あるテーマに則して、時代ごとに別々の作家が物語を繋いでいくという企画の下に書かれた、武家時代を描いた小説です。
天野氏は、最近注目している作家さんなのですが、読みやすく流れのいい文章で、結構分厚い文庫本にも関わらず、サクサクと楽しんで読めました。
ただ…この元になっているテーマが…私的には安直過ぎるというかなんというか…。
なので、このシリーズの他の作家さんのを読む気にならなかったのが残念ですね。
2023年5月28日日曜日
もののふの国 / 天野 純希
核DNA解析でたどる 日本人の源流 / 斎藤 成也
2017年に発刊されたものに、その後5年間に判明した最新情報を加えて、文庫化されたものです。
日本人がどこから来たのか?我々日本人には興味の尽きない問題ですが、核DNAを詳細に解析できるようになって、少しづつ明らかになって来ているようです。
とはいえ、まだまだ完全といえるような答えは出てないようですが。
血の代償-オッドアイ / 渡辺 裕之
オッドアイ・シリーズの第8弾です。
思ったより長く続くなぁ。
こちらも主人公が、NCISの幹部と懇意になって、日米の橋渡しをするという、現実ではあり得ない設定になって来てて、話に現実味が薄れて来ていますが、それでも日本と米国の関係について、押さえておかないといけないポイントはしっかりと押さえて、物語中でさりげなくしかし分かりやすく解説されています。
HORNS for a HALO / ELEGANT WEAPONS
Judas PriestのギタリストRichie Faulknerさんと、ドラムのScott Travisさんが、ヴォーカルにRonnie Romeroを起用して、新たなプロジェクトを始動。
とはいえ、RichieさんもScottさんも、Priestを脱退したわけではなく、Judas Priestの新作を製作中らしいので、このプロジェクトも一時的なものらしいですが。
にしてもまたRonnie Romeroかぁ、と思ってしまうのですが、この手のヴォーカリストは「絶滅危惧種」で、若手では他にいないみたいですね。
heart & sacrifice / SWEET & LYNCH
6年ぶりにお二人のコンビが復活。
今回で3作目になりますが、前2作の感じそのままです。
いいリフとコードを書けるギタリストと、いい歌詞と歌メロ書けるヴォーカリストが組むと、素晴らしい曲が生まれるという見本のようなコンビですね。
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