2005年7月14日木曜日

ヒューマン −人類−

ハヤカワ文庫SF ロバート・J・ソウヤー著 内田 昌之 訳
ホニミッド −原人−の続編です。
なんでもこのシリーズは3部作で、もう1作続きがあるそうです。
解説で、ネアンデルタール人である主人公は実は作者の投影である、というようなことが書かれています。
ネアンデルタール人の思想とか物の考え方とかは、すなわち作者の思想や考え方であると。
ネアンデルタール人の考え方として描かれている思想には、共感を覚えます。
ただ誰もが、男配偶者と女配偶者の両方と婚姻関係を持つというのは...動物の世界でも例がないですからねぇ。


2005年7月12日火曜日

鬼の剣 十兵衛刺客始末

ハルキ文庫刊 田中 光二 著
一心剣シリーズで、文庫書き下ろし時代劇小説を執筆中の氏ですが、今度は柳生十兵衛を主人公にした、剣客時代劇です。
これもかなりの面白さで、あっという間に読んでしまいました。
さてしかし、これはシリーズになるのだろうか?


2005年7月10日日曜日

【BMW雑記帳】車検に出して来ました

ディーラーでちょうどキャンペーンをやっていて、マグネシウム合金と鉄の重さの違いを実感して貰うために、それぞれの材質で作られたサイコロを配っていました。

写真では判りませんが、持つとマグネシウムの軽さに唖然とします。

辰巳出版から「M3完全チューニング&メンテナンス M3の栄光と真実」というムック本が出版されています。
思わず買ってしまいました(苦笑)
今まで謎だった、S52/54のエンジンブロックに付いて、ついに明らかにされています。
スモール・シックスのブロックをそのまま使ったように言われていましたが、それにしてはどうも変だなと思ってました。スモール・シックスのブロックそのままで3Lというのは、どうも無理があるぞと。
実際は、ベースはその通りなのですが、ストロークを延長し、かつコンロッド長を十分に取るため、ブロックの高さを6mm高くしているんです。これだと金型の変更が必要なはずなので、実際には非常に似通った別物と言えるでしょうね。
Mのエンジンは、BMWのノーマル車のエンジンをチューニングしたように思われていますが、実際にはエンジン・ブロックから設計をやり直しているわけで、チューニングの域を超えています。
最新のM5/M6に採用されているV10エンジンなどは、ブロックから新設計ですから、チューナーとは完全にやっている仕事のレベルが違います。
他のメーカーのスペシャル・バージョンは、チューナーがやっていることと、レベル的には同じなので、その観点からもMは特別と言えるでしょうね。

MuVo TX 1GBのソフトウェア・アップデート

調子よく使えていたMuVoですが、1GBの容量目一杯近くまでファイルを放り込んでやったところ、再生中に突然電源がOFFになる現象が発生。
一度FATでフォーマットし直して、ファイルも少な目にしてみたけど、現象が変わらず。
悩んでいたところ、Creativeのソフトウェアアップデートがあることを知り、アップデートしてみました。
最新のにアップデートし、これまでのFATではなく、FAT32でフォーマットし直し、ファイルを入れて見たところ、突然電源が切れる現象はなくなりました。
さて、問題はこれで1GB目一杯詰め込んだらどうなるかだな。