2011年8月6日土曜日

プラチナタウン / 楡周平



前にも書いたけど、何故に楡周平氏の小説はこんなにも面白いのだろうか?
今回のテーマは地方再生と高齢者福祉の合わせ技。
これからの日本を考えると、こういうアイデアは実現化されて当然だと思うのですが、動こうとする自治体も企業もありそうにない。
たぶん、そのどちらの長も、こういう小説など読んだりはしないのでしょうね。

2011年8月5日金曜日

NIKITA Season1



アジア系のマギー・Qさんがニキータ役というのが違和感ありまくりだし、ともちんがマギーさんと同じ赤いドレスに身を包んでプロモーションしてるのなどは笑うしかない。
けどマギー・Qさんは好きな女優なので(ちなみに板野友美もAKB48の中では一番好きですが)、タイトルは気にしないことにして買ってしまいました。

まあニキータというタイトルを気にしなければ、面白いです。
つーか今時ニキータに思い入れあるファンっているのか?
若い美貌の女性が暗殺者というキャラクター設定が、映画やTVシリーズで使いやすいから使ったって感じですわな。本筋もほとんど映画ニキータからは引き継いでいるものはないし。
マギーさんのアクションを楽しめるストーリー設定になっています。

組織の教育係アマンダ役のメリンダ・クラークさんが、妖しい雰囲気を振り巻きまくってます。
露出度は全然低いのに、異様にセクシーな妖しさを出してるんですよ。歩き方とか手つきとか表情とか。
目の色が淡い紫かかった灰色で、それが妖しさを増幅させているのかも。

NIKITA / ニキータ 〈ファースト・シーズン〉 コレクターズ・ボックス1 [DVD]

2011年8月4日木曜日

TAKASAGO ARMY / CHTHONIC



話題の台湾DEATH METAL BANDの新譜です。
DEATH METALはあまり聴かないので、このバンドは知らなかったのですが、話題になっているというので買ってみました。
出来はかなりいいです。

が、

基本的に濁声のヴォーカルが苦手なので、私の好みには合わない。

演奏、楽曲、録音のレベルは非常に高いと思います。
この手のが好きな人にはお奨めできるでしょうね。

2011年8月3日水曜日

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー / 五代ゆう



同名のゲームがありますが、本作はそのゲームと舞台を同一にした小説です。設定は共通ですが、ゲームを小説化したわけでも、小説をゲーム化したわけでもなく、同一のコンセプトを元にそれぞれが独立で制作されているのだとか。
現在のところ3巻までが発刊されていて、全5巻の予定だそうです。(4巻は8/25発売予定らしい)

1巻目は銃と魔獣の戦いの世界で、ちょっと陳腐かなぁと思いつつ2巻目に突入。徐々に単なる戦闘ストーリーではなくなっていき、舞台の背景が読者には何となく予想がつき始め、最後では舞台がガラッと変わって一体作者はこれからどう始末を付ける気だ?というところで終わり。
3巻は全く世界が変わって、正調な近代SFが始まり、これまでの話とどう繋がるねん?と読み進めていく内に解き明かされていく。
そして、4巻をひたすら待ちわびる自分がいます。
こういうストーリーの進め方というのは、他に覚えがないので、新鮮な感じがします。
作者の用意した蟻地獄に引き摺り込まれていく感覚が心地よいのです。

題名に付けられている「クォンタムデビルサーガ」の意味は、3巻目でやっと理解できます。
「アバタールチューナー」の意味が判るのは、4巻目だろうか、5巻目になるのだろうか?

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅡ (ハヤカワ文庫JA)
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅢ (ハヤカワ文庫JA)

2011年8月2日火曜日

【MacBook Air】ATOK2011にアップデートするもLionにはまだ行けず

MacBook Airには、Apple製以外のアプリはほとんどインストールしておらず、FirefoxKasperskyATOK、twiteerクライアントくらいです。
これらが一通りLionに対応できたので、いよいよLionにUpdateできるなと思ったけど、一つ大事なのを忘れていたことに気が付きました。
UQ Maxのデータ端末で接続するためのユーティリティです。これが「Mac OS 10.7には対応しておりません」とそっけなく書かれているだけ。
こりゃやっぱりEVOを買えってことかよ?

