2016年2月4日木曜日
異種間通信 / ジェニファー・フェナー ウェルズ
本作は著者の処女作で、米国で人気ということなので買ってみましたが...キリスト教圏の連中はやっぱりこの程度の物の見方しかできないのかとがっかりしました。
以上!
2016年1月31日日曜日
DYSTORIA / MEGADETH
前作からドラムとギターが交代。
なんとANGRAのキコが新ギタリスト。
ANGRAの活動は続けたまま、MEGADETHの正規メンバーとしても活動するそうです。
キコが加入したせいか、アコギとピアノがフィーチャーされた曲が入っています。
それ以外はいつものMEGADETHらしい、メタルな曲ですけどね。
忍者列伝 / 稲葉 博一
時代小説、それも忍者ものとなると、滑稽無糖なものが多いのですが、本作は比較的現実的で時代考証もちゃんとしていると思います。
とはいえ、史実というわけでもないので、あくまでフィクションですね。
なかなか面白いです。
本作は氏のデビュー作ということですが、初めてとは思えない読みやすい文章で、物語の世界に入りやすいです。
お陰で電車を乗り過ごしそうになりました(笑
続編があるそうなので、そちらが文庫化されたら読みたいです。
タネをまく縄文人 最新科学が覆す農耕の起源 / 小畑 弘己
縄文土器に残された圧痕というタネや虫の痕跡を調べて、農業の起源を調査している研究者のレポートです。
土器にタネや虫の痕が残されているというのは、ちょっと前に読んだ書籍にも書かれていたのですが、土器に何故そんなものが?と不思議だったのですが、どうも意図的に粘土に穀物を混ぜて製作しているのだとか。
焼き物の土には田んぼの底の方の土がいい、というような話もあるので、最初の方を読んでいた時には、穀物を育てていた畑や沼地の土を使っていたせいか?と考えたのですが、それならばコクゾウムシが混じるのは不自然だし、根や葉が検出されていないのも不自然だし、量も多過ぎる感じなので、やはり意図的に混ぜているみたいですね。
日本の農耕の起源が、これまで常識とされて来たことから、かなり変わってきており、「古代日本=文化的に遅れた国、古代中国と朝鮮=文化的先進国」というのは、単なる日本人の劣等感から来る思い込みである可能性が高くなって来ています。
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