2005年12月31日土曜日

mouse computer m-book GW

現在の仕事先のPCは、契約により自分で買って持ち込むことになっています。
今年の1月からそこに行っているのですが、行く前からPCは自分持ちとは聞いていたのですが、実際に現場に行ってみたら、
・一度持ち込んだら、持ち出すにはPC内の開発対象のソースとかが消されているかどうかのチェックが必要。
・必要なリソースがHDDは最低40GB、メモリは512MB必要。
とかで、それまでの仕事先で使用していたノートPCでは全く対応できないことが判明。
慌てて日本橋に行って、HP nx9030でHDD 60GB、メモリ512MBのを上新で見つけて、それを購入してずっと使っていました。
が、モニタの解像度が1024x768と画面が小さく、またHDDの回転速度が低いため、ビルドに非常に時間がかかるわ、複数のアプリを同時に立ち上げるとスワップが遅くてアプリがスムーズに動かないわで、作業が捗らずイライラし通しでした。まあそれでも今までの担当モジュールは、ソースサイズも比較的小さく、機能もそれ程多くはないので、絶対的な作業量が少なくて、大して障害とはなっていませんでした。



が、今月から別のモジュールに担当が変わり、そちらはソースコードは膨大な上に、他のモジュールへの影響が多く、非力なマシンではとても仕事になりません。
それで新しく強力なPCが欲しいと思っていたのですが、ちょうどマウスコンピュータから、17インチ解像度1680x1050のモニタ搭載m-Book GWという強力なノートPCが登場。値段も20万円をちょっと超える程度と、スペックを考えればお得なもので、作業効率を考えて思い切って買うことにしました。
最初はスペックの高い760の方にしようかと思っていたのですが、OSにXP Professionalを載せると結構高くなってしまうため、750で我慢することにしました。それでもメモリが1GBもあるし、HDDは80GBと不必要なくらいあるし、CPUスペックも問題なしです。
まだ、OSと若干のアプリをインストールした程度ですが、サクサクどころがビュンビュン動く感じで、非常に快適です。キーボードも結構タッチ感触がよく、しかもテンキー装備なので、これなら外部キーボードを使う必要はないかもしれません。もっとも私はメカニカルキーのガチャガチャしたタッチが好きなので、今まで通り外部キーを使い続けると思いますが。
画面が広いのは、やっぱりいいですね。できればビューポートが使えるともっといいのですが...最近はLinux系でもビューポート対応のWindowManagerがなくなって来ていますから、一般世間では使う人はほとんどいないのでしょうね。

嶋 左近

学研M文庫刊 近衛 龍春 著
「三成に過ぎたるもの2つ。島の左近に佐和山の城」と詠われ、その武功を称えられた嶋左近丞清興の半生を描いたものです。なぜ生涯ではなく半生かというと、嶋左近が誕生してから筒井順慶の家臣であった頃までは、記録がほとんどなく不明だからだそうです。何しろ生年や生地もはっきりしていないらしいですから。
近衛氏は膨大な資料に基づいた、正確な記述が特徴で、そのため記録が残っておらずはっきりとしない前半生を勝手な憶測で書くことを避けたのでしょう。まあどのみち嶋左近の人生で、波瀾万丈で読んでいて面白いのは、仕えていた筒井順慶の死後、豊臣秀吉の直臣になってからでしょうし。
秀吉の死後、左近がそれまで寄騎として仕えていた石田三成に請われて家臣となるとき、三成は自分の所領1万5千石全てを嶋左近に与えてた、という話は前々から聞いていたのですが、そんなことをして他の家臣の分はどうやって賄ったのか不思議でした。が、その頃三成は豊臣の直轄地の多数を代官として治めており、そちらでの所得があったので可能だったようです。
その後、三成は佐和山の15万石を所領するのですが、ひょっとするとその時にはすぐに所領が増えることを計算に入れていたのかもしれません。
いずれにしても、そういう無茶なことをしてまで家臣に欲しがったのは、嶋左近という武将が如何に優れた武将であるかということと共に、三成は自分は文官としていくら優秀でも、戦国の世を生き抜いてきた武官達とやり合うためには、何が自分に欠けているかよく知っていたということでもあると思います。



2005年12月25日日曜日

【BMW雑記帳】BMWネタなし

相も変わらず車にはほとんど乗っていないので(苦笑)
今月は国産車雑誌の発売が少し早めになっているようです。ここ十年くらいは、RVとかミニバンとかが流行で、今までセダンを購入していたファミリー層がRVやミニバンを購入するようになってきていて苦戦状態です。また同時に、若い世代もスポーツクーペの購入が減ってきていて、RV系を購入する人が増えています。
このため、ここのところ国産メーカーのスポーツカー&スポーティーカーは壊滅状態でしたが、マツダのロードスターや輸入車の類似車種が好調なこと、日産のZの好調とGT-Rの話題などなどで、トヨタやホンダを始めとする各メーカーがスポーツカーの開発に注力しており、来年から再来年にかけては、新型のスポーツカー&スポーティークーペの発売が目白押しな模様です。
トヨタが東京モーターショーで発表したV10搭載のスーパースポーツも発売が決定している他、2L〜3Lクラスのスポーツカー(スープラ復活?)や2L以下のコンパクト・スポーツクーペ(AE86復活?)も噂されています。
ホンダもデカビートと噂される1L〜1.6Lクラスの大型ビートの他に、2L前後のスポーツカーが噂に上がっているようです。S2200のクーペ版でしょうか?
他にも三菱やマツダが色々と隠し球を用意しているそうです。
こういう状況になると、欧州組はどう出るでしょうか?ここのところ欧州メーカーは、5L前後の大パワースポーツばかりに注力しており、2L前後の小型スポーツには関心がないように思われます。
国産メーカーが小型スポーツクーペに注力して成功すれば、当然欧州メーカーもその手のモデルを出してくるでしょうね。
BMWも116iの3ドアクーペ版が来年秋に発売という噂もありますから、すでに開発を初めているのかもしれませんが。
116iの超ショートストロークなエンジンは、非常に楽しいので、小型軽量な3ドアスポーツクーペボディに載せてくれたらいいのですけどね!