2011年7月31日日曜日

Kaspersky Anti-Virus for MacがMac OS X v10.7(Lion)に対応

案内のメールはまだ来ていないのですが(日曜だからか?)、mixiのMacBook Airのコミュで、対応されたという投稿がありました。
最新プログラム Kaspersky Anti-Virus for Mac
取り敢えず、Mac miniとMacBook Airの両方をアップデートしました。
ややこしいのは、バージョン番号だけではLion対応かどうかが判別できないこと。
上のリンク先をよく読んで確認してください。

これで、ATOKの最新版を購入して入れ替えれば、MacBook Airの方はLionに上げられます。
AirをLionにすれば、公式にLionへの対応発表がないアプリの動作検証(といっても起動確認くらいしかできないでしょうけど)ができるぞ。

【BMW雑記帳】BMWの現在進行形



今月のル・ボランは「BMWの現在進行形」と題して、最新のBMWを大特集です。
先月が「メルセデス大作戦」だったから、来月はAUDIの特集かなと思ったら「ドイツ車の○と×」だそうで。ここのところ、BENZ/BMWを抜きそうな勢いのAUDIですが、まだ2大巨頭に追いつくには時間が掛かるのかな。そういや家の近所にAUDIの店舗が数年前にできたのですが、あっという間に閉店しました。そこはその前はAlfaの店舗だったのですが、それも5年くらいで閉店に追い込まれたし。場所が悪いのかなぁ。近所に国産車の店舗は大量にあるし、MINIの店舗もすぐ近くなのですが。

マガジンXで、次期MINIのスクープが出ています。
ラインナップを拡大中のMINIですが、それに対応できるプラットフォームに進化するのだとか。
噂のFF方式のBMWも、このプラットフォームを共用するので、その対応もあるのでしょうね。
ひょっとすると、エンジンを共用しているプジョー・シトロエンとも提携を拡大して、シャーシも共用することになる...かな。

同誌には、BENZの次期AシリーズとそれをベースにしたBLSという4ドア・クーペのスクープもあります。
BLSの予想サイズが全長4200mm、全幅1695mm、全高1550mmという、日本車5ナンバーサイズで、家の子の後釜候補としては、正に理想のサイズです。でも次期Aシリーズが、4200mm/1820mm/1550mmと全幅以外は同じになっているのですが、写真を見る感じでは、どうもAシリーズとBLSのサイズを間違ってて入れ替わってるのではないかという気がします。まあ次期Aシリーズは、非常にすっきりとしたデザインになるみたいなので、こちらでも候補としては十分にありなのですが。

更にBMWの2/4/6の偶数シリーズのスクープもありますが、こちらは一番小さい2シリーズでもでかすぎて、家の子の後釜候補にはなりません。

WESTWOOD VIBRATE



行き付けの漫画専門店でなんか面白いのはないかなぁと探していて、楽器修理人(それも管楽器専門)が主人公という珍しい設定に興味を惹かれて買ってみました。
韓国人作家の漫画で、日本語翻訳版が日本で発売されているということですね。
ここ10年くらいの間に、韓国の漫画家でも素晴らしい作品を製作し、日本で翻訳版が発刊される人が増えてきていますね。
本作は舞台が南アフリカで、韓国らしいものはほとんど登場しません。主人公の部屋にハングル文字の書が飾られているくらいですね。
たぶん、作者の名前を伏せて読んだら、まず韓国人作家の作品と判る人はいないと思います。絵柄は、欧米作家のコミックとは全然異なる、日本の漫画家そっくりなので、在日の人かな?とも思ったくらいです。

ストーリーもよくできていて、面白いです。
2巻だけで完結してしまっているのが、非常に残念。

WESTWOOD VIBRATO 2 (サンデーGXコミックス)

Bourne Identity



邦題はそのままカタカナで「ボーン・アイデンティティー」で、「ボーン」を"Born"かと思っていて、「生まれながらの本性」みたいな意味かいなと思っていたのですが、それではなくて「ボーン」は"Bourne"という名前の主人公のこと。記憶を失った主人公が自分が自分であることの証拠を求めて...というストーリーですな。
頼むからもっとストーリーが判るような邦題を付けてくれんもんかい。

マット・デイモン主演の人気作で、これがヒットして、ボーン・シリーズとして続いていくわけですが、確かに面白いです。マットのアクションも、失った自分の過去を追い掛けていく手法も、ドンデン返しが連続で起こるストーリーも秀逸です。

2002年製作なのですが、米国政府特殊部門の監視ルームのコンピュータ・ディスプレイが、まだ全部CRTなのですよね。たった9年前なのに、妙に古くさく感じてしまう。ダイアモンドトロン管に執着していた頃が懐かしいですわ。