2022年9月24日土曜日

縄文文明 世界中の教科書から消された歴史の真実 / 小名木善行

大東亜戦争後、GHQにより日本の大学教授は共産党の手先に入れ替わってしまい、日本は古代から貧しい文明度の低い劣った国だったという刷り込みをされ続けています。
しかしながら、縄文時代の遺跡調査と解析が進むにつれ、縄文文明は世界に先駆けて高度に発達した文明であったことが明らかになってきています。

縄文土器は(今現在までに発掘された中では)最古の土器であり、他にも世界最古の遺物が数々と発掘されています。
縄文時代の前の石器時代においても、実は世界最古の磨製石器が日本で発掘されているのですが、学会は磨製であるとは認めようとしません。
世界で最初に新石器時代に入ったのが日本であるというのは、中国共産党政府や朝鮮/韓国政府にとって非常に不味い事実のため、日本の学会はそれに忖度して、磨製石器を打製石器扱いにして新石器時代がなかったことにしてるのです。

縄文時代に文字がなかったというのが定説で、文字を伴う遺物や遺跡が見つかっていないのが、その根拠です。
しかし、実際には神代文字が刻まれた石などが見つかってはいるのですが、刻まれた時代を特定する術が、今のことろ見つかっていないため、後世の偽造という扱いになっています。
刻印の侵食具合でおおよその時代は推測できると思うのですが、その推定が学会には都合の悪い数値になるため、無視されているのでしょうね。
本書で、漢字は複数の印を組み合わせて作られているけど、大陸にはその元になった印が使われていた形跡がない、ことを問題視されています。
元になった印は、実は神代文字に似ており、縄文時代の日本から神代文字が大陸に伝わって、それを元に漢字が作られたのではないか、という推測をされています。
今後の研究次第ですが、全く根拠がない説でもなく、可能性はあると思いました。

この本を読むと、秀真傳というのは出鱈目ではなく、それなりに事実を(或いは事実の痕跡を)伝えているのではないかという気がしてきます。


2022年9月20日火曜日

死屍の導 警視庁特命捜査対策室九係 / 渡辺裕之

警視庁特命捜査シリーズ第三弾です。
今回は国内で話が進みますが、舞台は北海道です。
北海道といえば、ここ最近は中露共同軍事訓練とやらで、きな臭い感じですね。
ネタバレになりますが、今回のストーリーはそれにも関連しています。
そこに落とすか?!という感じのオチは流石です。