2003年12月4日木曜日

マルドゥック・スクランブル 排気

冲方 丁 著 早川書房 刊
燃焼の後半に続いて、カジノでの勝負が延々と続いて、この調子で本当に物語はちゃんと終わるのか?と心配になりましたが、最後の1/3は再びガンアクションです。
何にしても読んでいてわくわくさせられるのが、最後の最後まで続きます。
一つの物語は終わりましたが、主人公達の登場がまたそう遠くない日にあるのかも知れません。

2003年12月2日火曜日

ゴルゴ13

今週の週刊ポストと日経新聞の夕刊に、ゴルゴ13の作者である「さいとう・たかを」氏の紫綬褒章受章を記念してのインタビューが掲載されています。
面白いのは、この受章と同時期に、理容のためのに貢献した人に贈られる「チョキちゃん大賞」の第1回受賞者にもなったそうです。チョキちゃん大賞の受賞の理由は、理容店の客待ちに「ゴルゴ13」が一番置かれているからだそうです。
世の中の多くの人に愛される「劇画」家として、氏は紫綬褒章に負けないくらいの喜びをチョキちゃん大賞に感じるそうです。
これからも素晴らしい作品を書き続けて行って欲しいと思います。


2003年11月30日日曜日

マルドゥック・スクランブル 燃焼

冲方 丁 著 早川書房 刊
第1巻「圧縮」では、ガンアクションで話が展開されましたが、2巻目「燃焼」ではカジノでの戦いが中心になります。カードやルーレットでの戦いです。これがまた面白いのなんのって。

【BMW雑記帳】新型車か旧型車か

今月も車関係の雑誌が発売の時期になりましたが、ちょっと本屋でゆっくり立ち読みする暇がなくて、BMW関連の記事の確認がまだできておりません。来週にご期待下さい。
とはいえ、一応くるまにあだけは中身も確認せずに買ったのですが(笑)今月のくるまにあの特集はポルシェ911です。930から最新の996までで、どれを買うのがいいのか?お得なのか?の特集です。
同じようなことはBMWでも言えますよね。3シリーズもE21、E30、E36、E46のどれを買うのがいいのかって。流石にE21はもう程度のいい中古車はまず市場には出てこないでしょうから外すとして、安いE30を買って買値と同じくらい掛けてリフレッシュして毎年ン十万円のメンテナンス費用を費やすのと、そこそこのE36買って若干のリフレッシュ費用掛けて毎年十万円前後のメンテナンス費用を費やすのと、新車同様のSFW付きのE46買って何もせずに乗るのと、どれが一番得かってことですね。
国産車しか体験したことない方には、初期費用が掛かってもSFW付きのE46を選んで貰いたいです。でもとにかく車をいじくり倒すのが好きな方は、E30が面白いでしょう。あまりメンテナンスに気を使うのは嫌だけど、ちょこちょこと触りたい方はE36でしょうね。
このくるまにあのポルシェの特集でも同じことなんですよね。古いポルシェ(或いはフェラーリやベンツでも同じでしょうけど)を買っても、その後は安いなりに費用が嵩んで行き、程度のいい高めのと結局は同じくらいになってしまうのです。
この特集の中で実際的な金額が出ていますが、3年落ちの996を買って3年乗って売った場合は、買値+メンテ費用−下取り価格=450万円。930の場合は、リフレッシュ費用も考えると3年後に下取りとの差額は370万円。どちらの方が得だと思いますか?