるのも、こうやって比較するとアホらしくなって来ます。
日本の歴史と文化を、しっかりと見直しましょうよ。

 

希望の分子生物学: 私たちの「生命観」を書き換える / 黒田 裕樹

希望の分子生物学: 私たちの「生命観」を書き換える (NHK出版新書 709) 

最新の分子生物学の解説書です。
クリスパー9による遺伝子編集が発見されてから、一気に遺伝子の改編がかんたんにできるようになりましたが、他にも色々と個人向けのオーダーメイド医療だとか、人類の発展と進化が大きく変わろうとしています。
ここに書かれていることは、これからの常識として知っておいた方がいいでしょうね。


天下人の茶 / 伊東 潤

天下人の茶 (幻冬舎時代小説文庫 い 68-5) 

今では茶の道といえば千家。その創始者が千利休。その千利休をめぐる人々を語ることで、間接的に千利休を描くという手法の短編集です。
今では割とよく使われる手法ですが、誰が初めたんでしょうね?

それはさておき、伊東氏の作品に嵌り出してきました。
本作も歴史の裏に利休あり、というアイデアに、読み進みながらうーむと魘されてしまいました。

 

911代理店(5) ブラッド / 渡辺 裕之

911代理店(5) ブラッド (ハルキ文庫 わ 4-5) 

911代理店シリーズも5巻目に突入。
今回の舞台は信州。
今でも戦国武将として有名な真田家の人気は凄いのですかね?
まあ大阪でも今でも太閤秀吉は人気ですからね。

大名家の後裔の方々も、先祖の資産を保ち続けるのはかなりの負担になっているようで、跡取りがいないとか、相続税や維持費が払えないとか、大変らしいですが。


謹賀新年