2013年2月16日土曜日

Cambridge Audio DAC Magic Plus



ステレオ誌付属のLXU-OT2を弄っている内に、ちゃんとしたUSB DACが欲しくなり、色々と調べた結果、英吉利は剣橋にあるオーディオメーカーのを買うことになりました。
BitPerfectのオーバーサンプリング効果もよかったのですが、ソフトウェアでのアップサンプリングはMac miniには向かないようなのと、BitPerfectでアップサンプリングされるのがiTunes音源のみのため、音源に関わらずアップサンプリングしてくれるものを探すと、USB DAC自身にアップサンプリング機能が付いている方がよいなと。
最初は仕事仲間と、欧州で話題という中国のガレージメーカー品を輸入しようかと考えたのですが、eBayで色々とUSB DACを漁っていると、Cambridge Audio DAC Magic Plusを安く出している業者がおり、更に値切り交渉OKだったので試しに値切ってみたところ、結局送料込みで5万円を切る値段で買えました。(その時のUSDレートは90円ちょい)
日本での最安値よりも1万3千円くらい安いので、メーカー保証が効かないリスクはありますけど、届いてから2週間程経過して順調に動いているので、結果的にラッキーだったなと。
(ちなみに出品者は本品を2台だけ出品していて、常にこの値段で出しているわけではないので、常にeBayで安く買えるわけではないです。普通に出品されているのだと、送料込みだと日本で買う方が安いです)

Cambridge Audioの価格が高い製品には、ATF Upsamplingという瑞西の音響研究会社で開発された技術によるソフトを、Analog Devices社とIntel社が開発したBlackfinという32bit DSPで処理するという、優れたアップサンプリング機能が搭載されています。
Cambridge Audio DacMagic 100 [Silver] ケンブリッジオーディオ 192kHz/24bit入力対応 USB DACというお手頃価格のDACには、このATFが搭載されていないのですよね。
また中国のガレージメーカー品のアップサンプリング品は、ここまで賢いアップサンプリング機能ではないのです。

到着して、始めにMac miniの光出力を繫いで聴いたのですが、あまりいい音ではなくがっかりしたのですが、USB接続に切り替え、USB入力のサンプル周波数設定を192kHzにし直し、デジタルフィルター設定をやり直して、と設定を変えていく内にドンドンよくなり、最終的に「うわ、こんなに色んな音が今まで聞こえてなかったのか!」と、もっと早くDACをまともなものにしておけばよかったと後悔するくらいに、凄い表現力のある音になってくれました。

こうなるとですね、今使っているSTAXのイアスピーカのアンプが、音質のボトルネックになっているんじゃないかという気がしてくることしきり。
人の欲望の果てしなさには、困ったもんだ。

【ZEISSコラム】3本のF1.4/35mm

今、私の手元にはF1.4/35mmのレンズが3本あります。
・CONTAX Distagon T* F1.4/35mm AEGのマウント改造品
・Ditagon T* F1.4/35mm ZF.2
・SIGMA F1.4/35mm DG HSM
この3本で女性を撮影して比較してみました。
全て最短開放です。



分光透過率はSIGMAとZF.2が同じくらいによく、CONTAXは時代が古いため少し劣ります。
でも作例の露出が変わらないのは、RAW現像時に色と露出を揃えるように調整しているからです。

まあこのサイズに縮小したら、全く区別は付きません。
でも撮影している時のピント合わせは、SIGMAがマニュアルでも一番楽で、次いでZF.2、最後がCONTAXになります。
でもCONTAXも、結構ピントの山がはっきりしていて、合わせやすいんですけどね。

SIGMAはボケが堅いという人がいますが、それはSIGMAのピントが合っている部分が、35mm/F1.4としては常識外れに高いMTF値を示しており、よってその前後のピントを外れた部分でも他のレンズよりもMTF値が高くなり、像が崩れないためにそう見えるのではないかと思います。
モデルの子の肌の調子がよくないので作例としてどうかと思いましたが、むしろ測定性能値のよさとポートレートでの善し悪しは別だということがよく判るかなと思います。
SIGMA Art Lineの凄さがよく判りますね。
逆にいえば、ポートレートを撮るときは、製造の時代が旧いレンズの方がモデルには喜ばれる理由も判ると思います。

2013年2月10日日曜日

【くるまのおと】Stingray comes back!



Corvette Stingray復活!
American Sport Carの象徴ともいうべき、Vetteが、あのStingrayの名前を復活させると。
一度倒産したGMですが、クルマ造りの底力は凄いですからね。

GMに限らず、Fordといい、Chryslerといい、マッスル・スポーツカーを頑張って造り続けています。
その点、日本のメーカーの情けないこと。
辛うじて日産がZとRを造り続けている程度ですからね。
いくらスポーツカーが売れないからといっても、実際に売れるのはSRVばかりだからといっても、憬れになるような車種のないメーカーのクルマは買いたくないよね。

大学生の頃は、Corvette Stingrayに憧れてました。
だってめちゃくちゃカッコいいんだもの。
更にアメリカのメーカーは、レーシング用の改造パーツを純正で出していて、それを使ったストリートカーも多かったんですよね。
その頃の日本では、排ガス規制のこともあって、クルマを改造するのは極悪残虐な行為と扱われていたのと、全く正反対で。
でも、日本でもレーシング用のスモールエンジンブロックLT-1を組み込んだ改造Corvetteに乗っている人が結構いたんですよね。
アメリカ車なら改造車でも、何故か堂々と車検が通ったんですわ。

今でもアメリカ車は、純正レーシングパーツを販売しているんでしょうか?
昔のアメリカでは、サンデーレーシングという、親しい地域の仲間が毎週末集まってレースを行うのが普通でした。
そのために純正レーシングパーツがよく売れたんでしょうけど。

それにつけても、今度のCorvetteもカッコええなぁ。
まあ私には買えませんけど。
アメリカン・マッスルを買うにしてもMustangベースのコブラ買いますけど(笑)
でもVetteには憧れます。