2007年7月3日火曜日
敵は海賊・正義の眼 / 神林長平
10年振りの「敵は海賊」です。同じく10年振りの火星シリーズ完結編「膚の下」が刊行されていますが、メルヘンチックな作品に飽きて、原点回帰したのでしょうか?
「敵は海賊」の方はこれで完結ということもなく、まだまだどこまでも続くぞ的なエンディングですが、伝説の海賊ヨウメイの独白的な文章が入っています。こんなのは今までにはなかったと思うので、ひょっとしたらそれが作者のヨウメイとの決別の意志の現れなのかも知れません。
「自分勝手な理屈をこねてやりたい放題するのはこのヨウメイだけがやっていいことなのだ」
若いときにはこういうのを「自由」と勘違いするのですが、伝説の海賊はそんな低レベルな勘違いはしませんな。やりたい放題したツケは全て自分一人で責任を負うわけで。
社会のルールを嫌って反抗した連中が、更に厳しい仲間の掟というやつに縛られて徒党を組むのとはレベルが100億倍くらい違います。
しかしヨウメイのヨウの字が、Webでは表現できんのよね。第3水準くらいなのかな?
2007年7月1日日曜日
【BMW雑記帳】今月の雑誌からは
BMWネタは大きいのは見あたりませんでした。メルセデスの新Cクラス試乗記で、比較に引っ張り出されている程度でしょうか。
スクープネタとしては、1シリーズの3BOXクーペに加えて、何とX1がキャッチされています。X5/X3が好調で、X7を開発中というスクープが数ヶ月前にあったと思いますが、今度は小さい方にもラインアップを拡張するようですね。アメリカだけでなく日本みたいな道が狭い上に未舗装路がない国でも、Xシリーズが人気なのですから変な話です。まあ今のSUVと呼ばれているクルマ(特に国産メーカーの)で、本当に林道のような未舗装路を走ったら、大変なことになるようですけどね。
BMWネタではないですが、トヨタはプリウスの製造に必要なエネルギーがカローラを製造するときよりも多いことをちゃんと広報で発表しているそうです。でもトータルではプリウスの方が消費エネルギーが少なくなるとなっているようなので、どこかで計算誤魔化してるのでしょうな。たぶん燃費計算を10モード燃費でやって、バッテリーの交換はなしという条件で計算していると思われます。LSもそうだったし。
スクープネタとしては、1シリーズの3BOXクーペに加えて、何とX1がキャッチされています。X5/X3が好調で、X7を開発中というスクープが数ヶ月前にあったと思いますが、今度は小さい方にもラインアップを拡張するようですね。アメリカだけでなく日本みたいな道が狭い上に未舗装路がない国でも、Xシリーズが人気なのですから変な話です。まあ今のSUVと呼ばれているクルマ(特に国産メーカーの)で、本当に林道のような未舗装路を走ったら、大変なことになるようですけどね。
BMWネタではないですが、トヨタはプリウスの製造に必要なエネルギーがカローラを製造するときよりも多いことをちゃんと広報で発表しているそうです。でもトータルではプリウスの方が消費エネルギーが少なくなるとなっているようなので、どこかで計算誤魔化してるのでしょうな。たぶん燃費計算を10モード燃費でやって、バッテリーの交換はなしという条件で計算していると思われます。LSもそうだったし。
LIVE ... In The Shadow Of The Blues / WHITESNAKE
Davidさん....衰えたなぁ....。
新曲4曲付きの2CDライブアルバムですが、ちょっと昔の面影がたまに感じえられる程度で、何も言われずに聴かされたら別の人が歌っていると思ったでしょうねぇ。声がまともに出てないよ。
近々、新アルバムを出すということですが...声が回復していることを祈ります。
HUMANITY - HOUR I / SCORPIONS
超ベテランバンド独逸の蠍団の新作は、敏腕プロデューサーの手によって素晴らしいものに仕上がっています。
マイケル・シェンカーやウリ・ロート在籍時には、常に革新的なHR/HMアルバムを立て続けに発表していたのですが、その後は低迷を続け、ここ10年程は彼等自身も何をやればいいのか迷い続けていた感じがします。
が、今回は正統派HR/HMバンドとしての本領を発揮というか原点回帰というか、正統的伝統的なHR/HMの世界に帰ってきています。かといって、昔の古くさい感じはなく現代的なHeavyなサウンドと伝統的な叙情的なメロディが組み合わさった、新生SCORPINSとでも謂うべきサウンドを聴かせてくれます。
これはお薦めですな。
【ZEISSコラム】 Carl Zeiss Makro-Planar T* F2/100mm ZF
「ARRI/ZEISS Master Prime optics from Hollywood」のフォーカシング技術を採用した初の写真用レンズで、素早いピント合わせが可能なんだそうなのですが、具体的にどういうメカニズムなのかは言及されておらず、普通のとはどこがどう違うのかよく判りません。
ほぼ1周に渡るフォーカシングリング稼働領域がそうなのかなとも思いましたが、MP50/2も同じようなフォーカシングリングなので、違うようです。
でもピントが合っているところと合っていないところがはっきりと判別できるシャープさは確かです。
作例は東レのトレシー眼鏡拭きを撮影したものですが、ピント合焦しているところがくっきりと1本の線として判りますね。そこだけ繊維がはっきりと浮かんでいます。ボケも素直で綺麗なのも判ると思います。
1/30s F2 最短44cm RAW現像により色温度と露出を調節、解像度を縮小しています。
これで発表されているZFレンズは全て発売になりましたが、この後の展開は如何に?
ほぼ1周に渡るフォーカシングリング稼働領域がそうなのかなとも思いましたが、MP50/2も同じようなフォーカシングリングなので、違うようです。
でもピントが合っているところと合っていないところがはっきりと判別できるシャープさは確かです。
作例は東レのトレシー眼鏡拭きを撮影したものですが、ピント合焦しているところがくっきりと1本の線として判りますね。そこだけ繊維がはっきりと浮かんでいます。ボケも素直で綺麗なのも判ると思います。
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S5Pro + Makro-Planar T* F2/100mm ZF |
1/30s F2 最短44cm RAW現像により色温度と露出を調節、解像度を縮小しています。
これで発表されているZFレンズは全て発売になりましたが、この後の展開は如何に?
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