2007年10月4日木曜日

GREY / たがみよしひさ



たがみよしひさというと「軽井沢シンドローム」を連想するのですが、こういうSFぽいものも描いていたのですね。
触発されて氏のSFっぽい作品を連チャンで買ってしまった...。
でも軽シンはSFっぽくなくので買ってません(笑)

GREY 下 (3)

化石(いし)の記憶 (Vol.1)

化石(いし)の記憶 (Vol.2) (秋田文庫 (22-4))

妖怪戦記 上 完全版 (1)

妖怪戦記 下 完全版 (3) (ぶんか社コミック文庫)



2007年9月30日日曜日

【BMW雑記帳】BMWとM

ル・ボランが「BMWとM」というタイトルでMモデルを中心としたBMW特集をしています。
他はあまりBMWネタは見あたりませんでした。国産車中心の雑誌はGT-RとIS-Fの特集で目一杯ですが。
BMWネタではないですが、大手書店の自動車コーナーで目について↓を買ってしまいました。






フェラーリもアストン・マーティンも高級車の代名詞となっている存在ですが、高級車の条件として「レースで常勝だったことがある」ということがあります。絶対条件でもないのですけどね。ランボルギニーというレースには一切出場せずに高級ブランドになった例もありますので。逆にレースに強ければ高級ブランドになれるかというとそうとも限りません。ホンダみたいに。
でもそれ以外の高級ブランドって、レースで強かった、という歴史が必ずといっていい程あります。
ロールス・ロイス、ベントレー、メルツェデス・ベンツ、BMW、ブガッティ、ジャガー、ロータス、ポルシェ、マセラティ、アルファ・ロメオなどなど、全てグランプリで優勝を重ねていた歴史があります。
現在でもグランプリで連勝を重ねていて、高級スポーツカーしか製造販売していないのは、世界中でフェラーリだけなので、フェラーリは孤高の存在として誰からも認められているのでしょうね。
またレースといっても、ラリーでは駄目ですし、ロードレースでもグランプリであることが必要なようです。日産、三菱、富士重工はラリーで連勝していた歴史を持っていますが、ラリーレーサーのベースとなった車が高級車とは認めて貰えたことはありません。AUDIがル・マン24時間耐久で連勝を続けていますが、F1にエントリーしているメルツェデスやBMWに高級車としてのステータスではまだまだ追いつけていません。
日本でもスカイラインGT-Rというと神話に近いレースでの連勝記録を持っており、スカイラインは売れなくともGT-Rだけは人気があるというのも、この神話のお陰でしょう。
それからいうと、レースで全くの実績がないレクサスにスポーツグレードのFとかを新設しても、全く有り難みは湧きませんよね。トヨタはF1にエントリーしていますが、全然勝てないし、レクサスではないですし。
最新のBMW Mモデルは、エンジンをF1と同じ工場で製造している、という謳い文句があるので有り難みがあるのですけど、レクサスFって何が特別なのでしょうね?
前にも書きましたけど、F1へのエントリーをトヨタではなくレクサスですべきだったと思います。そうすれば「レクサスFのFはF1のFだ」と言えたし、買う人も素直に納得できたでしょうから。
高級車の定義ってはっきりしていませんが、100〜50年くらい前までははっきりしてたんですよ。単純にグランプリで速い車が高級車でしたから。
そういうところのイメージ戦略は、現状BMWに一人勝ちですね。一般モデルとレースイメージを被せたMモデルをきっちりと差別化することに成功していますし、BMW F1=Mというイメージもはっきりしていて、MモデルはF1に直結するモデルであると(実際には全然異なっていても)ユーザーに妄想させることに成功しているからです。